6歳・年長さん★教育相談・就学相談②初回の相談日

息子にとっての一番を息子の立場で考えているか?親としての覚悟を迫られている気がします、kazenoyaです。

 

先日、始めての教育相談(就学相談)を受けてきました。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

これから3回に渡って、就学の方向性などを相談していきます。

 

自発的か?保育園から言われたか?

 

最初に聞かれたのは、

「ご自分で申し込まれましたか?それとも保育園からの勧めで?」というものでした。

 

年長で始めて先生に相談を勧められて、「えっうちの子って手がかかるの?青天の霹靂!」って家庭もあるってことですね。まぁ、両親が外国籍だったりして、発達の問題以外にも、教育相談を必要とする子どももいると思います。

 

教育相談(就学相談)で相談するメインは、普通級か?支援級か?ってことになるのだと思います。

 

特別支援学校か?地域の学校の支援級か?という選択もあると思いますが、その場合の多くはすでに医療に繋がっている方かと思うので、ここで「晴天の霹靂」を感じるのは、多分、普通級か?支援級か?の選択を迫られる家庭だと思います。

 

青天の霹靂のお母さんに、いきなり、この話をを持ち出すのは、気分を害する保護者もいたりと、相談員の先生もきっと、リスクが大きいのかな?と感じました。

 

先生の配置の問題

 

もともと、支援級ありきで考えていました。

 

息子はコミュニケーションがオリジナルすぎるキャラ故、大勢のマジョリティの中でうまくやれる可能性が低いからです。案の定、年長さんから転園した新しい園で、もうすでに浮き始めています。

 

「なんで僕はみんなとうまくやれないんだろう」という、自己評価低下の兆しも見えています。

 

なので、無理はさせてくありません。

 

勉強の面でも、少人数で向き合える支援級の方が向いていると思います。

支援級が利用出来るなら、その方が絶対に息子のためだと思っています。

 

その旨を支援員の先生に伝えると、あっという間に「支援級の方向性」で、細かな確認作業に入りました。

 

相談が早々に終わりそうで時間に余裕があり、たまたま顔見知りの先生だったこともあり、話が弾んでいると、「先生の配置など、早くから決められる」という、本音のところも話してもらえました。

  

所属を「普通級」にするか?「支援級」にするかで、先生の手配が違い、意思決定がギリギリだったり、年度が始まってから「やっぱり加配が必要」という事態になったりすると、現場が手薄になることがあるようです。

 

公務員なので、年度途中で減るのは大丈夫でも、増えるのは…ってことでしょう。きっと予算的なものも関係してくるのだと思います。

 

手のかかる息子。支援が厚いのに越したことはありません。

 

息子同伴でしたが、相談ルームへの入室は親のみでした

 

送られてきた書類には「子ども同伴」と書かれていたので、検診のようなスタイルを想像していたのですが、違いました。

 

親が相談員と話す間、子どもたちは待ち合いのような遊びの部屋で、一緒に遊んで過ごします。

 

そこでの様子なども先生が見ていました。(なんと校長先生も!)

 

手のかかる子どもの実際を見ておきたい、現場の本音かもしれません。

ありのままの現実を見てもらえるチャンス。個性的な特性も見て知っていてもらえたら安心ですよね。

 

同じ保育園のお友だちも多く来ていて、とてもはしゃいでいた息子。

「明日もあの保育園みたいなところで、みんなと遊べる?」としきりに聞いていました。よっぽど楽しかったようです。

 

考えていた以上に選択肢があった

 

特別支援学校か?支援級か?加配で頑張るか?ぐらいしか、選択肢がないかと思ったら、市内の小規模な学校(かなりの山間部)へ行くことも出来るようです。

 

小規模校で普通級。

 

う〜ん、それも魅力的。

 

「子どもはまだこれから半年でうんと成長する。急がず、じっくり考えればいいですよ」

「3年生か4年生とか、中学生になってからでも、途中で小規模校に転校してもいいと思うし、息子さんが一番いい環境で学べることを、一緒に考えていきましょうね」

 

