6歳・年長さん★教育相談・就学相談④支援級スタートについて考える
息子が自分で選べるようになるまで、どれだけ息子サイドを貫けるか?踏ん張りどころだと感じています。kazenoyaです。
先日、2度目の就学相談がありあました。
この教育相談・就学相談シリーズは4つめとなります。
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住んでいる地区の学校の支援級スタート
第一回の教育相談で、方向性が大体決まっていました。
元々 行く予定の学校の、特別支援学級所属でスタートする、というものです。
これが一番妥当な選択肢なんだと思います。
ですが、迷いも生じます。
今はまだ息子自身が、その選択についていろいろ考えられる年ではないからです。
大きくなって
「みんなと同じクラスが良かった」とか、
「小規模校に行きたかった」
と、言われるかもしれません。
ただ、1年生の段階だと、言ってみれば「未知数」。
椅子に座っていられるか?授業について行けるか?親である私でさえ、全然読めません。ですが、保育園での息子の様子などを考えると、いきなり普通級で学校生活をスタートすることは、息子に無理を強いることになりそうだな、と感じます。
昔は特殊学級と呼ばれていた、軽・中程度の障害を持つ子どもたちのためのクラスです。最近は発達障害の子どもも多く在籍するようで、息子の通う学校も、それほど大人数な学校ではないにも関わらず、2クラスあると言っていました。2クラスの内訳は、その特性というのか?障害の種類で分けているようです。
「最初は普通級でがんばってみて、難しそうなら支援級へ」と考える保護者が多いようですが、途中移籍の場合は人員手配も難しく、支援の手が薄くなってしまう恐れも。
やってみて、先生の目から見てイケそうなら、進級時に、普通級へ移動する流れの方が安全かもしれないな、というのがkazenoya的判断です。
(交流学級(普通級と交流することが推奨されています)ときちんと行き来するというような会話を、先生の方からしてくれたので、住んでいる地域の特別支援の体制を、ある程度信じて話を進めることにしました)
息子の小学一年生は、たった一度のことなので、無理せずスタートしたいと思います。
特別支援学校
いわゆる「養護学校」や「盲学校」などの学校で、もし息子が通うとなれば、養護学校になるのかと思います。
もし、障害者として生きていくことになるならば(就職を障害者枠で考えるならば)特別支援学校のほうが、企業とのそういったパイプを太く持っているために有利なようです。高学年に入る頃にはもしかしたら、学校側からそんな話も出てくるかもしれません。息子自身も、ある程度いろいろ考えられる年頃に達しているかもしれません。
心配は学習面でのフォロー
kazenoya的には、勉強は最低限でいいとは思っているものの、「支援級の子は勉強しなくてもいい」なんて本気で言っている先生も多いと聞きます。
最近、図鑑に興味の出てきた息子。YouTubeも、Eテレ系のものばかり見ています。先日受けたウィスクでは、知的グレーゾーンの数値が出ていましたが、知識欲は年相応に育ってきているようです。
普通級の子どもたちと、あまりに学びのレベルが違いすぎれば、将来、息子自身が大きくなったときに「ちゃんと、勉強しておきたかった」と思うかもしれません。
「学びたい」意思があるのならば、子どもの意欲に応えてくれる環境が整っていますように。そう、願うばかりです。
学校の、いわゆる教科に限らなくてもいいです。
どうか、興味の芽を、好奇心の芽を、摘み取られませんように!
中学校で支援級だと、高校進学は無理?
もし、本当に際どいグレーゾーンを貫いたとしたら、この路線を進むことになります。
高校は義務教育でないために、現時点では特別支援級はありません。
ですが、少子化もあるのでしょうか?支援学級からの高校進学率は年々増えているようです。
しかし、これまで支援級で少人数で学んできた子どもに、普通級でちゃんと学べるのでしょうか?そこが心配の種になります。
支援が行き届き、学びのレベルが年齢相応なレベルに達していたとしても、個々人にあったスタイルでの学習ができないことや、一斉講義スタイルの授業環境、大人数でのクラスでの人間関係などのストレスも、あるかもしれません。
当の息子はどう思うのか?
