アレルゲン除去生活で知った、食品パッケージ【裏】①かつおぶし
息子の食物アレルギーで、食品の【裏】を見るクセがつきました。kazeonyaです。
危険な添加物や産地などは、調べれば調べるほど奥が深く、精神を病みそうだったのと、界隈にいる方々とはウマが合わなそうだったので、あるときを境に深追いすることを止めました。ただ、原材料欄の出来るだけシンプルなものを選ぶようにしています。産地についてはざっくりと「出来るだけ近いところ」を意識しています。フードマイレージ的な?
ですが、
それでも【裏】を見るクセはどんどんエスカレートするばかり。
そして、いろいろなことに気がつきました。
なのでその一部をブログで書いていこうと思います。単なる雑学、まめ知識です。
第一弾は
「かつおぶし」
まさか、かつおぶしには卵は入っていませんが、【裏】を見るのがクセなのです。そこは追求しないでください。
かつおぶし(鰹節)のパッケージ【裏】に書いてある「名称」の部分を見てみると…ものによって違いがあることに気がつきます。
おおまかに
1.鰹削り節(かつおけずりぶし)
2.鰹節削り節(かつおぶしけずりぶし)
3.鰹枯れ節削り節(かつおかれぶしけずりぶし)
こんなかんじ。
鰹節っていうのは、普段はパック詰めされているのを買いますよね。
でも、元々はこんな形のものです。
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テキトーに貼りましたが、この画像のものは「枯れ節」です。
昔はその都度、削って使っていました。
簡単に言うと
煮て、いぶして、カビ付けすると「鰹節」「鰹枯れ節」になります。
鰹節って発酵食品だったんですねぇ(驚)。
だから…
2の「鰹節削り節」と3の「鰹枯れ節削り節」っていうのがカビ付けしたものを削ったもの。
1の「鰹削り節」っていうのは、いぶしただけのものを削ったものだそうです。
使う方にしてみたら、なんのこっちゃ?ですけど。ちゃんと違いがあるんですね。
ちなみに、発酵させると脂肪分などが減って出汁にしたときに濁りの少ない、上品な味わいになるそうです。ちゃんとした和食を作るときにぴったりそう。お吸い物とかね。
わが家ではお味噌汁用の出汁は出汁用の混合削り節を使うことが多いです。さばのふしとかが混ざったやつです。
あと花かつおも使う。これは中部圏出身なことも影響があるのかな?こちらはきれいな琥珀色のお出汁になります。しょうゆを入れた出汁の色は、名古屋で食べたきしめんの出汁を彷彿させます。
今度、本枯れ節を使って出汁をとってみたい。
まだまだパッケージ裏を見ることを止められそうもありません。