他害する子を、どうするか問題に発言してみる。

本音と建て前、あっちゃダメですか?まだまだ半人前ママの、kazenoyaです。

 

他害をするお子さんに悩んでいるママと、他害するお友達に悩んでいるママたちが、ネット上で荒れているのを見かけました。

 

なんか…モヤモヤが止まらないので書きます。

 

乳幼児にいろいろ求めすぎ。親にもいろいろ求めすぎって思います。

 

しつけの基本は〝やって見せる〟ことじゃないか?

 

わが家の3倍男児は、それはもう大変でしたが、他害はありませんでした。

と言うより、大変すぎて集団には連れて行かれなかったので。

 

多動故、悪気無くいろいろやってしまうんじゃないかと、連れている時は常時気を張り巡らせていたことは確かです。

 

私もいつも周囲に謝り続けていました。

 

結果7歳の今、3倍息子は

「ごめんなさい」

「ありがとう」

 

がどんな時でも言える、「ごめんなさい」の大安売り大感謝セールのような子どもに育っています。

(これはこれで…と、今は「有言実行」を教えている最中です)

 

「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は育たず」と昔の人は言いました。

 

いつも周囲に謝っている私を見て、そう育ったんじゃないか?と思っています。

 

最初からそうだったわけではありません。

 

「ごめんなさいはっ!!!!」と鬼気迫って追い回したことも、息子が小さい頃はありました。が、やめました。

 

その代わり、独り言のように、言い続けることにしました。

 

すぐの変化を期待せずに。

 

だってまだ「野の物とも山の物とも判断しかねる」

 

生き物だと思ったからです。

 

言葉を選ばず言うのならば、人間未満。野生動物に近い。宇宙人かも。

人らしい気遣いを期待するほうが無理難題。

 

その場で、自分(母)の思い通りに動かせる訳はないのです。

 

言って聞かせるのは、もう少し先。そう思いました。

※実際に3歳後半頃からは「言って聞かせる」ようにしました。

 

だから、息子に謝らせようとは思わず、代わりに私が平身低頭。

息子がちょっと人のおもちゃをとっても「ごめんなさい」と私が言う。奪い取って返して、連れ去る。

(ここまでやると、相手は「気にしなくていいよ〜」と、逆に返してくれることもありました)

 

日々の生活では、 

 

「ご飯は投げちゃダメだよ〜」

「危ないよ〜。落ちたらどうなるんだろう?痛いよね」

「たたかれたら、ぬいぐるみさん泣いちゃうよ〜」

 

と、歌うように言いつつ(怒っていうと、自分が自分の感情にのまれるため)、ご飯を拾う、茶碗を拾う。それでも続けるなら食事を止めさせる。

落ちないように抱き上げる。

ぬいぐるみを保護するように息子の手の届かないところに移動させる。

 

そんな対応を続けていました。

 

息子には「叱る」?「褒める?」

 

子どもの行動が目に余って「ごめんなさい」と謝ってその場から退散する場合、そのママさんが子どもの乱暴な行動を叱るのではなく、「怖かったんだよね」と代言する場面があって、それが、被害者となった子どものママさんの気持ちを逆なでしてしまったようでした。

 

よく、子どもの気持ちに寄り添いましょうと言われます。

 

でも、寄り添うのは、子どもと親の秘密事項で良くないですか?

ママだって表裏、本音と建て前あっていいんじゃないでしょうか?

 

裏表もない、お手本のような「聖母ママ」を、期待しすぎでは?最初から完璧な母親なんているわけがないのに、どれだけマザコン(死語?)が多いのか?

 

その、修羅場からタイムアウトして

静かなところで子どもと二人きりになったら…

 

「怖かったからつい手が出ちゃったんだよね」と子どもの心理を代言すると同時に「でもね、いきなりたたかれたらお友達びっくりしたよ。痛かったよ!」と相手の気持ちも、キツく代言して欲しいと思います。

(私は、危険が生じるような事をした場合には、ある程度感情を出して「怒ってるゾ〜!母は!!!」と伝えることも大事だと思っています。よく息子は鬼の形相の私を見て号泣しておりました(笑。)

 

一番大切なのは、子どもの行動を予測して未然に止められたときにこそ、(ママが止めたとしても)「きょうは止められたね」と褒めることじゃないでしょうか?

