4歳男児のオススメ絵本

 

母の望み通り、本当に絵本が大好きになった息子。寝る前の読み聞かせ習慣などで、親子で絵本ライフを満喫しています。絵本て本当に楽しいです。毎日2〜3冊は必ず読みます。図書館なども利用しています。

 

時間に余裕のある方は過去記事もぜひどうぞ。

kazenoya.hatenablog.com

この記事から3か月ほどが経過しましたが、まだまだお気に入り絵本は増え続けています。なので、息子が何度も何度もリクエストするものの中から11月以降に増えた「4歳児オススメ本」をピックアップしてみました。大人も楽しめるものが多いので、ぜひ親子で楽しんでみてください。

 

「おばけやしきにおひっこし」

おばけやしきにおひっこし

おばけやしきにおひっこし

 

 魔女の女の子がおばけやしきにお引っ越しします。なんてことのないストーリーですが、リズム感の良い文章が素敵です。女の子っぽいこの絵本に息子はなぜハマっているのか?不思議ですが本当に大好きです。

「おたすけこびとのまいごさがし」

おたすけこびとのまいごさがし

おたすけこびとのまいごさがし

 

 こちらも可愛らしい絵本。母的にも好き。公園の隣に住むおばあちゃんの仔猫を「おたすけこびと」が救出します。「小人さんたちのサイズはアリさんぐらいなのかな?」なんて親子で想像膨らませながら読んじゃいます。

「へりこぷたーのぷるたくん」 

ヘリコプターのぷるたくん (だいすき!のりもの絵本)

ヘリコプターのぷるたくん (だいすき!のりもの絵本)

 

 新型ヘリコプターのぷるたくんが、おっかなびっくりながらも初めての大活躍をするお話しです。思わず応援しちゃいたくなるぷるたくん。

「ちか100かいだてのいえ」

ちか100かいだてのいえ

ちか100かいだてのいえ

 

3冊とも持っている100階建てシリーズの中でも一番好きなのがこの「ちか」。なぜか息子は「つちの100階建て」と覚えている。 細かい部分を一緒に見だすと、なかなか寝られなくなります。自分の中の子ども心がくすぐられる。

「おばけとかくれんぼ」 

おばけとかくれんぼ (えほんとあそぼ)

おばけとかくれんぼ (えほんとあそぼ)

 

簡単な絵本ですが、一緒に本を触ったり、くるっとまわしたりしながら楽しんで読める絵本です。たくさんのおばけの名前をちゃんと覚えている息子の記憶力に驚く母。 

「おとうさんはウルトラマン

おとうさんはウルトラマン (ウルトラマンえほん)

おとうさんはウルトラマン (ウルトラマンえほん)

 

大人向けの絵本だよねぇと思いつつ、なぜか息子は大好き。お父さんの哀愁が漂います。長いし、台詞など、どこまで読んでいいのか分からず、リクエストされると「ちょっと疲れる…」と思いつつ読む絵本。内容的には楽しいんですけどね。

「すすめ!ゆきのきゅうじょたい」

すすめ!  ゆきのきゅうじょたい

すすめ! ゆきのきゅうじょたい

 

 山で降った大雪に救助隊が緊急出動。いろいろな人や動物たちを助け出し…。あんまり頻繁にはリクエストしませんが、定期的に読みたくなるようです。

「ゆきだるまのくに」

ゆきだるまのくに

ゆきだるまのくに

 

息子の通う保育園の園庭に作られた2つの雪だるま。ある朝ひとつ消えていたのですが、それを見て急に黙り込む息子。いろいろな先生に「どうしていなくなったの?」と聞いて回っていました。絵本の影響ってすごいですね!4歳ってまだまだファンタジーの世界に住んでいますよね。 この可愛らし部分を大切にしてあげたいです。

 

ペアレントトレーニング

アレントトレーニングという言葉を知っているでしょうか?