当たり前に就学するんじゃない息子だからこそ、手をかけてあげられる場所ですよね。就学相談。保険師さんとか、先生とか、専門家と一緒に息子の将来を考えられるなんて、ほんと、安心するし、ありがたかったです。

 

ある意味、入学前のこの時期に見えている特性があるのはいいことかも知れません。

幼い時から医療にかかっている息子は、家庭と園、学校でシェアすべき情報も、すでにたくさん蓄積されています。そこには私が知らない、家庭で見せない息子の姿さえ、あるのだと思います。  

いろいろな選択肢の中から、それぞれの先生が知っている息子のキャラにあった就学先を、みんなで考えられるなんて、ものすごく贅沢なのかも。

 

もっと気軽に受けてもいいんじゃない?

 

第一子で、先輩ママたちとも交流のない、kazenoyaみたいなタイプの母親の場合、学校生活がどうやって始まるのか、まったく見当がつかないことも多いんじゃないかな?と思います。

 

自分から情報を求めていけるママさんなら大丈夫なんでしょうけど、恥ずかしながらわが家、ランドセルの購入すら、すでに出遅れてる感が否めません。

 

始めての就学相談・教育相談。

 

障害があったり、手がかかる子だけが受けるイメージでしたが、そうでもない雰囲気に驚きました。性格的に大勢が苦手とか…。そんな軽い相談でも受けてくれそうな雰囲気でした。

 

過疎地だからか?とも思いますが。。。。

「この相談、もっと大勢が気軽に受けてもいいんじゃないか?」

と感じました。

 

「寒がり」と「冷え性」と「低体温」と「平熱」

平熱が高いのに手足の冷える、kazenoyaです。

 

信州の梅雨時期は冷えます。近くのおばあちゃんは「梅雨が明けるまではこたつが仕舞えない」そうですし、私自身も、たまにですがストーブをつけてしまうことがあります。

特にパソコン仕事をしていると、手足の指先が氷のようになります。

立派な末端冷え性だと実感しています。

 

でも平熱は高いのです。

 

不思議に思って独身時代に通っていた漢方薬局の人に「寒がりと平熱って関係ないんですかね?」と聞いたことがありました。

 

平熱37℃の冷え性&寒がりとして生きてきた

 

中高生の時、平熱が高かった記憶はないのですが、20代後半のある日計ってみたら、平熱が37度近かったです。

いまでも高温期の平熱は36.8℃〜37.0℃で、決して体温が低いわけではありません。

ですが、手足が冷えます。22℃を下回ると「寒い」と感じます。

 

寒さ対策は年季が入っています。

今現在も、冷えとり靴下ではありませんが、絹の5本指ソックスを重ねて履いています。レッグウォーマーや腹巻きも欠かしません。それでもいつも寒いのです。

 

冷え性で寒がり。

 

一方夫は平熱は至って普通の36.4℃ですが、暑がりです。冬でも飲み物には氷をいれます。

 

息子は私と同等の平熱で暑がりです。

 

みんなで一緒に寝ているのですが、夫と息子の快適温度に合わせると、私だけ夏でも布団と毛布が手放せなくなります。特に息子の暑がりが厄介で、なんと25℃過ぎると暑くて不機嫌になります。赤ちゃんの頃はギャン泣きや夜泣きの大きな原因のひとつでした。

 

これだけ体感が違うのだから、一緒に寝るのは無理がある。もう、寝室を分けて欲しい。心底そう感じる日も多いです。

 

人の平熱は本来37℃らしい

 

そこでふと、ある考えが浮かびました。

37℃はもしかして、「平熱が高い」んじゃなくて「微熱」なのでは?というものです。

微熱が続く慢性疾患かもしれません。私はなにかしらの病かもしれない。だから寒いのかもしれません。

 

昔の水銀の体温計は確か、37℃の所が赤くなっていました。発熱のラインではないでしょうか?