そこまで考えて思います。
実はこれは、親である私の悩むことではない気がします。
息子当人が、そのつど悩んでいくべきことです。
親としてできることと言えば、悩んでいる息子のそばにいて見守るぐらいでしょうか。
願わくば私の現時点での判断が、将来の息子の選択の幅を狭めてしまわないように。偏った選択をしてしまわないように。
将来の息子がどう考えるか?その視点で選んでいけるよう、心がけたいと思います。
抗生物質と腸内細菌と、自閉症の関係。
これは抗生物質や医療をヘイトする記事ではありません、kazenoyaです。
多くのお母さんたちに知っていてもらいたい情報だと思ったので、書こうという気になりました。
1年以上前に読んだ本の中からの話と、経験談、その後自分が行ってきた腸活の学びをふまえて書きたいと思います。
この本に出てくる自閉症児とその母親の話にkazenoyaは、かなりの衝撃を受けました。
知っている人は多いのでしょうか?
【かいつまんで要約してみます】
4人の子どもを育てるアメリカの母親の話です。
4人目の子どもが、耳の感染症治療の最中に急に子どもが行動を変化させ、これまで順調だった発達が後退し始め、奇声を発したり、つま先で歩いたりするようになりました。
驚いた母親は、医者に相談しましたが、医者は「お母さんが兆候を見落としていた」というばかり。
4人を育てた経験から、自分がわからなかったはずがないと、医学論文などを読み仮説を立て、たくさんの医者に手紙を書いて、仮説に基づく治療をしてくれる医師を探しました。
その方法は、
息子の腸内にいる、破傷風菌の原因菌であるクロストリジウム・テタニを、更なる抗生物質で治療するというものでした。
結果、驚くほどに行動が改善したそうです。
(抗生物質をやめると1週間で元の状態に戻ったそうです)
※ここで言う、遅発性自閉症は、いわゆるカナータイプという、知的な障害を伴う自閉症をさすようです。
そういえば、耳鼻科で抗生剤を処方されていた息子
この本を読みながら、息子が小さな頃の事を思い出しました。
そう言えば、耳から出血して近くの耳鼻科に行った事があったような…。
おくすり手帳を調べてみると、やはり、ありました。
抗生剤の名前
その下に、なんと
ちゃんと整腸剤も併せて処方されていました。
(抗生剤治療で下痢になることは結構有名な話のようで、手術などでは、クロストリジウム・ディフィシル感染症は劇症型になることもあるようです)
そうそう、息子は治療後も便の様子がゆるめで、不安に思った私は、薬局で一般薬の整腸剤を買ってしばらく飲ませていたっけ。
母のカンというのは、あながち侮れないものです。
母親の腸内細菌と発達障害
お薬手帳を見ながら「わぉ」と思ったkazenoyaですが、息子の場合を考えると、まぁ、この本にあるようなパターンではありません。
だって息子は、生まれた時から一筋縄では行かないタイプでした。
遅発性でないことは確かですし、現在の所、自閉症よりもADHDの気質が大きく出ています。
どこかで受けた治療のせいで、通常の3倍男になっているわけではなさそうです。
ですが、本の内容から
「腸内の感染は迷走神経を通って脳の神経に影響し得る」と知りました。
腸内細菌は十人十色。
様々な菌が腸内フローラを作っています。
菌ですから、中には悪い毒素を出すものもいるでしょう。
その腸内細菌叢の個人差が、個々人の様々な性質・特性につながっているとしたら…。
(アレルギーも、腸内細菌との関係が深いそうです)
腸内フローラの構成は、家族では似てくるそうです。
思考や特性に家族性があってしかるべき。
遺伝でなくとも、遺伝みたいなものなのかも。
また、現代社会生活では、抗生物質による治療を受けずとも、多くの抗菌物質などがありとあらゆる場所にあふれています。
一度「自分の腸内環境ってどうなっているんだろう?」と、ちゃんと意識を向けなければいけないな、と改めて思いました。
