歯を食いしばる癖、妊娠・出産後からな気がする

出産・育児というのは文字通り骨身を削る一大事業なのだと改めて実感する、kazenoyaです。

 

妊娠中に歯が痛くなって歯科へ行ったのを最後に、育児に追われて自分のための歯医者へ行かない5年間を過ごしました。(息子は連れて行っていたのにね)

ですが、6月に被せものが取れてしまったことをきっかけに定期的に歯医者へ通い始め、自分の口内環境の悪化に呆れています。

 

どうも歯を食いしばる癖があるらしい

 

被せものはあっという間に治ったのですが、この際だからといろいろ見てもらっています。一番は歯周病関連です。

 

歯石というのは、5年も取らないでいると大変ことになるんですね。歯周病チェックではレッドカードの歯も何本もありました。

そして、ずっと「サイズが合わないな」と思っていた左奥歯のブリッジの土台も、大変なことになっていました。

 

サイズが合わないから、痛いのだと思っていたのですが、その下が膿んでしまっていたようです。すぐに外して、いま治療中なのですが、今度はなんと、右の奥歯が痛み始めたのです。

 

なんでだろう?と思ってみたら、虫歯や歯茎の腫れではなくて、噛み締めによる痛みだと気がつきました。

毎週のように歯医者に通っていて新たな虫歯なわけないですよね。

 

ブリッジの分が高くなっていたため、噛み締める時にあたって左に痛みが出ていたのが、そのブリッジを外したことで、今度は右があたるようになったため、右に痛みが出ているということです。

 

そう思って自分自身を観察し始めるてみたら、普段から上下の歯があたっていることに気がつきました。本来は離れているものらしいです。

特に夜寝ている間は、強く強く噛み締めているようで、起きるとあごが疲れていることも多いです。

 

この噛み締める癖は「歯の食いしばり」と検索すると、最悪歯が割れることもあるのだとか、いろいろ怖い情報が出てきます。皆さん結構経験することのようですね。

ha-kyokasho.com

 

原因はストレスや噛み合わせなど様々なようです。クレンチング症候群というそうです。

www.saitamada.or.jp

食いしばりによって歯周病の悪化も起こるそうなので、口内環境がひどい状況だったのかな?と思った次第です。

 

手遅れにならないうちに歯医者に行くことができて良かったです。

 

噛み締める癖は、妊娠中から始まった。

 

私の場合、思い返してみても若い頃は食いしばることってなかったと思うのです。

 

「いつからこんな変な癖が出てしまったのだろう?」と考えると、きっかけは妊娠出産、育児じゃないかと思い当たりました。

 

妊娠中に子宮筋腫の変性痛があり、子宮の収縮が怖くて毎日毎日いろいろを恐れていたころ、寝ている間に食いしばるようになったような気がしています。

 

そう言えば、歯が痛んで歯医者にかかったのもその頃でした。歯医者で見てもらっても虫歯は見られず、歯茎の消毒にだけ通っていたことを思い出します。

歯医者にさえ行けば虫歯を治療してもらえて、痛みから解放されると信じ込んでいた私にとって、治療もしてもらえず、妊娠中のため薬も飲めず、消毒のみで、ひたすら痛みに耐え続けることに、本当に「なんで?」という不条理な思いを抱き続けていました。

 

あの時、あの歯医者が気がついてくれていたら、こんなことにはならなかったのか?と憤りさえ感じてしまいます。

いまは私も気がついたばかりですが、次の歯医者で食いしばりのことを相談してみようと思っています。マウスピースを作るとか、具体的な治療に結びつくのでしょうか?

 

子育てのストレスは相当だったのかも

 

私のブリッジの下はよっぽど状態が悪いようで、歯医者に「痛みはありませんか?」と何度も訪ねられました。最悪抜歯もあり得るようで、一番奥の歯のため、もし抜歯になるとインプラントか入れ歯、もしくは歯抜け状態のままだと言われました。

いまは歯医者が歯を残すために手をつくしてくれているところです。


「40代で入れ歯かよ」と脳内で突っ込む私。それほどまでに、体力も精神力も、いろいろ息子に吸われ尽くしたのだなぁと、改めて出産・育児の凄まじさに思いいることしきり。(夜間授乳後、朝起きると自分がガラスープを取った後の鶏ガラになった気分だったので)

 