 

そう思って調べたところ、あの赤い37℃の印は「発熱」ではなく、「平熱」の印らしいと知りました。

 

昔の人は平熱が高かったようです。それどころか37℃は理想的な平熱らしく、ホッと胸を撫で下ろしました。

 

中心部を温める必要のある女性と冷やす必要のある男性

 

件の漢方薬局の説明は、「関連はあるけど一概には言えない」というものでした。

 

「寒がりだけど、体温が高い人や、冷え性じゃないけど、寒がりだったり、平熱が低い人もいる。体温を上げても寒がりが治るとは限らないけど、でも、やっぱり体温は上げた方がいい」と。寒がりの人は意識的に温かい格好をするので、冷やさないためには好都合とも言われました。

 

特に妊娠の可能性のある女性は、体幹に血液が集まりやすいそうです。

 

子宮を中心に血流を集めて冷やさないようにする。そいういシステムが元々備わっているのだそうです。

でもその結果、血の少ない人は手足まで血流が行き届かず、手足が冷える。

 

一方の男性は生殖器を中心に冷やす必要がある。

なので、逆に手足は温かいことが多い、という答えでした。

 

性別的に圧倒的に不利な上に血虚。血が少ない。

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そりゃ、手足も冷えるというものですよね。血虚改善、頑張ろう。

 

ちなみに冷え性というのは西洋医学的には漠然としているもののようで

冷え性 - Wikipedia

 

寒がりの原因には自律神経の乱れも関係しているようです。真冬の 20℃と夏の20℃では体感温度が違うのも、そんな影響からでしょうか?

 

また「低体温」というと、登山などで「寒い…寝るな!寝るんじゃない!」という症状、体温が35℃を下回ると生命維持の危機が訪れる「低体温症」と混同してしまいますが、ここでは平熱がおおむね36℃以下になる、体質的な「低体温」という意味で使わせていただきました。ご了解ください。

 

食物アレルギーと葛根湯★葛根湯ブラボー!

アレルギー治療は体質改善で頑張りたいと思っている、kazenoyaです。

 

息子は現在、卵とピーナッツ(落花生)の食物アレルギー持ちです。卵はケーキ類は食べられるようになりました。なぜケーキ類だけ食べられるのか…以前の記事です。

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情けないお話です…。

 

でも保育園の給食で卵そのものとマヨネーズ、カスタード以外を解除したため、保育園頼みで解除生活を送っている有様です。本当に、情けない。

 

そして、

ピーナッツは現在手こずり中。 

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入院までして0.5グラム解除になったにも関わらず、最近になって「口が痛い」と食べてくれなくなりました。

 

前置きが長くなりましたが、食物アレルギーと葛根湯のお話。

 

経口免疫療法と葛根湯服用を併用する

 

元々本や雑誌を読むのが好きなのですが、主婦業優先で最近は読まなくなりました。

そんな私が楽しみにしているのが、はてなの読者登録とLineの公式アカウントの配信です。Lineの方は地方新聞やレタスクラブなどの雑誌記事、ライフハックものの読み物など多数を購読しています。どちらも隙間時間にちょこっと読めるのが主婦的にありがたいです。

 

その中のひとつ

北日本新聞の6月7日にあった記事に、マウスを使った経口免疫療法と葛根湯の併用について研究が紹介されていました。

 

(記事は全文読むのには登録が必要なようですが一応参考のためにリンク貼っておきます)

http://webun.jp/item/7468298

 

Yahoo!ニュースで読めるようです。

headlines.yahoo.co.jp

 

富山大和漢医薬学総合研究所というところの研究のようです。

 

「経口免疫療法」はアレルゲンを少しずつ食べて体を慣らして食物アレルギーを治療するものです。

 

息子が現在取り組んでいる卵の解除とピーナッツの自宅負荷も、これにあたります。

多くは病院の監視下で一度食べてみて現在食べられるグラム数を確認し、自宅で少しずつ量を増やしながら食べられる量を増やしていきます。

 

うちのように食べてくれなかったり、体調などで強い症状が出てしまったりと、家族にとってストレスの多い治療法だと感じています。

 