妊娠時にこのことを知っていたら…なんて考えてしまうこともありましたが、私自身、同じような特性があることも確か。
私だからこそ、息子に伝えられることもある。そして、こういう息子だからこそ、気の会う家族になれるのかもしれない。そう考えると、なんだか少しワクワクした気分にもなれます。
家族ってそういうものかもしれません。
次の改善点を見つけて、先へ進もう
現代の医療には、抗生物質は絶対必要なものです。
出産時にも、治療を受けながら出産する人もいるでしょう。
感染症や手術で、簡単に命を落とす人が減ったのは、抗生物質が発明されたからです。
でも、一方で、自閉症や発達障害、アレルギー疾患は、先進国を中心に劇的に増加しているそうです。何かしらの関係がありそうです。
医療は発達し、暮らしも改善されました。
もう、簡単な下痢で子どもの1歳までの生存率が低くなるような暮らしには戻れないのです。戻りたくないし。でも、発達に偏りのある子どもの出生率がどんどん増えるのもまた、本意ではないように思います。
でも、出来ることもあります。
畜産業界の抗生物質の使用量を減らすとか
(EUでは飼料への添加がダメになっているようです)
医者での不必要な抗生物質の処方を減らすとか
もうなされている事もたくさんあると思います。息子の処方に整腸剤が入っていたように。風邪で抗生物質を処方する医者も、もうほとんどなくなっているのではないでしょうか。知らないところで、いろいろなことが進んでいます。
私たち現代人の腸内環境はもう、太古の人たちと同じには、ならないでしょう。土壌環境もまた、元通りにはならない。
でも、そのかわり、大昔にはなかった知識や情報、技術が発展しました。
いま見つかってきている情報をシェアして、次へ次へと進み続けていけば、状況はガラリと変わるかもしれません。シェアが広がることで、新たな研究や発見につながるかもしれません。子どもの発達やアレルギーに悩む母親も、減るかもしれません。
わが家の例もまた、これからの誰かの、なにかしらの役に立ちますように。
通常の3倍男の育児も、楽しいですけどね(笑)。
【災害時対策】食物アレルギーの非常食準備に「ポリ袋」をぜひ!
毎年、持ち出し用品の確認作業で息子の衣類のサイズアウトっぷりに愕然とする、kazenoyaです。
息子が小さい頃、「もし避難生活になったら息子の食べるものはあるのか」と不安になった記憶があります。きょうは、そんな時に知った「ポリ袋調理」のシェア。
(幼い頃は、卵・鶏肉・小麦の食物アレルギーでした)
食物アレルギーの子を育てる家庭は、避難用の持ち出し袋に、ぜひ「ポリ袋」をinしてください〜!お願いします!
使うのは〝加熱可能〟なポリ袋
普段の調理でも、活躍するポリ袋。
浅漬けを漬けたり、唐揚げやフライの衣付けにも便利ですよね。
でも、災害時に役立つのは〝加熱可能〟なポリ袋です。
スーパーなどでもらう半透明の、「シャカシャカ」タイプの…そう、一番廉価なヤツ。(透明な「ビニール袋」はNGです)
正式な素材の名称は「高密度ポリエチレン」。
出来ればマチがないほうが、いいかも。(マチの隙間に食材が入る)
耐熱温度は約120℃
この手のポリ袋の裏側を見ると、耐冷(?)温度は書いてあるんですが、耐熱温度は書いていないことがほとんどかと思います。
注意書きには
「オーブンや直火不可」
「電子レンジ不可」
「ガスコンロやオーブンの近くに置かないで」
などとあるため「本当に加熱出来るの?」と思いますが、ポリ袋調理は「湯煎」なので、問題なく使えます。
ただ、一番廉価なヤツは薄手で、破れやすいので、わが家の持ち出し用品に入れているのは、Amazonさんで買った下のポリ袋です。
こちらはスーパーで買う一番廉価なヤツの裏側。
こっちが、災害用持ち出し袋に入れているヤツ。(普段も使ってます!)
注意点は、鍋肌から離すこと!
