野菜高騰!でも…流石の信州の田舎
母なる大地の懐近くに住んでいるありがたみを、日々感じています。kazenoyaです。
野菜売り場に行くたびに「この、人でなし!」と叫びたくなるほど、野菜が値上がりしていますね。普段の2〜3倍といった体感でしょうか。
出来るだけ野菜を食べたいと頑張っている腸活中のわが家には、本当に痛手…と思っていてたら、他の方もそう思っている方が多いようで、あちらこちらで「野菜高騰」の文字を見かけます。
レタスが700円!?
読んでみると「大根500円」「キャベツ700円」「レタス700円」「白菜800円」…って、ちょ、待って。
メロン並み。
買えない、買えない。嘘でしょ。
あまりの高値にちょっと本気で驚きました。
信州の地元スーパーでの野菜の値段
きょう、あちこちの大手スーパーで見てきたところ、
大根260〜280円
キャベツ270〜350円
レタス350円
白菜1/4カット100〜130円
葉もの(ほうれん草など)200〜300円
サツマイモ200円
皆さんの地域の値段に比べるととっても安い。
でも、ここ信州の田舎では、安いときには、大根・キャベツ・レタスは100円切るぐらいで買えるので、これでも立派な人でなし価格です。
なのでもう一店舗、地場産のお店をのぞいてみることにしました。
そこで超お得なお野菜を入手してきました。
小カブ5つ150円
キャベツ180円
白菜150円
ふゆ菜100円(正式名称ではないと思われます)
ちなみに買わなかったけど大根は180円でした。めちゃお得。これでしばらくはわが家の野菜庫は安泰です。
なんで信州の田舎は野菜が安いのか?
大体、kazenoyaの住む信州の田舎では、「旬」には、売るほどもらえるのが野菜だったりします。
夏にはどっさりキュウリをいただき、一袋5本入り100円でも買う気にはなれません。
この年末にも、一抱えもあるような巨大な白菜を2つもいただき、家族で途方にくれました。ありがたい。
そんな“野菜”なので、ちょっと高いと買うのを躊躇してしまうんですよね。たぶんそれはわが家だけじゃないはずで、野菜は高いと売れません。だからどこのお店も安くするしかないんだと思うのです。
「畑」が近いって、ありがたいです
土が近くにあると、何かしら収穫出来ます。
kazenoya宅でも、ちょっとしたお庭に猫の額ほどの畑を作っています。昨年はミニトマトや坊ちゃんカボチャ、小カブ、小松菜などを育てました。
庭にはフキも出るし、大葉も飛んだ種で毎年出てきます。梅の木もあります。
隣りのおばちゃんは、毎朝せっせと自宅裏の畑で野菜を収穫して、コンビニ袋に入れてわが家との境界フェンスにたっぷりかけておいてくれます。まともな畑をしていないと見て知っているからです。
(同じく移住者の友人はこれを「笠地蔵現象」と呼んでいました。自分で作るよりもお得ですが、もらう方にもマナーがあり、お礼は御法度。笑顔と感謝の言葉を返します。食べ方を聞ければ田舎暮らし上級者)
息子は保育園の活動で収穫したジャガイモや大根を持って帰ります。
収穫時期は大抵重なるので、持って帰った日に限って隣りのおばちゃんからももらったりします。
おじいちゃんの知り合いが、種を取ったカボチャ20個ぐらい持って来てくれたこともありました。一人暮らしの時には「大根いる?」という知人の言葉に浮き足立ってついていったら軽トラックの荷台いっぱいに積まれた大根を見せられ「好きなだけ持っていって」と米袋を渡されたこともありました。
そのたびに、「どうやって食べよう」と悩むのが茶飯事。でも、こんな野菜高騰の時期にはそんな「畑」に近い暮らしに心底感謝します。
キャベツ700円…都会生活にはもう戻れない気がします。