葛根湯が過剰な免疫反応を抑制し治療効果アップ

 

葛根湯ブラボー。

 

うちは風邪薬がもっぱら漢方(肩こりにも効きます!)なので、常備しています。その葛根湯にこんな効果があるなんて、ありがたいです。

 

腸管内で制御性T細胞が増えて治療効果があがるのだそう。

 

ただ、6歳の息子にどうやって葛根湯を飲んでもらうか?が新たな課題になりそうですが。

 

風邪を引くと症状が重くなる

 

息子の場合、自宅でのアレルゲンの負荷時に、体調が大きく関与します。

普段は大丈夫でも、体調不良があると口の違和感や腹痛などを感じることが多いようです。

 

案外神経質なたちなので、一度そういうことがあると、次回から慎重になってしまう、センシティブボーイを、あの手この手でだましのせながら、毎日少しでも食べてもらうのは至難のことです。(ちょっと泣き言)

 

じゃあ体調不良の時に食べさせなきゃいいじゃん!と言われそうですが、よく食べ体格のいい息子は、あまり体調を崩さないです。

 

1歳の時にインフルエンザにかかり、でも症状が軽かったために普通の風邪だと勘違いしたぐらいです。3日保育園を休ませ、さすがにおかしいと検査をお願いしたところ、ばっちり陽性で、そこからさらに登園停止…働くママ的にトラウマ級の経験になりました。

 

子どもが元気なのはありがたいことなのですが…。

 

なので、アレルゲン食べて「お腹痛い」と言い出して、「あれ?もしかして風邪っぽい?」と気づくような有様です。だって発熱もないし。よく食べるし…。

 

漢方処方に期待したい

 

アレルギー受診が近いですが、今回も病院には、叱られ要素しか持参出来なさそうです。

ピーナッツは食べるの拒否だし。

 

まぁ叱られるの覚悟でいろいろ相談してきたいと思っていますが、葛根湯、処方してもらえるでしょうか。

 

まだまだ、一般の病院で漢方を処方してくれるとこと、少ないですよね。

 

kazenoyaは体質的に薬が合わないです。若い頃には飲んでいたのですが、風邪薬でよく脳貧血を起こしてぶっ倒れました。いまでもたまに飲む必要がある時には15歳以下の量で飲むようにしています。

だから自分で買う時はいつも漢方です。

でも、漢方って買うと高いし、もっと気軽にどこの病院でも漢方処方してくれるようになればいいのにって思います。

 

でも本当は…免疫療法より体質改善頑張る!

 

病院の指導は経口免疫療法なので、頑張るよりほかはないのですが、本心としては「食べて慣らすの前に体質改善でしょう〜」と思っています。

 

息子はきっと腸管の制御性T細胞が少ない体質なんだろうな。

 

食べて慣らしたところで、将来的に花粉症や喘息になったりしても可哀想だし。

 

夫と同じ潰瘍性大腸炎になるリスクは限りなく高い。きっと。そう思います。

 

だったら家族みんなで体質改善を目指したい。

 

さぁ、きょうも腸活頑張るぞ〜!

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 現在、減った体重は約10㌔。。。ウシシ。

 

主婦になって「お金への感情」が変わりました

やっと自分の労働へねぎらいの気持ちを持てるようになりました、kazenoyaです。

 

先日母親と話していて、心に引っかかってしまった言葉が、ずっとツラいです。

母はいわゆるキャリアウーマンで働く母親でした。経営者でもありました。

 

「お金なんて」

 

まぁ、幼いころからお金では苦労したと聞いています。経営者になってからも苦労していたのを見ながら、kazenoyaは育ちました。

 

「どうでもいいと思っているし。足りればね。足りないと困るね」

 

私自身、母のこういう言葉は聞き飽きるほど聞いています。

でもこんなに引っかかったのは始めてです。

 

私の中でお金への感情がシフトしている

 

なんでだろう?と考え始めて気がつきました。

「お金が可哀想。そのお金を働いて得た母自身も、そんな言い方したら、可哀想だ」

という感情が自分の中に芽生えていることに、です。

 

労働してお金を得るということは、本来とても素晴らしいことで尊いものです。

 

でも、母はそうは思っていません。

 

「どうでもいい」と思っていて、でも、

「1円でも足りないと役に立たない」という経験も積んできていて。。。

 

お金にはいろいろ振り回されていたのかな?と今の私なら推測出来ます。

親の価値観というものは、子どもの情緒の発達にとても深く影響するものだと、身をもって実感しています。

 

どうして変わったのか。主婦という立場。 

 

何があったのか?どうして変化したのか?