直火不可なので、鍋肌に直接ポリ袋がつかないように注意する必要があります。
ザルなどを入れて、その中で加熱するのがいいかと思います。
耐熱温度が120℃なので、あまり高熱で加熱し続けないこと(沸騰後、中〜弱火で調理)。
この注意点さえ守れば、
・ポット
なども、ポリ袋調理に使える調理アイテムになります。
一度の加熱で複数のおかず、ご飯などが出来上がるため、一人暮らしの省エネ対策にもなりますね。(わが家は、4世代同居のため、大鍋調理でもすぐなくなるので、試した事はありませんが)
出来る調理は、炊飯・茹でる・煮込む・温める
・ご飯を炊く
・パスタを茹でる
などのほか
・煮魚
・野菜や肉の煮物
なども煮崩れ知らずで味染みもいいです。
・スープ
・カレー・ミートソースなどのソース
なども、ももちろん調理出来ます。
焼き目の必要なものや、揚げ物以外は出来る感じでしょうか。
詳しいレシピなどは「ポリ袋調理」などのキーワードで検索してみてください。
レシピサイトなどにも多数載っています。
ポイントは〝真空〟。
ポリ袋に食材や調味料を入れたら、ポイントは出来るだけ空気を抜く事。
それと、食材や調味料を袋一杯につめないこと。
真空状態の余裕スペースをたくさん取っておいた方がいいです。
加熱で空気が膨張してしまうのを防ぎ、〝真空〟状態が味染みを良くし、少量の調味料でも美味しく仕上がります。
災害時ポリ袋調理のkazenoya的安心ポイント
地域の防災訓練で、このポリ袋調理を知ったとき、とても安心しました。
例えば、配られたおにぎりを温めたり、離乳食用におかゆを少量作ったりも出来ます。
大鍋での炊き出し時に、わけを話してポリ袋に食材を取り分けてもらい。同じ鍋で別調理も出来ます。
更に、このポリ袋はそのまま食器として使う事が出来るので、洗い物も出ませんし、食器経由のコンタミネーションも防げるな、と思ったものです。災害時は水が貴重品ですものね。
息子の食物アレルギーは、コンタミを心配するような状態を脱しました。が、いまだわが家の持ち出し袋にはポリ袋が入ったままです。
紙皿を入れるより省スペース。
様々なものが入れられる&しまえる。
そう思って、現役続投させ続けましたが…。
ことしは、防災の日の晩ご飯か昼ご飯を、「ポリ袋調理パーティー」にしてみようかな?なんてことも、考えています。
ヒヤッと!ハチ刺されでお呼出し→病院へ。アホ過ぎるダンスィ発動か?
「アホ男子」とか「ダンスィ」とか…とうとうやって来た感に、感無量です。kazenoyaです。
「アホ男子」が全盛期だったころに、生まれた息子。読みながら「うちもきっとこうなる」と思っていました。
- 作者: #アホ男子母死亡かるた書籍化プロジェクト@ahodanshi88 編,まきりえこ
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2014/05/27
- メディア: 単行本
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近頃は「ダンスィ」という言葉があるようですね。
こちらは主に、やんちゃ過ぎる小学生男子を指すようですが…。
先生から電話で「ミツバチに刺されました」
「アレルギー体質なので心配です。どうしましょう」
先生のこんな言葉に、慌てるkazenoya。
息子は卵とピーナッツに食物アレルギーがあります。ハチ毒はアナフィラキシーショックがコワイので、虫さされには厳重な注意を敷いて来ました。
「ミツバチって?スズメバチとかよりは大丈夫そうだけど、きっとアナフィラキシーの危険もあるんだよね」
「大丈夫だろうか」
心配すぎて、どうにかなりそうになりながら話を続けるkazenoya。
「ごめんなさい。すぐに(仕事を)出られないのですが…病院へお願いします!私も出来るだけ早く向かいます」
とっさにそう答えて電話を切りました。
病院で合流して、やっと事の顛末を聞きました。
(この時点で元気そうな息子に安堵)
先生曰く
「廊下に転がっていた瀕死のミツバチを『生きてるか死んでるか確かめようと』足でかまったらしく、足の指先をチクッとされました」と。
先生2人体制で病院へ