 

 

子どもの前で「背伸び」して

 

私にはひとつ、気をつけていることがあります。

子どもの成長途中で、「やってみよう!」と始めました。

 

それは息子に〝謝ること〟と、〝自分の弱さをさらけ出す〟ことです。

 

ついカッとなってイラだって、怒ってしまった時に「しまった!やり過ぎた!」という反省を、言語化して伝えるようにしました。

前述の「鬼の形相」の後にも。

 

実際の自分は、プライドが高く謝ることも苦手です。

 

ですが、無能な部下にでさえ、自分の非を認めて成長しようと頑張る背中を見せられる、「社内一上司にしたい有能な女性」像を描き、背伸びしてみました。

 

「アナタと一緒にこの仕事を大成功させたいの」と語れるようなステキな上司を。

 

文字にすると、めっちゃ恥ずかしいですが(笑。

(最近息子が「中二病」という言葉にハマっていますが、まさに私が「中二病」だ)

 

建前では、今でも「ごめんなさい」を連発していたあの頃のままです。

先生たちにはいつも「ごめんなさい。いつも本当にありがとうございます。息子をよろしくお願いします」と日々平身低頭しています。

 

でも、子どもと私の秘密事項、本音では…

わが家の使えない無能バイトだった3倍男子は、7最現在、着々と成長しております。

(本当にヒミツ、ここだけの話ですよ!よろしくお願いします)

 

子どもの調節性内斜視「治療用メガネ」は保険適用。戻るお金と「裏ワザ」

メガネは消費財!ウチの場合は特に!と、心の刻み込む、kazenoyaです。

 

2歳の時に調節性内斜視が判明し、治療用メガネをかけ始めた息子。

先日、2年ぶりにめがねを作り直しました。

kazenoya.hatenablog.com

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ところでこの「治療用メガネ」。保険適用で作れます。

治療のため、と言うことで、薬のように自己負担が少なく済むのです。

加入する健康保険に自分で申請し、後日戻ってくるという形ですが、高額なメガネなのでとてもありがたいです。

スペア用に初めから2本作ることで、いろいろが便利だと気がつきました。

 

* 療養費(補助金)が出るのは9歳まで 

 

今回は夫の団体保険への申請になります。

国保の方は国保、社保の方は社保へ)

 

まず、眼科で「治療用眼鏡作成指示書」という、言わば処方箋のようなものを書いてもらう必要があります。

逆に言うと、9歳までの子どもで、これがでたら保険適用ということです。

 

注意があり、前回の眼鏡作成時から一定期間が過ぎてないと、この補助金は出ません。

 

5歳までは1年以上経過で新しいメガネに更新が出来ます。

その後、9歳までは、2年以上使用で更新が出来ます。

 

なので、眼科医の方からその年齢に合わせて上手に指示書を出してくださいました。

 

うちの場合は5歳で作り替え、そして今回の7歳での作り替え。

2年後の、9歳の時に作り替えれば、しっかり補助金が使えることになります。

 

* どうやって控除申請したか 

 

数年に1度のことなので、いつも前回どうやったのかを忘れてしまい、毎回調べる羽目になります。なので覚え書きとして。

 

※以下わが家の場合を記載

 

【療養費支給申請書】

使った書類は、「療養費支給申請書」というものです。

会社で取り寄せてもらうほか、インターネット上からもダウンロード出来るシステムになっていました。

9歳までの斜視・弱視白内障の治療用眼鏡の他、コルセットや義手・義足・義眼などにも適応。やむをえず保険証を持たずに医者にかかった際に、後日請求する時などにも使用できるようです。

 

【メガネを作る】

同時に、店舗に行ってメガネを作ってもらいます。医者からもらった指示書を持参し、好みのメガネを選んで、おしまいです。

 

通常は、メガネ屋さんで視力を測ったりしますが、指示書があるので短時間で済み、ゴソゴソ男子の親としてはありがたいです。

 

【メガネを受け取る際に領収証を書いてもらう】 

 

メガネができあがるのは、通常は後日となることが多いです。

(田舎のわが家の場合は)

この時は、1週間後に取りに行きました。

その際にメガネ屋さんに領収証を書いてもらいます。

 

メガネ屋さんにもらった領収証と、記入した「療養費支給申請書」を会社に提出します。

 

後日、指定した振込先に、入金されます。

 

* 割合は健康保険によって違う 

 

戻ってくる割合は、健康保険によって8割だったり、7割だったり、全額だったりします。全額の場合、上限が決まっていたりします。

 