自分自身でも不思議でなりませんでした。

大好きだった母を、尊敬していた母を「可哀想」なんて思うなんて。

 

 

ものすごく個人的なことですが、kazenoya家は去年、経済的に厳しい年度でした。

 

親族の結婚式や息子の七五三、家電が壊れたり、車をぶつけたり…

 

思い返しても笑っちゃうぐらい、いろいろありました。

 

 「どうでもいい」と思っている母に育てられたkazenoyaの家計管理はいわゆる〝どんぶり〟いや、ザルか?といった有様だったので、まぁ、散々な年になりました。

 

夫の稼いだお金を大事にしたい

 

ザルの目をザアザア流れて行くお金たち。

もったいない。無駄にしたくない。

 

夫が身を粉にして、家族のために働いてくれたお金なのに。

 

そんな気持ちが生まれました。

 

だれかの稼いだお金で暮らすということ

 

もちろん、専業主婦ではないので、自分自身でも稼いでいるのですが、全て自分の稼ぎで暮らしていた過去から、夫の稼ぎを当てにする生活に変わったというのは、大きな転機だったように思います。

 

ひとは、こと〝自分〟のこととなると、評価が低くなってしまいがちです。

 

自分の時間を使って稼いだ金額を時給換算して「最低賃金以下だ!」と憤ることはあっても「生活のため」と腹もくくれる。

 

でも、ひとの頑張り、ひとの時間を無駄には、し難いでしょう?

 

ましてや大好きな人の大切な労働や時間を無駄には出来ません。

 

そういう気持ちを、結婚後ひとつひとつ積み重ねてきて、そして、変わったのだと思います。

 

自分自身も、そうやって尊重される「頑張り」や「時間」を紡いでいるということに、気がつけるようになりました。

 

発達障害と海馬|読書感想的なもの

腸活しているうちに脳への興味も湧いてきました、kazenoyaです。

 

腸内細菌が子どもの脳の成長に影響を与えるということを知るにつれ、その結果生まれた発達の凸凹にはいったいどう対処したらいいのか?という新たな問いを持つようになりました。

そう言う時、いつも図書館に行きます。

 

今回出会った本はこの本です。

 

 【脳は自分で育てられる〜MRIから見えてきた「あなたの可能性」〜】

脳は自分で育てられる

脳は自分で育てられる

 

10年ぐらい前の出版のようですが、知らない情報がたくさん載っていて、やはり書籍はいいですね。

この加藤さんというお医者さんは、テレビなどにも出ている方のようです。この方自体、知りませんでした。(スミマセン。kaznoyaはあまりテレビを見ません)

 

たまにはニュースぐらい見ないとな、と思いつつ。。

 

話がそれました。

 

発達障害には海馬の成長に遅れがあることが多いようです。

 

脳の学校・加藤俊徳が語る「海馬回旋遅滞症とは?」 - YouTube

 

著者の方が話している動画をみつけたので貼っておきます。

 

海馬というのは脳の器官のひとつです。

海馬 (脳) - Wikipedia

 

海馬は左右一対で、発達段階で左が若干遅れる傾向があり、その左の海馬の発達がアンバランスに遅れていることが、発達障害の人の脳で多く見られるそうです。

(解釈が違っていたらごめんなさい)

 

脳の発達は何歳まで?