昔の人は、これで子だくさんだったわけで「歯も骨もそりゃ、もろくもなるわな」と思ったわけです。

 

そして、長年ひとりで暮らしてきた私にとって、子どもを育てるという生活スタイルの変化は、相当のストレスだったのかもしれません。

 

3時間ごとに起こされての授乳。なかでも3か月までは混合栄養だったので、睡眠時間は細切れ1時間ほどずつしか寝られませんでした。そして、赤子の声で起きなければならないぞ、という緊張感の中での睡眠。無意識に歯をくいしばっていても不思議ではありませんよね。

 

でも、もう息子は卒乳もし、大の字で爆睡する少年になりました。それなのに、夜緊張したまま寝ているんですね。そろそろ止めなくてはいけませんね。自分の歯を守るためにも。

 

2017.9.10追記

id:cabucafeさんにブクマしていただきました。

愛息子さんとの日々の様子がとても素敵に描かれているブログで楽しく読ませていただいています。cabucafeさんは頭が痛くなるとのこと。私の場合は歯に直撃します。直に歯に痛みが出て歯茎が腫れたりするんです。顎関節症も軽いですが、あります。ホントつらいですよね。やはり産後ひどくなったということなので、同じようなママさんは多いのでしょうか?お互い頑張りましょう!

 

焦った!焦った! Jアラート!

自分の肝の小ささに、これじゃぁ息子を救えないな…と落ち込んでいる、kazenoyaです。

 

今朝のJアラートは、信州住まいのわが家でも鳴った訳ですが、正直ビビりました。

なにせ初めてのこと。そのときは必死だったのですが…今考えると結構なさけない行動をとっていました。振り返りつつ反省してみようと思います。

 

※Jアラートについて、内閣官房のページを貼っておきます。

内閣官房 国民保護ポータルサイト

 

今朝、早朝6時ごろ、いきないのアラート音にビビる私と夫。

 

夫「北朝鮮がミサイル打った」

 

私「息子のところに行ってくる」

夫「テレビテレビ」

 

早朝のため、息子ひとりがまだ、2階で寝ていました。2階へ行くと寝ている息子を抱えて下りました。

 

寝たままの息子を1階へ連れながら、夫に窓を閉めてほしいと頼み、自分も息子を置いて窓を閉めました。

 

 

とりあえず息子を着替えさせ、自分も着替える。

 

その後、一家でテレビを見守る。

 

私の脳内では

「どうしたらいいんだ〜?」という疑問符しかない12分間でした。

 

その間息子は

「どうしたの?」「ミサイルどうやって壊すの?」を連発。

おじいちゃんに至っては外を見に行く有様。

 

そうしているうちに「釧路沖に着弾」という第2報。

 

とりあえず、ホッとしたのですが、いったい私はどうすれば良かったのでしょう?と思いながらネットを見ていたら、こんなYahoo!ニュースを発見しました。

 

news.yahoo.co.jp

 

第1報から10分なんですね。

 

とりあえず、窓を閉めたら1家で家の真ん中に集まっていなきゃならんかったと…そういうことらしい。

 

何事も知らないととっさの行動って難しい。

 

ADHDと自閉症の要素|息子の場合

言語化するということの大切さを身をもって知った、kazenoyaです。

 

息子、主治医がかわりました。元主治医の定年です。

 

金曜日の初顔合わせで、診断はつきませんでしたが、しっかりと「ADHDと自閉の両方の気質を持っている」という話を聞くことができました。

 

そして、現在の息子の状態ではADHDの症状が強く出ていて、そちらの対応を心がけるようにという冊子もいただいていきました。ちなみに自閉の方の冊子もいただきました。

 

今までは、私の気持ちの中でだけ「絶対何か持ってる。どっちだろう?」という状態だったのですが、今回初めて、医師という専門家から直接、目を見て、言葉で伝えてもらいました。

 

よく聞く

「救われる」というのとは少し違うのですが…

 

確信というのか

 

「今までやってきたことは、これで良かったんだ」という安心感みたいな自分の心の動きを感じることができました。

 

冊子を見ていて気がついたこ

 

ADHDはじめてガイドより息子に当てはまること

 

・好きなこと、興味のあることなどには集中しすぎてしまい、切り替えが難しい。

(先延ばしの気質、というのか、今やっていることを大人の指示でやめることが難しい気がします)

・面と向かって話しかけられているのに聞いていないように見える

(返事もしません。息子曰く「お耳は天井に行っている」状態)