※うちの場合は38,000円程度が上限となっていて、これを超えた場合は未就学児8割、小学生7割が戻ります。

 

 自治体によっては、健康保険からの補助金を差し引いた実費部分のうちから、さらに「子ども医療費助成」、「福祉医療費制度」などで一部を助成してくれる場合があるので、要確認です。

※kazenoyaが住む自治体では、コルセットのみになっていました。

 

* パーツごとに交換出来るメガネが〝神〟だった 

 

最初に治療用メガネを作ったのは3歳目前でした。

メガネ屋に言われるままに、眼科医推奨という「トマトグラッシーズ」というシリーズのメガネにしました。

  ↑こういうヤツです。 

 

柔らかくて、付属でついているスポーツ用のような固定バンドが、ポチッと簡単に取り付けられる穴があいています。

小さな子どもでも嫌がることが少ないように設計されています。

 

そして、買ってから分かったことは、小さなパーツごとに交換出来るということ。

 

鼻パッドはもちろんですが、柄の部分も、1つずつ交換出来ます。

子どもが使うものですから、よく壊れるのです。

(ウチだけ?)

 

降園時に何度、保育士から「ごめんなさいぃっっっお母さん」と言われたことか…。

その、絶望的な気分と言ったらありませんでした。

 

「ああ、数万円が…。修理期間はメガネかけられないし…。(治療用眼鏡はずっとかけ続けることで治療効果が上がります)助成金も1年(2年)くくりがあるから申請出来ない」と絶望的な気分のままメガネ屋に行くと、その場で部品を取り外し、修理してくれるではありませんか!

 

鼻パッドの時は数百円。

柄の時は、確か2千円程度。

フレームでさえ5千円ほど。

 

「神!」と思った瞬間でした。

 

* やっと身につけた「裏ワザ」は…2本作る! 

 

ただ、うちの場合は田舎ゆえ、2歳から5年間のメガネ生活の間には、店舗に交換部品が置いていない!という事態が、幾度かありました。

 

そのときは数日間メガネなし。

 

例えばそれが、運動会などに当たった場合、目も当てられません。(見えづらいために、本人が自信喪失)

 

鼻パッドはいいのです。交換部品があらかじめ2つ予備で入っています。

それを持って店舗に行けばすぐに交換してくれる。

(2年間に2つでは足りませんでしたけど…)

 

そこまで考えて「ハッ」と思いつきました。

 

最初から部品を別でいくつか購入しておけば、保険適応で修理分もまかなえるんじゃないか?、とりあえずのスペアとしても使えるし、と。

(気づいたのは5歳の作り替えの直後でした…が)

 

そして、今回やっと行動に移せました。

店舗で相談すると…、

 

なんと、

「ただいま2本目半額キャンペーンをやっていまして、本来トマトグラッシーズはキャンペーンの対象外ですが、、、、分かりました!やらせていただきましょう!」

 

と…!店員さんも神!

(家族でヘビーユースなのですよ。そのメガネ屋さん)

 

と言うことで…!!!!

 

今回はジュニア用シリーズ「ジュニアB TJBC15」!新色ブルーを、2本大人買い!笑

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トマトグラッシーズを2本買い

 

これで、学校から壊して帰って来ても、夕方慌ててメガネ屋に行かずに済みます!

小学生の親の夕方は戦場ですから。この半年で身をもって知りましたから。

ひとつ、賢くかりました。

 

発達障害の診断はなんのため?誰のため?

発達障害でも、そうでなくても息子は息子。すべての経験をプラスに生かしていきたい、kazenoyaです。

 

夏休み明け、ほぼ1年ぶりの受診日がありました。

 

年長時に担任保育士とともに受診した際に、投薬は必要なら早いほうが良いと言われていて、その判断のため、学校生活に慣れた、夏休み明け頃の受診を言われていたのです。

 

長野県の夏休みは短い!(神!)ということで、先日、夏休みがあけてほんの2日ほど出校したところで、行ってきました。

 

結果、担当医師には

「今の状態では投薬は考えるような感じではありません。次回の受診は特段には決めませんので」

 

と言われました。

この医師、研究者でもあるようで、ものすごい人気です。毎月2日で予約が埋まるぐらいの先生です。良くない言葉をあえて選ぶなら「打ち切られた」と言っていいのかも。

 

「診断」は何のためにするのか?