発達障害の子の育て方がわかる! ペアレント・トレーニング (健康ライブラリー)

発達障害の子の育て方がわかる! ペアレント・トレーニング (健康ライブラリー)

 

 主に、発達障害のある子どもの育児の手助けとなりうる手法を学ぶ、保護者のためのトレーニングです。簡単に言ってしまえば、子どものする「やってほしくない行動」を叱らずに減らし、良い部分をのばすアプローチ方法というのか…。まぁ、一般的な子育てにも本当に役に立つスキルだったりします。

私は仕事柄、こういったたぐいの講座や講習などを見聞きすることがあり、若干内用を聞きかじっています。

 

このペアレントトレーニングを、半年前の発達外来の診察で勧められました。私が、「子どもの治さなければならないような行動に対してどう対応したら良いのか?」というような質問をしたからなんですが…。

そして先日あった診察の際にペアレントトレーニングを受けたのか聞かれたのです。私は受けていませんでした。

そしてなんだかモヤモヤした気持ちのまま、このブログを書いています。

 

私は、子どもの将来を案じて本気で聞いているのです。「この子はこの子のままでいい」というのが主治医のスタンスです。「周囲がちゃんと支援の体制を」と。だからペアレントトレーニングも勧める。そのことは重々承知の上です。

ですが、

息子はこれから息子の人生を生きていかなくてはなりません。

その時私は、いないかも知れません。

息子はこれから学校へ通わなければなりません。

その時、良い先生や環境に恵まれるとは限りません。

私も出来る限り知ろうと努力はしますし、知った結果が悪ければ、改善しようと努力するでしょう。が、その現実を実際に生きるのは息子なのです。ずっと親が選んだ環境の中でだけ生きていくわけにはいかないのです。

 

だから、周囲の接し方や支援体制だけに頼りきってしまっていいのか?不安なのです。質の良い教育者や人間関係に恵まれるか否かの「運」まかせで、息子の人生が決まってしまいそうで…。

これから出会うであろう人の中には息子の特性を非難する人もあるでしょう。そんな時でも、非難に負けないメンタリティを育てた方が息子のためになるのではないか?そんな相談がしたかったのに、医者と私の立っている場所があまりにも違う気がして、なんだかちゃんと主張できずに帰ってきてしまいました。そこにモヤモヤしているのだと思います。

 

私は息子が1歳半ごろから猛烈な育児困難状態に陥り、試行錯誤しました。その過程ではイライラを息子にぶつけ、自己嫌悪でぐちゃぐちゃになったこともありました。今は、かなり落ち着いて息子と向き合えるようになったと思っています。ペアトレ式は取り入れず(全部ではありませんが)、自己主張や困った態度は全部、肯定して受け止めるようにしています。(ペアトレ式は外出時などを主に私のストレス値が高くなるので)私は仕事をしているので、どうしても時間が無い!とか、心に余裕が無い!体力的に限界!というような大人げない対応になってしまう時もあります。そんな時には、その日のうちに(直後、または寝る前が多い)心から謝るようにしています。「お母さん言い過ぎた。ごめんね。でも〜〜して欲しかったんだ。時間が無くなってとっても困ったから」というように。

これが正しい方法かどうかは分かりませんが、自分なりの最大の対応です。そして、息子には自分に対して苛立った対応をする人がいるかもしれないという学びになって欲しい、という願いもあります。息子に対してではなく、行動に苛立ったんだということも伝えたいなぁと思ってやっています。正直、かなり意識して苛立ちを見せている感さえあります。

私がなんにも苛立ちを見せずに育て、周囲の先生にもそう育てられ、社会に出て初めて自分の特性で苦労するなんて可哀想だと思うから。でも、私のそうした対応が二次障害を生んでしまうかもしれません。そういうもっと現実的なことも相談したかった。ダメですね。ちゃんと先生に伝えられなくて…。

 

息子はまだ診断がついていません。自閉タイプなのか?ADHDタイプなのかもはっきりしません。でも、診断されようがされまいが、息子の特性だか性格だかは変わりません。診断がついてから支援の方法を決めるのじゃなく、息子自身をちゃんと毎日近くで見られる自分が一番の理解者でありたい。特性とか発達障害とかの言葉に惑わされずに、ちゃんと息子の本質を見極めながら子育てしたいと思います。

 

調節性内斜視と子どもの遠視

昨日は息子、眼科でした。家から車で1時間弱のところにある、小児科・産婦人科の総合病院的な?ところです。息子は、この病院に発達外来でもお世話になっています。

2歳で判明した「調節性内斜視」

1歳半ごろ、左の黒目が寄ることがあると気にし始めたのが最初です。

近くの眼科に受診したのですが、息子のあまりの暴れん坊ぶりに「もうちょっと落ち着かないと診察できない」と言われて撃沈して帰ってきました。うちの息子ほどではなくても、小さな子どもの眼科って受診困難な場合が多いかもしれません。