・コツコツ努力することが苦手であったり、面倒くさがった最後までやらず、あきらめてしまったりする。

(1度目で、だれよりも上手にやりたい!という心情が簡単に読み取れます。ちょっとできないとすぐにあきらめます)

・過度にしゃべる。一方的にしゃべる、しゃべりだすと止まらない、声も大きい

(ここ、私の一番のストレスポイントです。相手の言っていることは完全にスルーして自分の言いたいことだけをしゃべり続けます)

・順番を待つのが難しい

(必死になりすぎて自分だけで何度も挑戦しようとするときと、待っていることを忘れたかのように違うことをしだすときがある)

 

ADHDの子どもの日常生活チェックリストの中から当てはまること

 

・お子さんは、速やかにベッドから起きられますか?

(できるときとできないときがあります)

・お子さんは、速やかに身だしなみ(洗面、歯磨き、着替えなど)を整えることができますか?

(無理です。いつも私主導でやっています)

・お子さんは、朝食時には年齢相応の行動ができますか?

(朝食はいつもぐたぐたの軟体動物状態です)

・お子さんは、学校に行くのが好きですか?

(今は保育園が好きですが、去年は登園拒否を起こしました)

 

よく書いてあるADHDの症状というと、

「落ち着きがなく、授業中立ち歩く」

「体を動かすことがやめられない」

「衝動性が押さえられないためにささいなことで手を出す乱暴な子、反抗的」

 

こんな感じが多いです。

息子とは少し違う感じに思います。

実際、OTの先生からも「ADHDの多動はこんなもんじゃない」とも言われたことがあります。

 

息子の場合は若干の多動はあるけれど、どちらかと言うと不注意や口の多動、言葉の多動の方が顕著なのかもしれません。

宿題のことなど、年齢的に判断できないことも多く書かれていました。ADHDの診断は6〜7歳以降に下りることが多いようです。

 

一方、自閉の方の冊子では当てはまる箇所はあまり多くない印象を受けました。

 

自閉症スペクトラムの冊子から当てはまること

 

・言葉が遅い

(2歳7か月以降にのびてきました)

睡眠障害

(寝付きが悪い)

kazenoya.hatenablog.com

 

・併存しやすい疾患・症状:発達性協調運動症(全身運動、手先の細かい作業が苦手)

(笑ってしまうほど不器用なのは夫似です)

・自分の好きなことを話すときに饒舌になりすぎることがある

(確かに、息子のしゃべりすぎは好きなことだけかもしれません)

 

逆さバイバイもおうむ返しも、ミニカー並べもしませんでしたし。

 

あ、でも手足はばたつかせていた気もします。

(冊子より抜粋:手足をばたつかせたり、ぴょんぴょんはねたり、おもちゃの車のタイヤを回し続けたりするなど、同じ行動を延々と繰り返す)

 

そういえば、人見知りや場所見知りもほとんどありませんでした。(後追いはがっつりありました)

 

主治医の言葉を受けて始めたこ

 

これまでも言葉がけの注意点など、様々な講演会やインターネットでの情報を参考に心がけてきましたが、根本的に弱いところを鍛えていこうと思いました。

 

・ただ置いてあったバランスボールを活用

(手をつないで乗っかってみる遊びを取り入れました)

・マッサージや体幹を緩めるリラックス体操

(これも遊びの一環として、寝付きをよくしようと始めました)

 

ちなみにこちらのブログ記事で紹介されていたリラックス体操を参考にしました。

nanaio.hatenablog.com

 

くすぐったがったり、なかなかこの通りには行きませんが。

 

発達障害の子は体幹の筋肉が弱いことが多く、疲れやすようです(様々なネット情報を元に)。事実息子もすぐに疲れます。とっても筋肉質でたくましい体つきをしているのにも関わらず、です。息子の場合は体格の成長が早いために、疲れやすくなっているのかもしれません。

 

なので効果のほどはわからないですが、ふれあうことは情緒面にも良いと信じ、すでに少年化してしまった息子に「マッサージ〜♡」。5歳というと、まだちょっとベビマのようだけどガタイが違う(120cm24kg!笑)。

 

書籍などを読みつつ参考にして、息子にあった生活を心がけていこうと思います。

 

丁寧なコミュニケーション伝える子育て

息子が育つたびに自分自身の良くない部分が目につく、kazenoyaです。

 

とある登園風景。仲良しの友だちとじゃれ合う息子。

 

「ねぇねぇ!」「○#%*〜〜×!△#$!!!」

 

ふたりともが同時に一方通行なコミュニケーション。

 

息子が「話を聞いてよ!ちょっと僕の話を聞いてよ!」

と言い出しました。

 

その前の日に、「人のお話はちゃんと聞きましょう。聞いたらちゃんと返事をしましょう」という小言を伝えたばかりです。

 

友だち「僕の話が終わってからね」

 

息子「そんなの、どうでもいい話しでしょ」

 

!!