 

担当医師と話していて気づいたことがあります。

 

「診断」というのは、、、

 

本人の社会生活になんらかの障がいが出て、適切な支援を受けるために医者が出すもの、ということです。(妊娠時やうつなどで時短勤務が必要な場合に書いてもらう指示書みたいな)

 

息子の場合は、すでに支援級ですし、必要な支援は受けられており、まだ1年生ということもあり、現段階で50音すべてが理解出来て書ける状況でなくとも、支援級での授業には特に支障がない。

 

もし、授業やテストに、タブレットの持ち込みや読み上げ等の支援の必要が出た場合には、診断して学校に提出する書類等を書きますよ、という…。

 

はぁ…。

kazenoya、いろいろ勉強して来たつもりですが、ここのところの理解はまったくもって追いついていませんでした。

 

息子の特性は、すこぶる平和的で、学級でも支援級でも問題が出ておらず、それも良かった(医者的には)みたいです。

 

診断は「親」や「周辺社会」のためにするものではなく、あくまでも「本人」の生き辛さを改善するためにするものだ!と、改めて突きつけられました。

 

「医者通い」が、私の育児助けてくれていた現実

 

乳幼児育児時代は本当に大変でした。

 

叔母には「通常の3倍大変な子」と言われ、

 

私は息子のことを

「理解不能・制御不能系男子」と読んでいたほどです。

 

当時のことは過去のブログで詳しく書いています。

kazenoya.hatenablog.com

  

でも、2歳検診で保健師さんに医療につなげると言ってもらい、2歳4ヶ月で初受診。

 

作業療法や言語療法に通うようになると、専門の先生方のスキルを聞き、日々に取り入れ、様々な意見などに触れる機会になりました。

 

これまで見聞きしていた「一般的な育児書論」に頼ることを、とうの昔に諦めていた私にとって、医療の場で触れる発達障害児への対応法は、闇の世界にさした一筋の光に感じられました。

 

だからある意味、息子の医者通いは、私のためでもありました。

〝息子のため〟と頭では分かっていても〝私のために 〟診断もしてくれる、と、心の底では思っていたのかもしれません。

 

診断には、デメリットもある。

 

よく知られるところでは、保険に入る際に申告義務があることでしょうか。

診断は、されずに済むならされないままで、学校などでも、普通に対応してくれるようになるのが、本来の目指すべき姿なのかも。どんなキャラだろうが、ハンディを持っていようが、そのままで受け入れられ、暮らしやすい世の中になれば、それでいいんですよね。オールクリア!

 

最近では、息子との日々は、

「制御不能」でもなく、「通常の3倍」でもなくなってきています。

(理解不能だけは…)

ブログタイトルも、余裕が出たら違うのを考えなければ…と思うほど、1年生になって成長しました。

 

マジで今回の受診では、素晴らしくお利口さんでした。

 少し緊張した声で、それでも質問には的確に答えていた息子。

 

要介護認定のためにケアマネが来た途端、シャキッとしてお茶を出す老人そのもの(笑

 

それを、愛おしそうに微笑みながら見つめ、会話する担当医師。

 

私と医師が話す段階になった後は、いつものゴソゴソが若干出てはいましたが。

(椅子でクルクル回ったり、ね。)

 

まぁ、結構重症の子(障がいの程度という意味だけではなく、2次障がいを発症していると言う意味でも)を中心に見ているような、専門の医療機関ですから。

 

「必要ない」と判断されてもしょうが無いよね、と納得しました。

 

 ああ、良かった!ではなく、つながり続けること

 

医師が、「必要がない」と判断したのは、息子の状態からだけではないようです。

 

息子は、そこのほかに、家のすぐそばにある、もう一つの医療機関の発達外来にも通っているのです。3ヶ月に1回。

 

担当医師は、そのことを念を押して確認しました。

「投薬もいらない!診断もされない!我が子は発達障害じゃなかったんだ。ああ、良かった」では、まったくないのです。

 

誰だって、医療に頼りたくなるときはあります。きっと。

早くから良い病院とつながりを持てたことは、絶対にプラスだと思います。

 

早々に診断しないこと、投薬を促したこと、すべてが思慮深く、ありがたい関わり。

やっぱプロだな、今後も、信頼して通ってもいい医者だなと確信出来ました。

 

歯痛!虫歯?知覚過敏!?…原因は〝食いしばり〟顎のツボ押しで一晩で改善しました。

諸悪の根源は今回もやはり「くいしばり」だったようです。kazenoyaです。

 