その後2歳半に発達外来で、診察の際に先生から「他には何か気になることはありますか?」と言われ、「片目が寄ることがある」と相談しました。3歳検診で初めての視力検査的なものがある直前だったことを記憶しています。

 

集中して見ようとしたり、近くのものを見る時などだけ、一瞬片目が寄ります。そのまましばらく寄ったままのときもありました。

 

普段は普通だったのであまり気にしていませんでしたが、眼科医の診察を受けた結果、やはり「調節性内斜視」。遠視があって、近くのものが見えにくい状況のようでした。

 

その時から息子は眼鏡っ子です。眼科医が推奨するという柔らかくてかけやすい眼鏡を使っています。

フレーム、柄の部分などすべてのパーツが交換できます。経済的。うちは途中1度柄の部分を折りましたが、最低限の出費で済みました。柄は若干のサイズ調整にも対応します。

(2017.5追記します)

その後、またまた柄とフレームのつなぎ部分を折ってしまったため、フレームを買い直しました。保険での控除の上限に満たないのであれば、作り直しの時に全部作っておくと、スペアパーツとして使えたのになぁと後悔。これから作り直しの方はご参考に。

 

 調節性内斜視ってなんだ?

 

 

遊びに集中していたり、食べてい最中に息子の目が一瞬寄ることに気づいた時は、あまり気にも留めていませんでした。周囲に相談してみても「赤ちゃんって結構そういうことあるよ。大きくなったら自然に治る」と言われ…でもやっぱり気になる!ということでインターネットで調べてみたのです。

な〜んにも知らない私は調節性内斜視という言葉に始め「何じゃコレ?」状態で、ポカーンとしてしまいました。でも“斜視”という言葉に「ずっと治らないのかな〜?」とちょっと心配しました。

赤ちゃんはの視力は最初、ほとんど見えていない状態だそうです。成長に伴って少しずつ視力を獲得しますが、その過程で、2〜3歳で物をよく見ようとするようになって初めて判明することが多い病気です(後天性の場合。先天性調節性内斜視という症状もあるようです)。近くのものを見ようとすると、ピント合わせがうまく行かずに寄ってしまいます。

子どもの調節性内斜視は、遠視を持っている場合が多く、遠視を矯正する治療用の眼鏡をかけて視力を出し、脳への視覚からの刺激を増やして脳の見る力を育てるそうです。

子どもの遠視

子どもは背格好もまだ小さいですが、目玉もまた小さい。だから、焦点を結ぶのにちょっと大変。というのが子どもの遠視の本質。ある種しょうがない部分も。

3.遠視の症状 | 子どもの遠視 | 目についての健康情報 | 公益社団法人日本眼科医会

成長に伴って、眼球が大きくなると自然に治ることもあるようです。

 

ただ、産まれたときからぼんやり画像を見続けていると「世の中はぼんやり」と脳が覚えてしまうそう。そうなると、たとえ目の見る能力が育ったとしても、視力が上がらずに「弱視」が残ってしまうこともあるようです。

早めの治療が大切

子どもは視力が弱くても他と比べることが出来ませんから、「ぼんやり」当たり前と思い育ちます。そうすると、脳の方も“それが当たり前”となってしまいます。また、両眼で見る機能が育つ時期にちゃんと両目で見た経験を脳にもさせないと両眼視が出来なくなる可能性もあるそうです(具体的に言うと3D画像が見られません)。

 

息子は眼鏡をかけ始めて1年半。診断された時に「ずっと眼鏡ですか?」と先生に聞いたら、先生はそれには返答せずに「子どもの視力は8〜9歳まで成長します。3歳からの治療でも遅くはありませんよ」と言われました。

最初の眼科で諦めてしまい、眼鏡着用までに結局1年以上が経過してしまったことをずっと後悔していたので、ちゃんと見えるようになってほしいと祈るような気持ちでいた私は、この先生の言葉に救われました。幸い息子は嫌がることもなく眼鏡を気に入ってかけてくれました。