 

私は息子の話すことに対して「それはどうでもいい話」と言ったことはない(ハズ)。

 

ですが、悪さを叱っている最中に息子がふざけだし、何か関係のない話を始めたときなどに

 

「その話は今はどうでもいいこと」って言っているのかなぁ?

 

保育園の先生とかも言いそうだけど…私ももしかしたら言ってるのかも。

 

「どうでもいい」って言葉は、若干キツめのあたりですよね。

 

丁寧なコミュニケーションにはあまり使わない言葉です。

 

自分に使うときにも自分を下げる意味で使うことが多いし、発言をけん制するような時や相手を一段落とすような意味さえ含むことがあります。

 

それが息子にも伝わるから、自分がちょっと苛立ってるシーンで使う。ちゃんと言語的なTPOも学んでいるってことで…。って!あぁ、反省です。

 

自分的には結構丁寧にしているつもりでも、やっぱりまだまだ駄目だな。

 

「発達障害」と書かない理由

個人としっかり向き合っていきたいと考えている、kazenoyaです。

 

ブログタイトルの「通常の3倍男子」。

 

不思議とオタク心をくすぐるようなタイトルですが、息子は決して通常の3倍速い訳ではありません。

 

通常の3倍手がかかる=育てにくい=発達に偏りがある(かもしれない)

 

という意味で使っています。

 

なので、本来のタイトルは

 

発達障害グレーの息子を育てている母の雑記ブログ」ということになります。

(息子はなかなか診断名が付きません) 

kazenoya.hatenablog.com

 

発達障害という言葉に抵抗があると書くと障害受容が出来ないのか?という話しになるんだと思います。

 

まあ、ある意味そうなのかもしれません。

 

今現在の私の考えを書きます。

(覚え書きに。考えがころころ変わる質なので)

 

もしも息子が、店で奇声を上げて走り回る子どもだとして

 

 

「うちの子、発達障害なので」

 

とは言いたくないと考えています。

 

自分がそれを言われた店員だとして「だからなに?」というのが正直な気持ちだし、発達障害を盾にすることは、息子に対しても失礼なことんじゃないかと思うからです。

(誤解があるといけないので断っておくと「奇声を上げる子どもは公共の場に連れ出すな」という意味で書いている訳ではありません。ですが、個人を尊重しようと思うなら、そういった息子がイタい目線にさらされるような外出は避けたいと思うのが、親心でしょう

 

どんな特性を持っていようとも、そのスペックで人生を歩んでいかなければならないのは息子です(“卵アレルギー”のスペックも持ち合わせていますし)。そして、息子はとても個性的で素直で、でもちょっと頑固で、夢にあふれた、魅力的なパーソナリティを持っています。極端にくどかったり、自分本位なところ、話を聞かないところがたまにキズですが。

 

だれとも違う個性を「発達障害」でくくってしまうことは、時には人生を生きる手助けになります。主に教育などで支援を受けることが出来ると、ぐっと生きやすくなるかもしれません。

 

関連する書籍を読んだり、インターネットで情報を集めたりすることは、息子を理解する手助けになることもあるかもしれませんが、それに偏ってしまうと、理解の妨げにもなり得ます。

 

一方「発達障害だ」と決めて対処法を考えることは、私的にもラクだったりします。

医者でもリハでも様々な助言をしてくれますし、その偉い先生たちが治療方針や関わり方のTip'sを指導してくれます。

 

でも、一度きりしかない、そしてあっという間に終わってしまうであろう幼児期の子育てでラクしていいのでしょうか?

 

人様の意見を聞くことも大切ですが、それより大切なことは息子を見ることなんじゃないのかな?