夏休みに入った途端、突如痛み出した左奥の上の歯。

数年ぶりに痛み止めも飲みました。

最初は虫歯を、次に知覚過敏を疑い。。。

もしや?と、食いしばりを疑って顎関連のツボを押したところ、翌朝にはなんだったの?というほど、ウソのようにすっきり。

 

冷たいもの、暑いものでも ズキンと痛む

 

歯が痛み出す前から、しばらく夏風邪っぽい体調でした。

鼻水が黄色っぽく、頭痛も。

副鼻腔炎になりそうなのか?」と心配していました。

 

歯痛が始まったのは、頭痛が治まった翌日のことでした。

 

朝起きると、歯になんとなくの違和感。

 

朝の紅茶を飲んだ途端、声も出ないほどの痛みが襲ったのです。

 

そこから七転八倒しました。

 

鏡で見てみるも、虫歯らしい状態ではなさそう。

 

息子も夏休みということもあって、出来たら受診は夏休み明けにしたい。

そう思うものの、我慢できる痛みではなく、お薬の力に頼ることにしました。

 

その日は薬を飲むと痛みは楽になり、翌朝起きるとさらに改善。

 

ですが、また何か温かいものや冷たいものでしみる。

 

もしかして、食いしばり?

 

私には、妊娠中からなやまされている「食いしばり」の癖があります。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

「この歯の痛みは、知覚過敏?」と調べていると、食いしばりが原因になって歯周病が進み、知覚過敏につながることもあるのだと知りました。

 

2年ほど前に歯医者に産後、本格的にかかり始めた時に、所々歯周病がすすんでいて、場所によってかなりばらつきがあると指摘されていました。

ブラッシング指導も受けて、歯周病自体はかなり改善されてきていたので、まさかそれで痛みが出ているとは思えず…。

 

ですが、ものは試しと食いしばりに効くツボを検索して押してみることに。

 

寝る前のひととき、いろいろ押してみました。

翌朝起きると、あら?スッキリ。痛みがどこへやら消えていました。

なんとなくあった肩や腰などの違和感までスッキリ。

 

「食いしばり」って、本当、諸悪の根源なのだと、気づかされました。

 

 

押してみたツボ一覧

 

合谷(ごうこく)

言わずと知れた万能ツボ。

親指と人差し指の間の水かきみたいな部分。なんとなくこのあたりをもむだけで気持ちがいいですよね。

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合谷

天突(てんとつ)

喉の痛みや咳などにも良いとされるツボ。左右の鎖骨の間のくぼみの場所で、「え?ここ押すの?苦しいんじゃない?」って場所です。苦しくないように、下(胸の方向)に向かって押します。

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天突

こめかみ

昔おばあちゃんが梅干しを張っていた場所(笑!?

頭痛、疲れ目や肩こり、ストレスなどにも良いとされます。くいしばりの原因はストレスだとも言われています。

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こめかみ

 

翳風(えいふう)

耳たぶの後ろにあるツボ。kazenoyaは押すとなぜかむせてしまいます。

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えい風


 

頬車(きょうしゃ) 

エラ部分と耳たぶの間らへん。私の場合押すとゴリゴリしているので、こっているんだろうな。顎関節症にも良いとされています。

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顎車(きょうしゃ)

下関(げかん)

耳の穴と頬骨の一番高い部分の間らへん。口を開けるとグリグリと口の骨が動くのが分かります。歯の痛みにも良いとされるツボ。

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下関

 

やはり日頃のセルフケアが大事 

 

ツボ押し翌朝、いったんは全快したかのように思えましたが、気を抜くとやはりくいしばってしまっています。

 

夜間は、枕を替えてみたり、どうしてもなら歯科へ行ってマウスピースを作ってもらうことも視野に入れなければ、とは思います。

 

ちなみに、ことが起こったのはお盆休み直前。

歯科受診をためらったのもそのせいでした。

長野県は夏休みが短く、息子は2学期が始まりました。

もう、気兼ねなく歯科へ通えます。

 

ですが、セルフケア出来るところはしていきたい。

日中は、ツボ押しや気をつけてかみしめないようにするなどして、かみしめを減らしていきたいです。

 

