子どもの読み聞かせで出会った!今を生きる大人にぜひ読んでもらいたい絵本
若い頃から読書好き。でも、子育てしてると読むヒマもない。仕事が始まって、さらに時間がない!なので、息子の寝かしつけ読み聞かせタイムは、いまの私にとって唯一の読書タイムでもあります。
自分が子どもの頃、家に絵本らしい絵本があった記憶がありません。ちょっと大きくなってから、童話シリーズや「少年少女世界文学」的なシリーズものを定期購入してもらっていた記憶があります。
小さいころに家にあった絵本は
こんなんとか。
まぁ、子どもっぽいのが苦手だったんだろうな、母が。保育園で定期購読していた本も「こどものとも」より「かがくのとも」みたいな環境で育ちました。
だから、改めて出会う絵本がとても素敵に見える。3週間ごとの金曜日に図書館で10冊ずつ。時間があまりないので、表紙だけみて借りてくることがほとんどで、当たり外れがありありますが、ある意味新鮮な気持ちで読めるため、毎晩、息子と一緒にワクワクしながら絵本タイムを満喫しています。図書館で借りて良かった本を買ったりもします。
母的に「これは!」な絵本を何冊かピックアップ。
【ぐるんぱのようちえん】
大きくなったのに、な〜にもしないぐるんぱ。くさい匂いもします。頑張って働きに出かけますが…。子どもの孤独や貧困…自分らしく働くってことってどういうことだろう?いろいろ考えさせられます。
【ちびゴリラのちびちび】
現代の子育てを取り巻く世知辛さから、この本を読んでいると少しだけ現実逃避できます。ちびちびの周囲は、優しさであふれています。
【であえてほんとうによかった】
あの、映画化もされた「おまえうまそうだな」の原作と同シリーズの絵本です。 なので想像してもらえたら解ると思うのですが、かなり感動モノ。毎度、涙をこらえながらの読み聞かせになっちゃいます。純粋に信じることの力、つながることの大切さを考えさせられます。
【みどりのトカゲとあかいながしかく】
不思議な絵本で、最初読んだ時は息子と「不思議なご本だったねぇ」とびっくりし合った記憶があります。長い戦いを続けるみどりのトカゲと赤い長四角。そんな戦いに疑問を持つ個体が出るも…戦うことの空しさみたいなものを伝えたいのかな。読後が不思議なだけに、いろいろ考えさせられる絵本です。
【にゃーご】
こちらも、信じることの力を考えさせられる絵本です。現実社会が危険な現代だけに、ちょっと…となってしまいそうな、のんきなねずみたち。こんな世の中だからこそ、絵本ぐらいはのんきが許されて欲しい。
【おばけのバーバパパ】
- 作者: アネット=チゾン,タラス=テイラー,やましたはるお
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1972/06
- メディア: 大型本
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あまりに有名なバーバパパですが、最初は人気者じゃなかったんだ、と新鮮な気持ちで読みました。ちょっとやっかいだったり、常識ではかれなかったりするものに対して、大人って結構冷徹ですよね。