 

「3つ子の魂」だとか、3歳児神話だとか、子育てしている母親を焦らせるような情報を良く耳にします。

 

腸内細菌の書籍などを読んでいると、「ゼロ歳代・新生児期が大切」みたいな、本当に「あ〜あ」と、自分の子育てを振り返って情けなくなるような情報ばかり見つけ出せます。

 

じゃぁ脳の方は?やっぱり小さいうちって大事なんだよね。

 

って、この本、読み進むうちに、そういう次元で書かれたものではないのだと気がつきました。これこそ「現状を受け入れている」お手本かもしれません。

 

著者はこの本の中で

 

MRI脳ドックはこれまで〝脳の病気を見つけるため〟に使われることがほとんどでで、脳の健康状態を見るために使われることはなかった。

 

というようなことを何度か書いています。

 

健康な脳(の領域)は常に成長しようとするもので、使い方次第では90代でも活性化し続けている領域もあるそうです。

 

すでに障害を持っている領域以外の部分に着目していること、何歳からでも伸ばしていける部分があることが分かります。

 

苦手を克服する?得意を伸ばす?

 

 重い障害があり、手も足も動かせず、産まれてから一度も親や周囲の人とコミュニケーションを取ったことがない方の症例が紹介されていました。

 

詳細は割愛しますが、ざっくり説明すると

MRI画像から、伸びしろのある脳領域を見つけ出して、結果簡単なコミュニケーションを取れるまでになったそうです。

 

kaznoya家のように凸凹息子を育てている家庭では、子どもの「苦手を克服」するのか?「得意を伸ばす」のか?というような悩みを抱えることが多いです。

 

もちろん、双方大事にして行きたい前提です。

 

でも、この本を読んで、そんな葛藤が根底から覆されたような気持ちになりました。

 

情報としてのMRI画像から分かることに真摯に向き合っていくと、人への対応はこういう風になるのか、と感じました。

 

楽しんで成長を見守ること。息子の得意や好きを探すこと。

 

白黒の画像から、個性までもがある程度推測出来るらしく、そこにちょっと驚くkazenoya。

 

母親として、毎日息子を目の前にしていて、画像診断なんかに負けてられない。

 

 個性的な子どもの教育では、よく

「得意を伸ばす教育を」なんて言われます。

 

kazenoyaもそうして行きたいと思っています。

 

でも、

「学校生活で苦労して欲しくない」

「お友だちを作ってエンジョイして欲しい」

 

なんて、思ってしまい、就学を意識して、息子に「苦手を克服」する課題を押し付けてしまいそうになることも多いです。(朝の支度を自分で頑張らせてみたり、というようなことは、保育園でからも取り組んでいくようにと、指導が入ります)

 

知識として知っていて、分かっているようで、実は、本当の意味で分かっているわけじゃなかった。つくづくそう考えさせられる本でした。

 

「親子で一緒に楽しくなって、息子の得意の脳領域が活性化することってなんだろう?」

 

息子の育児・教育で、本当に大切なのはこの1点なのかもしれません。

 

主婦業・母業|ワーママにとって2足のわらじの1足目はどっちだ?

主婦・母の仕事にいつでも誇りを持っていたい、kazenoyaです。

 

主婦業・母業って、いろいろ落としどころが難しいですよね。片手間で出来るほど簡単な仕事じゃないのに、世間の価値観は…目も当てられない現状。

キャリアアップを頑張って来た女性にとって、子育てで生じるブランクは、心理的に厳しいものになることが多いようです。

 

いまの私にとって、1足目は完全に母業です。

 

高齢出産組のkazenoya。結婚妊娠までの人生が長かったので、それなりに社会経験があります。自分の母も働く母親で、仕事する母を見て育ってきたので、自分が母になる際にも、仕事抜きの人生は考えられないタイプでした。

 

ですが、いまの私にとって一番大切なのは家庭運営。

つつがない家庭を維持し、その中で息子を育てることに重きを置いています。仕事は2足目のわらじ(でも絶対必要)。

 

そのスタンスで働いているので、仕事で関わる人たちに母業で迷惑をかけることがある時、臆面なく「スミマセン。息子の用事でその日は無理です」と伝えています。

 