昨日は3D画像のチェックもあり、ちゃんと見えるようになっていて、矯正視力で左右ともに1.0見えるようになっていました。斜視もほとんど残っていないようでした。(検査の際、瞳孔を広げる目薬をするのですが、その薬のせいで少し目が寄ってしまいましたが)今後も遠視の矯正は必要と言われ、成長にあわせた新しいレンズの処方が出ました。また新しい眼鏡を作りにいかなければ!(ちなみに子どもの治療用眼鏡の購入は保険が適応され、控除申請が出来ます)

 

※2017.10.4後日談を書きました。よろしければお読みください。 

kazenoya.hatenablog.com

 

 

5度目のSST

 

このところ、子育て&仕事の双方ともが多忙を極めております。

そんな中、昨日、5回目のSSTがありました。

 

感染症シーズンだからなのか4人中2人しか参加者がおらず、集中力のない輩にはちょうど良い人数だったようで、息子…とっても素敵に出来ました!

OTの先生も「いまのこの子たちには、この人数が集中力が保てるギリギリの人数ということでしょう」と言っていました。2人って…まだまだ先は遠いです。 

ことば遊び絵カード no.7 動きのことば 1

ことば遊び絵カード no.7 動きのことば 1

 

息子たちのOT(作業療法)なり、SST(小集団)なり、ST(言語療法)では、「絵カード」というものが多用されます。いろんな単語や言葉を、どこまで理解しているのか客観的に見ることが出来てとっても便利です。私もリハで使っているのを見て「なるほど。こんなところが苦手なのか」と何度も気づかされました。

昨日のリハでは、任意で選んだ3枚ほどをフラッシュのように見せたり、単語を耳で聞かせました。後で指名されて答えるのですが、記憶力、集中力が残念だと、散々な結果となります。息子はこれがとても苦手です。

ユラユラしたり、机に突っ伏したりしてぜんぜん見てません。でも、隣の子がぽろっとしゃべった言葉で覚えていたりします。かなり先生の意図に反しています。

動詞の理解度を確認するために、先生が「乗る」とか「こぼす」とかの動詞だけを言い、広げたカードの中からふさわしいカードを選ぶプログラムでは、「(野菜を)切る」の時に「(服を)着る」を喜び勇んで選び、先生の困惑をかっていました。

 

とまぁ、アホなことを炸裂しつつも、全体的にこれまでで一番出来ていて、普段の病院帰りはどん底モードの私ですが、昨日はスキップしたいほどに幸せでした。些細な成功でこんなにもハッピーになれるなんて!息子はこれまで見たこともないような上機嫌な母に困惑していましたが…君のおかげなんだよ〜とハグしておきました。

 

PTAやばいって記事

 

見てていろいろ考えた。

ちなみにうちはPTAや小学校の現状見て驚くのはまだ2年先。

 

PTAって本来、子どもたちの学校生活をより良いものにするためのボランティア活動をする任意加入のものだったはず。だけど現実問題、ほぼルート的に加入する。いくら「任意」だとか「強制参加はダメ」だとか言ったところで子どものことを思えばあんまりなことも言えない、というのが現実だと思う。自分的には、子どもが学校でお世話になるんだから、出来る限りの協力を惜しまないスタンスで参加したい。実際、保育園の保護者会に対してもそういうつもりでいるつもりです。

 

でもね、母子家庭とか、仕事の都合とか、金銭的になり時間的になり、「絶対無理!」な家もきっとあるはずで、それで子どもたちに見える形で差がつくのはどうなのかな?特に小中学校は義務教育なんだし。

 

ここまで考えてふと思った。

 

今、文科省が「コミュニティ・スクール」って学校運営形態を推奨していて

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度):文部科学省

地域の人が学校運営に口を出し(人事権もある)、学校は説明責任を担い、地域はときにはボランティアも出し(社会体育とか放課後支援、放課後学習なんかにニーズが高い。もちろん地域の人が講師する授業ってのもあります)っていうやつなんだけど、わが家が住む地域にはこれを先進的に実践している学校がある。

この間そこのコミュティ・スクールの関係者と話しをしていたら「学校運営協議会をゆくゆくはPTAと一体化したい」と言っていて、どういうことか?と考えていたんだけど、地域が子どもを育てるって言うなら、子どもだけでなく子育て家庭も支援しなければダメで、PTAを支援すれば、かなり助かる親も多いんじゃないかと。

 