 

将来息子自身もその特性で自分自身を持て余す時が来るかもしれません。

幼児のいまのこの時期、しっかり向き合って過ごすことが、その時になにかの助けになるような情報を蓄積するための準備になるかも。そう考えています。

 

「まぁ、そんな肩に力を入れるなよ」と言われそうです。

「子どもなんて勝手に育つんだから」という言葉には大賛成です。

 

そうなのかもしれないけれど、そう簡単に諦めきれないのが「親」という生き物なんじゃないかな?と思います。

少子高齢化の先にある未来

少子高齢化の先進地に住んでいます、kazenoyaです。

 

夏休み中、長野県の、わが家よりさらに田舎にある、夫の母親の家へ帰省してきました。

 

 

往路の途中、辺鄙な場所にあるスーパーに立ち寄りました。

(とは言ってもメイン道路沿いの、その近辺では大きいだろうところです)

私は気がつかなかったのですが、夫曰く人材募集していたと。

 

その文言は

「65歳以上でも元気な方求む。 時給1000円」

 

だったそうで…

 

わが家のいま住んでいる場所より「時給がいい」と。

 

「そこかい!」と脳内で突っ込みつつ私は、

 

「いまは仕事がないけど、これからは働き手『も』いなくなるんだな」

 

と感じて怖くなってしまいました。

 

いま、わが家の住む地域は就職難です。仕事探しに苦労します。

 

だから若手は都会や周辺の少し便利な場所に働きに行ったり、引っ越したりしてしまいます。

 

そして高齢化率がすごいことになっています。

(老人だけはたくさん住んでいる、ということです。なので地域としてはある程度賑わっている感があります)

 

かのスーパーもそんな、同じような地域にありました。きっとさらに上を行く場所なんだと思います。

 

一家の主が)働く場所もないけど、(若い世代がいないから)働き手もいない。仮にいても(家をやしなうほどの収入にはならないから)65歳以上(年金もらってる人)が働き手のターゲット。

 

ってことなのかなと。

 

大変だな、と思いつつ。他人事ではない。

 

労働世代が減っているのはわが地域も一緒です。

事実、労働世代の多くを構成しているであろう子育て世代が減っていて、息子の行く予定の小学校は、年々児童が減っています。ことしの1年生は1クラス20数名でした。息子が1年生になるころには、20人いないかもしれません。

 

そのさらに数年後にはこれと同じスピードで中学生、高校生が減って行くんですよね。新成人も減って労働人口が減って…理屈では知っていたことだけれど、なんだか現実を目の前に突きつけられたような、そんな気持ちにさせられる募集要項だなぁと思いました。

 

まぁ、現実にはAIやロボット化して仕事量も減るんでしょうけれど。

 

そして…

 

少子高齢化初期には少ない若手が多くの高齢者を支えるキビシい時代がくるんでしょうけど、(いまのわが地域がここですね)それでも高齢者は、客にもなり得ます。でもいずれ、商品やサービス、情報などを受取る側も減るんですよね。

 

息子たちが生きる時代は、どんな世の中になるのでしょうか?

 

団塊ジュニア世代(しっぽのところの世代です。私は)には、想像を絶する世界かもしれませんね。

 

仕事的には「人手はないけど、まとまった収入が得られる仕事もそう多くはない」

(家計を支えるには副業必須?)

人口的には「隣の家まで数㌔な、アメリカの片田舎的な感じ」になるのかな?

(映画やドラマでしか知らない世界だけど)

 

これからを生きるための意識、というか?いろいろ考えを考えないといけない時代に来ているのかもしれませんね。

 

大丈夫!息子は「引きこもり」で伸びるタイプ

長い長い夏休みを経た息子の成長に目を見張っている、kazenoyaです。

 

家族の夏休みの日程がズレていたために、9〜20日までと驚くほど長く休んでしまいました。その間、10・11日だけ、息子を母に預けて少しだけ仕事しましたが(来月の収入が不安です)。

 

本当は自分のサイトやブログの更新だけは少しぐらいやろうと思っていたのですが、結局家族ファーストで過ごしてしまいました。でも、がっつり子育てに向き合う時間は、とても大切だと感じます。

 

さて、長い休みの後はいつも子どもがひとまわり大きく成長している気がするのはわが家だけでしょうか?