ちなみにkazenoyaは、企業に雇われる形態ではなく「個人事業主」として働いています。いわゆるフリーという立場なので、この対応が仕事や収入減、一時的な評価の低下にガッツリつながりますけど、厚顔無恥を貫くようにしています。

 

もちろん心情では…いろいろ考えてしまいますけどね。

 

お恥ずかしながら…kazenoyaの仕事歴について。

 

これまで恥ずかしくて、ここでは書けませんでした。

 

いまの仕事は、写真を撮って文章を書く仕事です。ちなみにAIでも出来る仕事です。

(ブログを書いている方たちの文章力の高さに、まさか仕事で文章を書いているとは言い出せず…プロフィールにも書いていません)

 

妊娠するまではDTP(チラシなどの紙媒体デザイン)とミニコミの仕事をしていました。ブラックな働き方が当たり前な業種でした。(いまはどうでしょう?)子育てしながら続ける自信がなかったので、きっぱりやめました。

(いわゆる〝キャリア〟的な考えが薄い仕事なのかもしれません。目指すのはキャリアアップよりも独立、的な?)

でも専業主婦になるつもりは全くなかったので、いまの仕事を見つけました。育児と両立出来ると思ったからです。

 

自分の仕事観に育児を当てはめてみると

 

kazenoyaの積んできた仕事のキャリア(と言えるのかは、ともかく)は、どれもいわゆる「締め切り仕事」というヤツです。

短いスパンで次々進んでいきます。

 

一方、子育てというのはかなり長い目が必要な仕事です。きょう明日に結果が出るものではありません。もしかしたら、結果を求めるものですらないのかもしれません。

  

「ライフワーク」というものに近いのかも。

将来的に大きな写真集にまとめるための写真をウン十年撮り続けるカメラマン?

モノになるかどうか分からない絵を描き続ける画家志望とか?

 

そんな感じの仕事なのかもしれません。

 

それなのに、日々のタスクは多岐に渡り、次々訪れる。

 

気を抜いたり、手を抜いたりしたら、将来に響く。(気がする)

 

そこんところは、農業などに近いのかも。

 

オーガニック?収穫量第一?

農作物の育て方はいろいろです。工夫の仕方もいろいろです。こだわるポイントも様々です。

 

手塩にかけたりんごが台風で一夜にして大打撃を受けることもあるでしょう。

 

kazenoyaは職業として農業をしたことがありません。農家さんは、どんな気持ちで仕事しているのかな?と子育てしながら考えることがあります。

 

子育ては長大なプロジェクト

 

先が見えない、どうなるのか分からない。結果が見えるのは20年、いや30年先かもしれません。しかも失敗は許されない。このプロジェクトの主要メンバー構成はママとパパ。

 

主導権は…きっと多くの家庭でママでしょうか。

 

パパは…子どもが乳幼児期にはきっと「使えないバイト」レベルからのスタートでしょう。そして多くのパパにとって、子育ての方が2足目なのが、いまの社会の現状です。

(ママたちは、どちらかを迫られるのも、いかがなものかと考えます。総活躍とか言って、ママ業を1足目にしたがらない風潮もありますし)

 

実家や義実家、会社や近所、先生たち、ママ友とかの主要取引先との関係維持も案外大変な業務かもしれません。

  

プロジェクトの担うものは人ひとりの人生だったり、この社会の未来だったりします。

すべての働くお母さんがバランスよく2足を履ける社会に、早くなって欲しいです。

 

年度末からずっと忙しく、息切れ気味のボヤキでした。

 

わが家の「卵なし」生活を支えたケーキレシピたち

息子の卵アレルギーが少しずつ治り、卵なし食卓から脱却しつつあります、kazenoya宅です。

 

「卵なし!」から「卵だらけ!」な冷蔵庫になっています。

 

過ぎてしまえば良い思いでの卵除去生活

 

