歯を食いしばる癖、妊娠・出産後からな気がする

出産・育児というのは文字通り骨身を削る一大事業なのだと改めて実感する、kazenoyaです。

 

妊娠中に歯が痛くなって歯科へ行ったのを最後に、育児に追われて自分のための歯医者へ行かない5年間を過ごしました。(息子は連れて行っていたのにね)

ですが、6月に被せものが取れてしまったことをきっかけに定期的に歯医者へ通い始め、自分の口内環境の悪化に呆れています。

 

どうも歯を食いしばる癖があるらしい

 

被せものはあっという間に治ったのですが、この際だからといろいろ見てもらっています。一番は歯周病関連です。

 

歯石というのは、5年も取らないでいると大変ことになるんですね。歯周病チェックではレッドカードの歯も何本もありました。

そして、ずっと「サイズが合わないな」と思っていた左奥歯のブリッジの土台も、大変なことになっていました。

 

サイズが合わないから、痛いのだと思っていたのですが、その下が膿んでしまっていたようです。すぐに外して、いま治療中なのですが、今度はなんと、右の奥歯が痛み始めたのです。

 

なんでだろう?と思ってみたら、虫歯や歯茎の腫れではなくて、噛み締めによる痛みだと気がつきました。

毎週のように歯医者に通っていて新たな虫歯なわけないですよね。

 

ブリッジの分が高くなっていたため、噛み締める時にあたって左に痛みが出ていたのが、そのブリッジを外したことで、今度は右があたるようになったため、右に痛みが出ているということです。

 

そう思って自分自身を観察し始めるてみたら、普段から上下の歯があたっていることに気がつきました。本来は離れているものらしいです。

特に夜寝ている間は、強く強く噛み締めているようで、起きるとあごが疲れていることも多いです。

 

この噛み締める癖は「歯の食いしばり」と検索すると、最悪歯が割れることもあるのだとか、いろいろ怖い情報が出てきます。皆さん結構経験することのようですね。

ha-kyokasho.com

 

原因はストレスや噛み合わせなど様々なようです。クレンチング症候群というそうです。

www.saitamada.or.jp

食いしばりによって歯周病の悪化も起こるそうなので、口内環境がひどい状況だったのかな?と思った次第です。

 

手遅れにならないうちに歯医者に行くことができて良かったです。

 

噛み締める癖は、妊娠中から始まった。

 

私の場合、思い返してみても若い頃は食いしばることってなかったと思うのです。

 

「いつからこんな変な癖が出てしまったのだろう?」と考えると、きっかけは妊娠出産、育児じゃないかと思い当たりました。

 

妊娠中に子宮筋腫の変性痛があり、子宮の収縮が怖くて毎日毎日いろいろを恐れていたころ、寝ている間に食いしばるようになったような気がしています。

 

そう言えば、歯が痛んで歯医者にかかったのもその頃でした。歯医者で見てもらっても虫歯は見られず、歯茎の消毒にだけ通っていたことを思い出します。

歯医者にさえ行けば虫歯を治療してもらえて、痛みから解放されると信じ込んでいた私にとって、治療もしてもらえず、妊娠中のため薬も飲めず、消毒のみで、ひたすら痛みに耐え続けることに、本当に「なんで?」という不条理な思いを抱き続けていました。

 

あの時、あの歯医者が気がついてくれていたら、こんなことにはならなかったのか?と憤りさえ感じてしまいます。

いまは私も気がついたばかりですが、次の歯医者で食いしばりのことを相談してみようと思っています。マウスピースを作るとか、具体的な治療に結びつくのでしょうか?

 

子育てのストレスは相当だったのかも

 

私のブリッジの下はよっぽど状態が悪いようで、歯医者に「痛みはありませんか?」と何度も訪ねられました。最悪抜歯もあり得るようで、一番奥の歯のため、もし抜歯になるとインプラントか入れ歯、もしくは歯抜け状態のままだと言われました。

いまは歯医者が歯を残すために手をつくしてくれているところです。


「40代で入れ歯かよ」と脳内で突っ込む私。それほどまでに、体力も精神力も、いろいろ息子に吸われ尽くしたのだなぁと、改めて出産・育児の凄まじさに思いいることしきり。(夜間授乳後、朝起きると自分がガラスープを取った後の鶏ガラになった気分だったので)

 

昔の人は、これで子だくさんだったわけで「歯も骨もそりゃ、もろくもなるわな」と思ったわけです。

 

そして、長年ひとりで暮らしてきた私にとって、子どもを育てるという生活スタイルの変化は、相当のストレスだったのかもしれません。

 

3時間ごとに起こされての授乳。なかでも3か月までは混合栄養だったので、睡眠時間は細切れ1時間ほどずつしか寝られませんでした。そして、赤子の声で起きなければならないぞ、という緊張感の中での睡眠。無意識に歯をくいしばっていても不思議ではありませんよね。

 

でも、もう息子は卒乳もし、大の字で爆睡する少年になりました。それなのに、夜緊張したまま寝ているんですね。そろそろ止めなくてはいけませんね。自分の歯を守るためにも。

 

2017.9.10追記

id:cabucafeさんにブクマしていただきました。

愛息子さんとの日々の様子がとても素敵に描かれているブログで楽しく読ませていただいています。cabucafeさんは頭が痛くなるとのこと。私の場合は歯に直撃します。直に歯に痛みが出て歯茎が腫れたりするんです。顎関節症も軽いですが、あります。ホントつらいですよね。やはり産後ひどくなったということなので、同じようなママさんは多いのでしょうか?お互い頑張りましょう!