加配的な先生と、主任先生が2人がかりで息子の為に時間を割いて病院へ連れて来てくれていました。
「確かめようと」って…マジでアホ過ぎる。
ホッとしたのも相まって、思わず
「確かめちゃイケナイ!」と叫びましたよ。。。
主任先生と同時にさ。
虫さされのアナフィラキシーショックと、先生の神対応。
アナフィラキシーは、アレルギー症状のひとつで、強い全身症状が出ます。呼吸困難や血圧低下などのショック症状が強く出ると、死に至る危険もあります。
多くはアレルゲンの摂取や接触後10分ほどで症状が出ます。
虫さされの場合も、刺されて10分もたつと全身に毒が広がってしまうそうです。
(病院で今回もらってきた紙に書いてありました)
ハチでは、スズメバチやアシナガバチ、ミツバチなどが主なアレルゲンになります。その他、近頃ではアリなども、ニュースで「ヒアリ」が話題になったことで、多くの人に知られるようになった、虫さされのアナフィラキシーですよね。
今回の場合は、刺された直後に先生たちが(泣き叫ぶ巨体を押さえつけながら)毒を絞り出し、水洗いをしてくれていたようで、刺された翌朝にはかなり腫れもひいていました。
よく「ハチ刺されは2回目以降が危険」
と聞きますが、一度に大量の毒が体内に入った場合には、一度目の被害でもショックをおこしてしまうことがあるようです。
さすが、プロの対応!と保育士の知識と底力に圧倒されつつ、最初に刺されたのが保育園で良かった、と思いました。
今後、この日の先生の神対応をお手本にしたいと思います。
〝今後〟はあっては欲しくありませんが。
病院で「バイタル測定」&抗アレルギー薬投与
脈拍や血圧などを計る計器を体中につけられ、1時間ベッドの上でバイタルサインのモニタリング。さらに、抗アレルギーの粉薬を飲まされました。
どう見ても、元気だったんだけどね。念のためだろうと思う。
動きたい!じっとしていられない!特性の息子には、この1時間が、かなり長かったようです。薬も、根が丈夫なので、これまでまともに飲んだ事がなく(使った事がある薬は、目薬と咳止めシロップ、ホクナリンテープ、整腸剤、抗生剤ぐらい)、よほどまずかったみたいです。
まずいは、退屈だわで、虫さされより病院で凹んだ様子。
でもこれが、結果的には息子にとって、大きなペナルティになったようです。先生と私が、症状や刺された際の話を詳細に話すたびに、思い出したように「痛い」「痛かった」「次刺されたらどうしよう」と泣き言を並べていました。
もうこれで、「確かめる」ようなアホな真似はしなくなる…と信じたい。
男の子って…経験から学ぶ生き物。
午後に避けられない仕事が入っていたため、バイタル測定中に母に来てもらい、バトンタッチ。支払のため後で私一人で病院へ行くと、院内で知り合いの男性に合いました。
息子のハチ騒動を話すと、
「しょうがない、男の子はやってみたいもんだよ。もうこれでハチはかまわなくなる」
と断言。
そうだった、男の子は経験から学ぶ生き物だった…。前に聞いた事あった!
と思ったのも、つかの間。
私が聞いた正確なセンテンスは…
「女の子は1度聞けば、やれる。男の子は100回失敗しても、学ばない」
だった気がする。
100回か…。
真性「ダンスィ」が始まる、小学校入学が今から恐ろしいです。
子どもの味覚と大人の味覚「牛乳が苦い!」 傷んでる?
子どもの味覚は鋭いですね、kazenoyaです。
先日、夜寝る前に息子が「牛乳が飲みたい」と言い出しました。
(寝る前の水分は牛乳!というわが家の暗黙ルール。よく寝れるようにね)
「ちょっとだけだよ」とコップに半分ほどついで息子の手へ。
一口飲んで「何コレ。何の味?」と顔をしかめる息子。
暑さも尋常でない毎日で心配になり、賞味期限を確認するとまだ2日も残っています。
息子の手からコップを奪って私も一口。
わお。後味に、のどの奥に感じるほのかな苦み。
夫に手渡し「ちょっと苦くない?」。
夫も一口 飲み
「そう?全然分かんないけど」
傷んだ牛乳は加熱すると固まる
すぐさまGoogle先生にお聞きすると、傷んだ牛乳は温めると固形物がぷつぷつと出てくるそうで。
さっそくお鍋に投入して火にかけてみました。
結果…
黒!