「子育ては親の責任!」みたいな風潮は現代日本ではまだまだ拭っても拭いきれない。でも、介護保険も変わって「共助」とか「近助」とか「互助」とか言ってるなら、そして「総活躍」とか、「少子化対策」とか言ってるのなら、子どもたちだって地域社会が育てる部分をもっと作ったらいいのに。PTA参加できない子育家庭があるなら、「みんなやってること」「やってきたこと」とか、意地悪なことばっかり言ってないで地域でもっと助けたらいいのに。と思うのです。

まぁ、PTAの一端さえまだ見たことのない園児の親の想像でしかありませんが。 

 

登園拒否はなぜ起こる

 

ゼロ歳児入園で6年保育予定の息子。年少にして、もうかれこれ3年半以上の園児キャリアがあるにもかかわらず、今でも定期的に登園拒否がやってきます。なぜ?朝からゴネられるのは心底疲れるし、出来れば気持ちよく園児ライフをエンジョイしてもらいたので一度しっかり考えてみることにしました。

息子の言い分・立ち位置を整理してみる

親からしてみたら、保育園は遊ぶところ、楽しいところというイメージがあります。でも本当にそうでしょうか?しっかりおばさんになった自分には息子のピュアな心は想像もつかないので、自分がまだピュアな子どもだった頃を参考にします。

自分の子ども時代を思い返してみると…

1.意地悪なじゅん君という男の子がいた。

2.じゅんこちゃんとももちゃんという女の子がいて年長さんの時すでに派閥のような感じがあった。自由人気質の私は馴染めなかった。

3.母の仕事で夜間保育を利用する日がたびたびあった(朝〜夕方と、夕方からの夜間保育のある園だったようです)。自分一人だけいつまでもお迎えが来ない夢を見て泣いたことがある。

こうして書き出して見ると、けっこういろんなことを考えていたし、保育園は必ずしも楽しいだけのところじゃなかったのかもしれません。大人になると、こんなこと、あんなことまでしっかりと忘却の彼方…。これはいけませんね。

 

息子は一番最近では23日の月曜日に車に乗らず拒否を開始。なんとか保育園までたどり着くも、雪の園庭で30分近く粘っていました。結局最後は担任の先生の説得で、しっかりと「いってきます」が出来ました。先生ってすごいですね〜。

息子の言い分はこうです。

1.保育園はお仕事がいっぱいで疲れる。

2.意地悪な◎◎君という男の子がいる。

3.(アレルギー対応のため)給食の時間にみんなと一緒に食べられないのがイヤ。

4.お昼寝の時間に先生がトントンするのがイヤ。

まず1「保育園はお仕事がいっぱい」について考える

去年まで未満児クラスだった息子。言ってみれば「赤ちゃんクラス」です。幼児クラスへ上がるとやらなければならないことも増えるのです。午前のおやつも無くなり、朝晩などの挨拶をする「お当番さん」も始まりました。なによりもクラス全員への一斉指示で動かなければならないのも息子的には大変のようです。

2「意地悪な友だち」

これについては母である私も経験があるので何となく理解が出来ます。息子が言ったそのままを担任の先生に相談してみると…

どの友だちに対しても手の出る子のようでした。そのことに気がつけるようになったことは息子本人の成長、とアドバイスされました。息子だけがクラスで浮いているとか、そういったことでは無いようですし、まだまだ年少なので、この部分はしばらく様子を見ることにしました。

3「アレルギーの問題」

こうなることは始めから想定内。なので早く治してあげたいと頑張ってきましたがこればかりは…。もういろいろ分かる年になったので、根気よく説明を重ねながら親子で改善の努力を重ねていくしかないのです。

4「お昼寝トントン問題」

赤ちゃんの頃から「睡眠障害か!」ってぐらい寝付きも寝起きも最悪な子どもでした。トントンや子守唄で発狂するぐらい怒り泣いていたものです。赤ちゃんの頃は王道のゆらゆら。少し大きくなってからは脚などを優しく撫ぜながら寝かしつけていました。今感がえると「聴覚過敏」「触覚過敏」というものなのかもしれませんね。それでも保育園では寝られていたのですが、たまたま寝られない日がある。そういう時にすごくツラかったようです。

 

息子はいろいろ苦手なことがあり、発達外来やSSTなどに通っていますが、診断は出ていません。(なので加配はつきませんでした。息子の他にも手のかかる子どもが多いクラスのようで複数担任で補っているようです)だから先生も大変なのでしょうが、息子にとっては、かなりの負担なのかもしれません。そのツラさを少しでも理解して寄り添っていけたらなぁと思います。 