 

休み好き、家好きの「引きこもり予備軍」のような息子

 

息子は、出掛けるより家が好きです。毎朝ベッドの中で「きょうお休み?」と聞き、寝る前にも「明日お休み?」と聞きます。

一見するとちょっと心配な様子に見えますが、息子の場合は発達上の特性からか、集団生活について行くことが、とても疲れるようです。

kazenoya.hatenablog.com

 

さらに、アウェイでいろいろ未知の経験を楽しむよりは、家で自分の好きなおもちゃで遊ぶほうが好きなようで、

 

「キャンプに行きたい」

「おばあちゃん家に行きたい」

「大きいおもちゃ屋さんに行きたい」

 

などとはいうものの、行きと同じぐらい、帰りを楽しみにしています。

帰ってくると、ものすご〜くのびのびと自分のおもちゃで遊びだします。

 

そんな様子を見ていると、モロ「引きこもり」気質なんだなぁって思います。「家、好きだよね」って。

 

忙しがって余裕のない「母」もイヤ

 

さらに、息子は私が家事をするのが嫌なようです。

仕事は基本、息子が保育園へ行っている間だけにしているのですが、日々の生活ではなかなかそうも行かず…。

 

特に夫が残業の日は(そうは言っても8時前には帰ってくるのですが)、息子を9時までに寝かせようとすることに、かなりの苦労を強いられます。

 

核家族なら夫がいないほうがラクなんでしょうけど…。

 

一緒に住んでいる以上、80を過ぎたおじいちゃんに「勝手に自分で食べて」というのも酷でしょうし。

 

まぁ、夕食作りを手抜きできない以上、夕方の時間を息子と一緒に過ごすことが難しい。

息子はそれが寂しいらしく、息子はよく

「お母さんがご飯を作らなくていいお家を作る」

と言います。

(ディズニージュニアでやっている「マイルズのトゥモローランドだいさくせん」というアニメに出てくる「ステラ」という人工知能?を積んだ宇宙船「ステロスフィア」のような家、という意味らしい)

 

そんな発言をさせてしまう自分にも反省。

息子は、帰宅後の余裕のない母も嫌なんだろうなぁと思います。

 

リラックスできる「お休みの日」

 

そんな余裕のない母も、休みの日はのんびり。

おじいちゃんも基本は男手でなんでもやるタイプだったようなので、あまり気兼ねはありません。昼食も外食してしまうこともあれば、夕食は作らずにBBQにしてしまうことも多いです。

 

作る時も夫がいるので息子は夫と遊べます。

 

そんな家庭環境の中では、息子はとてもリラックスしているように見えます。

 

持っているおもちゃをすべて出してるんじゃないか?というぐらい部屋は荒れ、買い物に誘っても「おじいちゃんとお留守番してる」とドヤ顔(なぜドヤ?)。

 

好き放題やっているようにも見え、放任しすぎ?「こんなんでいいのか?」と不安になるほど自由にお休みを満喫しました。

 

伸びる環境は人それぞれ

 

そんな自由度満点な夏休みを過ごした息子ですが、

お休み最終の土曜日には、近くの夏祭りでスラックラインの体験をやっていて、それに初挑戦しました。

 

スラックラインってこんなやつです。

 

 

初心者では立つのも難しいらしいのですが、息子は意地を張って誰の手助けもはねのけ、自分だけの力でラインの上を歩きたいと悔し泣きを始めました。

 

何を言っても頑として止めず、他の人のあまり迷惑にならない一番端っこをあてがわれて泣きながら何度もチャレンジする姿に「まずいぃ〜帰れないぞ」と思ったのですが、なんとか止めて帰途につくことが出来ました。

 

帰り道、視覚障害者用誘導ブロックをラインに見立てて「練習するの」と歩きながら泣いていました。

 

悔しいのに止められたんだね、と母、ちょっと感動。

 

ある程度の負荷(ストレス)をかけて伸びる子もいるんでしょうけど、今の年齢の息子を見る限りは「〜〜時までに準備をしましょう」などと制限があるよりも、自由にやっている中で自発的に動くほうがいいのかもしれません。

 

好き放題させすぎたかな?という不安は杞憂だったのかも。

 

 

そして今朝、息子は、恥ずかしい気持ちになったりすると、言葉が出てこなくなるのだということも自分から話してくれました。

 

「返事をしなくても聞こえてないわけではない」

 

これまでは私の想像というか、憶測でしたけど。。。

 

自分の気持ちに気づくことが出来るということ、そして、そのいろんな感情を、的確に選んで言葉に出来るほど、大きくなったのだと感心したのでした。