あぁコレ、傷んだるんだね。
開封は前の日の午前中。それで傷んでるって!?とも思いましたが、毎日この尋常でない暑さ。輸送中や農場内、買って帰ってくるまでの間とか、通常の気温の時と同じわけにはいかないことでしょう。しょうがない。
フードマイレージを気にかけるkazenoyaはこれまで、牛乳は近くのメーカーにこだわっていたのですが、最近はベイシアPBの「別海のおいしい牛乳」を買っていました。おいしいですよ。
「腐った牛乳」ってどうなるの?
kazenoyaはこれまで、牛乳を腐らせたことがありませんでした。
だから味の変化も始めて知りました。
夫が気がつかないぐらいだったので、まだ初期だったのかな?
もっとちゃんと(?)腐ったらどうなるのかな?
実験する度胸はありませんけど(笑)。
調べてみると、悪くなった牛乳は一般的には、酸っぱくなったりヨーグルト状に固まったりするそうです。
その場合は繁殖している菌は乳酸菌や酪酸菌などらしく、食べてもあまり大きな問題はなさそう。
牛乳というのは栄養価が高いため、もともと雑菌が繁殖しやすいもののようで、その種類も多く、だからこそ、様々な殺菌法などがあるのでしょうね。ペットボトル入りがないのも、その辺りが原因のようです。
苦い牛乳に繁殖したのがコワイ菌だったら…
じゃあ、苦くなった場合はどんな菌?と調べてみましたが、「コレ!」という情報は出てきませんでした。
ただ、食中毒などの原因になる菌が繁殖した場合は、通常のように酸っぱくなったりは、逆にしないそうです。発酵しないので。そう考えると、コワイ。
見た目や匂いに変化がない場合も、加熱でモロモロするようで、生乳の雑菌をチェックする方法としては、加熱はいいのかもしれません。
「牛乳の味がなんかヘン?」と思ったときは、皆様も一度煮てみてくださいね。
子どもの味覚に助けられたのかも
「給食の牛乳に異臭がした」
「いつもの味と違う」
などと子どもたちからの訴えで体調不良児が相次ぎ、ニュースになることがたびたびありますよね。
大方の場合、重傷児はなく、それきりのことが多いです。
原因としては、どんなものがあるのか?分からないですけど、子どもの味覚は鋭い。
夫だけなら絶対そのまま1ℓ飲みきっていたと思います。
私は…どうでしょう。気がついたかな?お料理に使えばその時に気がついたかな?
今回は、家族のお腹は大事には至りませんでしたけど。
この異常な暑さ所以?賞味期限はあてにならないようで。
子どもの敏感な味覚に助けられたかな?と思っています。
ヘルパンギーナで登園許可証が必要だったと知らなかった、ダメ母です。
ウイルス繁栄の一翼は体力のある一部の人が担っていると気がついた、kazenoyaです。
かかりつけ医で登園許可証を書いてもらい登園させると、先生から「クラスで5人でちゃいました。ヘルパンギーナ」と言われました。
kazenoya:「うちからですかねぇ。あはは(苦笑)」
先生:「ごめんなさい〜(怒笑)」
マジか、マジかよ。ごめんなさいぃぃ。
恐れていた「ウイルス兵器疑惑」
ヘルパンギーナは登園許可が必要だった!