 

4歳、スマホデビュー。

 

これまであまり親のスマホも触らせてこなかった息子ですが、最近スマホデビューをさせました。お古のスマホをsimを抜いてロックを解除し、タブレットのようにWi-Fi環境のみで使わせるように設定し持たせています。

使わせるようになったきっかけは…

最初は旦那が言い始めたのです。「スマホ必要じゃない?」と。私は、これまで使わせてこなかったために若干抵抗がありました。よく皆さんが使う「鬼から電話」?ですか?あれも使ったことがありませんでした。たま〜に(これまで数えるぐらい)私のスマホで簡単なゲーム(うじゃうじゃぶーぶーとか)を一緒にやったり、旦那がお古のiPhoneに動画を入れてドライブの時に見せるぐらいでしたので…。

しかし、ことしの正月に帰省した際、寝かしつけ用の絵本を持っていくのを忘れてしまい…とても困ったことから、読み聞かせのアプリの存在を知り、ちょっと旦那に従ってみてもいいかなぁ〜と踏み切ったのです。

思いもよらなかった良い効果もありました

スマホ育児とかスマ放置とか言われて、悪者扱いされている育児でのスマホ活用ですが、実際やらせてみると思わぬ良い効果もありました。息子は手先が不器用でお絵描きが苦手だったのですが、一生懸命に指先を使ったことで一気にお絵描きが上達しました。これには保育園の先生もびっくり。週末に渡して、その週明けに先生に「息子くん、お絵描き上手になりましたね〜」と言われて、私も嬉しかったのです。

時間を決めてやらせることが大切

ただ、これだけ上達するぐらいなのでかなり一生懸命スマホにハマりました。大人でもそうですが、ゲームなどは没頭すると時間を忘れてしまいがちです。4歳ともなるとルールというものが理解できるようなりますよね。親の方がなぁなぁになってしまわないように、しっかりルールを守れるお約束をしてスマホを使わせるように努力しています。

入れてよかった子ども向けアプリ

最初もくろんでいた読み聞かせアプリは、お話の数が制限されていたり、月額課金だったり(基本無料で探しています。simなしなので支払い方法も限られるので)でいまいちのものが多かった感触でした。(よいものがあったら教えてください!)わが家が息子のスマホに入れたうち、とても楽しめたアプリを紹介します。

わたしのはらぺこあおむし

https://lh3.googleusercontent.com/M29vdXWsDgaLvLRZsmiIJjmftYb6bfc5jtvVVoo41CG8Qo6n_kygV0B1qMrYKvQ1yA=h900-rw

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いつも、私の指を青虫に見立てて対話したがる息子(出先でやるのはとっても恥ずかしいのでもう止めてもらいたいんだけど…)。このアプリはカラフルな卵を指先で触ってふ化させ、リンゴや洋梨、イチゴなどを育てて食べさせて蝶に育てるもので「可愛い!可愛い!」とっても喜びました。何度も何度もやって、最初は思う通りに動かせなかった青虫も上手に動かせるようになりました。難しい操作がないのも良かったようです。

 

ピタゴラ

https://lh3.googleusercontent.com/o4bblGJdAs5OjNTsByNah2NPcs740MCYI0jfYvBEDdOU80nE27Kww2kgsm9D_iZABn8=h310-rw

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男の子は無条件で好きじゃないでしょうか?ぜったいに成功するとは限らないところもミソ。大人も一緒に楽しめます。

おしりたんてい

https://lh5.ggpht.com/0nBde_t-zWA6fvHQz5hTIoaBxadiA8_oCeBjwTLcRYwCx3t1XJ0XFMMtuRZjZMJOFqM=h310-rw

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絵本のようにページをめくりお話を進めます。犯人を解明するのは子ども本人。参加型の読み聞かせのような?感じで、これはおもしろいです。4シリーズあるのですが全部やりました。

 

一通り楽しんでしまえばそうそういつもいつも「スマホスマホ」とならないものだということも気がつきました。あまり禁止すると返ってやりたくなるのが人間。よいタイミングでデビュー出来た気がします。これからも、節度とルールを守ったスマホとのつきあい方を、大人が体現し、良いお手本になっていかなければ、と思います。