いろいろなレシピサイトなどを比較しながらアレコレ工夫して、卵なしケーキを焼いていたころが懐かしい…。(現在はアレコレ工夫して、いかに卵を食べてもらえる料理を作るか?に奮闘しています) 

kazenoya.hatenablog.com

 

ということで、除去ケーキ作りの苦労や楽しさを忘れてしまわないように、お世話になったレシピを残しておきたいと思います。kazenoyaの覚え書き用です。

 

 

本当に完全、卵シャットアウトな生活をしていた

 

乳児湿疹が始まった時、うすうす「卵アレルギーとか?他の食物アレルギーとか?」と思いつつ、私も家庭内もなんの除去もしていませんでした。

 

ですが、自分が食べているもので息子の症状が悪化している気がしだして、少しずつ食べること自体が怖くなり、私が除去生活へ。

 

ご飯中心の完全和食になりました。

 

その後、血液検査で卵と小麦に数値が出たことで、夫から「自分も除去する」と申し出がありました。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

当時の経緯は過去のブログに書いています。(実はこれが初記事だったりします)

 

そこから、卵を一切家庭に持ち込まない生活が始まりました。

 

なので、何を作るのにも卵なし。卵を使いたくても、そもそも家にない状態でした。

 

【卵・小麦除去中にお世話になった「米粉パンケーキ」】

cookpad.com

 小さいころ(1歳代)に本当にお世話になりました。保育園の給食メニューがパンの時は、これを牛乳で真っ白に作って持参させていました。他にもいろいろアレンジして毎日のように作っていた頃が、懐かしい。

 

白玉粉で作るポンデケージョ

cookpad.com

 

息子が給食で食べたらしい?との会話から、検索してみたレシピ。

 

特に困ったケーキ類

 

息子のお祝いには「1歳誕生日に!卵&乳不使用のバースデーケーキ」的なレシピが案外豊富です。あとはもう仕方がないと割り切ったり。

 

ですが、家族のお祝いもケーキなし。そんなのは悲しすぎます。

息子の小麦アレルギーが治って除去が解除され、ちょっとしたケーキ類も食べられる2〜3歳頃になってくると「あまりにストイックな除去もねぇ」と欲が出てきました。 

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でも、アレルゲン除去ケーキを買うのも…(アレルゲン除去のケーキでもよく調べてみるとなぜか「長芋」が入っていたりして心配性のkazenoyaは買えませんでした。自分が小さい頃に長芋で口周りがかゆくなるタイプだったこともあります)

 

と、レシピサイトの世話になるようになりました。

 

【主に夫のバレンタインに良く作ったチョコケーキ】

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お豆腐入りでヘルシーなので、いまでもわが家の定番です。

 

【ゼラチンも不使用なレアチーズケーキ】

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息子は乳が大丈夫なので、こちらはよく作りました。生クリームで作るとめちゃ濃厚です。ホイップクリームでもいいかんじでした。

 

【日々のおやつに作った焼き菓子】

cookpad.com

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私が焼き菓子好きで、食べられないことにストレスを感じていたので、気軽に作れるこういったレシピにお世話になることが多かったです。

 

スポンジケーキはやっぱり、難しかった】

cookpad.com

なんどもいろいろなレシピで挑戦してみたけど、スポンジはそれらしく作るのが一番難しかったです。

 

簡単に!をモットーに探していました

 

息子をおんぶしたり、見ながら作ることが大前提なので、レシピを探すときはあくまでも混ぜるだけ!みたいな「簡単」なものばかりを選んでいました。

 

簡単で失敗なしのレシピばかりでした。レシピを紹介してくださった方々に感謝しかありません。ありがとうございました。

 

いまでは普通のスポンジケーキをガッツリ食べられるようになった息子。それに伴い、家でケーキ作りをすることも減った気がします。

 

もともと料理は好きでしたが、お菓子作りは苦手だったので、除去生活があったからこそ、手作りの楽しさにも気がつけたのかも。また、自分でいろいろ作ってみたいと思います。

 

卵なしガッツリ肉食レシピは、以前のブログで書いています。

kazenoya.hatenablog.com

 よろしければ併せてお読みください。