息子は、ゼロ歳児入園で園児歴が長く、さらに体力系なので、年少以降はあまり熱も出しません。ありがたいことに、感染症とは無縁の数年間を過ごしていました。
なので、この「ヘルパンギーナ」というこの夏風邪、登園許可証がいることさえ知りませんでした。(このあたり、自治体や園ごとに違うようですが)
お医者さん曰く
「ウイルス性なので抗体は出来るけど、型が多くて何度もかかる可能性がある。治った後も、数週間から長いと数ヶ月は糞便中にウイルスが残るので、数日間出席停止にしても意味のない病気。全身症状がなくなったら保育園に行って良いですよ」
と言われたのが、確か、解熱後3日目。
降園時に「喉が痛くて給食が食べられませんでした」
と言われて帰ってきた日です。
見るとのどに口内炎ぽいものが。
先生:「赤くただれてて、ものすごく痛がって可哀想でした」
kazenoya:「確かに口内炎みたいな感じですよね」
このとき、園では溶連菌を疑われました。
kazenoya的には手足口病を疑い。でも、何にせよ、大食漢の息子が食べられないなんて絶対おかしい!と、その足で病院に行きました。
検査結果を園に電話すると、「登園許可証が必要」と。
のどが治ったら普通に行かせるつもりだった。。。ダメすぎる母です。
医者の言葉通り「出席停止」にはならない病気
調べてみると、ことしは、あちらこちらで警報レベルの流行のようで、
長野はまだそこまでじゃないようですが、それでも多いのかなと。
ただし、ヘルパンギーナはやはり、医者の言う通り、出席停止になる病気ではないようです。
学校において予防すべき伝染病の中には明確に規定されてはなく、一律に 「学校長の判断によって出席停止の扱いをするもの」とはならない。したがって、欠席者が多くなり、授業などに支障をきたしそうな場合、流行の大きさ、あるいは合併症の発生などから保護者の間で不安が多い場合など、「学校長が学校医と相談をして第3 種学校伝染病としての扱いをすることがあり得る病気」
この通り学校保健法などに明記される病気じゃないんですが、そうは問屋が卸さない。
うちのあたりでは自治体の方針ということで、多くの園や自治体がやはり、このようなガイドラインをヘルパンギーナに対しても引いているようです。
しばらく園の先生といろいろ話し、週末までお休みさせることに決めました。
ちなみにウイルス性なので、出来る治療はなく、もらったのは、最低限の解熱剤(高熱時に使う用)と、「アズノール」という、うがい薬のみでした。
うがい薬はよいお薬だったので、調べてみると同じようなものが普通に買えるようです。
口内炎の多い夫にも良さそう。お休み中ずっと平熱で、解熱剤は使わずに済みました。
今週になってのどの様子を見て病院に連れて行き、無事「合格!」の言葉と登園許可証をもらったときには感無量でした(笑)。
保育園に行ってくれるって、本当にありがたいです。
ヘルパンギーナ発生源疑惑の真相。
実は、最初の発熱は、土曜日の夜だったのです。最高が38.8度でした。
翌日が日曜日だったため、どこへも行かず家でしっかり休ませました。
日曜の発熱の推移は
朝:平熱
昼:37.7度
夕:解熱
こんな感じでした。
ですが、息子は発熱が38度を越すことが本当にまれで、そういう時はまずインフルだったので、今回もまた何かヤバい病気かもと考え、月曜も休ませたのです。(インフルの時は朝解熱したように見えても夕方には上がったので)
でも、1日発熱せず。
大丈夫と判断して登園させたら、まさかの「給食食べれない」。
この間にウツシタかも…。
ウツシタかも。
ウツシタかも!
脳内ぐるぐる。
本当にごめんなさい!
でも、本当に発生源だったのか?
考えてみると、ヘルパンギーナというのは潜伏期間があって、それが2〜4日間。
息子の発症が土曜日のことを考えると、息子がウイルスをもらってきたのは保育園でということになります。
なので、発生源は他にいる?
もともとヘルパンギーナは、5歳未満の幼児に多い病気のようで、年長ぐらいだと、体力や免疫力の高い子はかかったとしても軽い子も多いのかもしれません。
そんな体力系(うちも含め)がウロウロ出歩くことで、いろいろ流行るんだろうな、と今回のことで思いました。
「鼻水ぐらい!」
「鼻炎かもしれないし」
じゃなくて、
「こいつ、何か菌持ってるかも」
と、いつのときも考えるようにしよう。そうしよう!
でないと、危険なウイルス兵器になってしまう。
うちには80歳のおじいちゃんもいることだし。
園にはゼロからの未満児さんもいることだし!
なにかしらの要因で免疫力の弱っている人も多くいます。
予防接種の問題しかり、健康な人が気をつけないとね。
子育てを通して、本当にいろいろ学ばせてもらっています。
ちなみに、食べれない!の真相
食欲がものすご〜く落ちると言われているヘルパンギーナですが、息子は帰されてくるその日の朝ご飯さえ、トーストを食べていました。
トーストですよ!カリカリですよ!
そんな状況で母に判断せよ、というのも、ゴムタイな話じゃないですか?
給食が嫌いなメニューだったのかもね。(遠い目)
休ませている間も、ご飯のおかわり、1杯は必ずしていたし。
(普段は子ども茶碗に4杯ぐらい食べる。ははは)
完全に治ったいま、食欲リバウンドが半端なくて、夕飯時が恐ろしいです。