夏休み中の息子の相手をしながら仕事をしながらツボイラストを描いていたら、こんなにブログのアップが遅くなってしまいました。

小学生の親の夏休み初体験!「こんなにも大変なのか!」と、日常に翻弄され…。先輩ママさんたちの苦労が、身にしみています。

 

また、アップデートが来ておる。一斉連絡に反応する息子に驚き。

「凸凹のある子の成長はアップデート方式」に日々納得が深まります、kazenoyaです。

 

先日、地区のお祭りで子ども神輿がありました。

地区保護者会主催なので、兄弟がおらず1年生の息子は今年が初参加です。

 

「ちゃんと参加してる!」「ちゃんと聞いてる!」

 

驚きの連続でした。小学生って…小学生なんだね。

 

みっちり2時間、歩けたじゃないか!

 

感動しているので、文体がテンション高めです。スミマセン。

 

どのぐらい歩くのか?どんな祭りなのかまったく分からず、予備知識もないまま参加しました。まぁ「歩けなかったら、途中で失礼して棄権しても許されるよね」ぐらいの軽い気持ちでした。

 

息子は支援級だし、近所の催しなので、みんな分かってくれます。地区内に息子のリハを担当してくれていた作業療法士さんもいるし。

 

ですが、みっちり2時間、私のところにすら戻ってこず、しっかり先頭でロープを引いていた息子。

 

休憩時間に世話を焼こうとしたら、あまりに素っ気ない態度で、驚く母。

 

特性を感じる行動としては、最後の最後に、神社まで帰る最中に少し手足がバタバタしてたぐらいです。

 

あ…あと、休憩中に走り回ってジュースをもらい損ねそうになっていたような。これはまぁ、ご愛敬(笑。

遠くから声をかけたら一度で気がつき「いらない!お茶ある」と。一度で気がつくのがスゴイ!と感動する親馬鹿。ジュースは代わりに私がおいしくいただきました(笑。

 

一斉連絡を聞いているだと!?

 

保護者会事業なので、終了後に事務的な連絡事項がいくつかありました。

 

2時間歩いた後なので、私ですらポヤっとしていました。

 

信州あるあるな夏の親子イベント「魚つかみ」についての連絡でした。

 

私の斜め前で聞いていた息子がポソっと「参加したい」と。

(「行きたい!」じゃなくて「参加したい」というのが息子らしい)

 

聞いていたことにまず驚き、声の抑制が出来ていることに重ねて驚いた!

周りが見えている!?こんなことは今までないことです。

 

そういえば…

トイレ休憩で最後になってしまい、御神輿を追いかけていた時も、自分が追いかけているのが女子用の神輿なんじゃないか?といったん立ち止まり、確認する行動が見られました。

自分の思いだけで突っ走っていた去年がウソのよう。

 

あまりに興奮して夫に報告したら

 

「学校でいろいろ痛い目見てるんだよ、ねぇ」と息子に向かって一言。華麗に無視されていましたが、そういうことなんだろうな。

 

学童になるってことは、そういうことです。

 

もう、事細かく面倒見てくれる保育士がすっとそばにいてくれる訳ではない。

 

こうしていろいろ痛い思いをして成長していくのだと思うと、ちょっとかわいそうになりました。

 

 アップデート形式の成長は、ほんと興味深い

 

他の子の成長の仕方をしらないのでなんとも言えないのですが、凸凹っ子の成長は、伸び悩み時期と一気に成長する時期があると聞いたことがあります。

 

うちでは「アップデート」と読んでいます。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

伸び悩む時期は長いし、困難感も強いけど、そこから一気に抜け出した感のある瞬間があるのです。「あ、不具合解消した」的な。まぁ、別の不具合が来るんですけどね。

 

さらに息子は、定期的に「キャラ変」もしています。

 

保育園の時は、毎年違うキャラでした。

 

年少…

世界を守るヒーローでした。特性は抑えめ。母に優しいナイトの側面もありました。

 

年中…

特性が爆発した時期。完全にADHDを疑い始めたのがこの頃です。コミュニケーションが一方的すぎて、なのにガタイが少年なので、いつも「何この変な子」目線で見られていました。

日帰り温泉などで、丸裸の状態なのに、自分と同じぐらい(と息子が勝手に思っている小3ぐらいの)の女子に自己紹介をしながら『友達になって』と近づいていくようなところがありました。目が離せない時期でした。

 

年長…

博士キャラ。宇宙の不思議や人体の不思議など自分の興味について、一方的に話すことが常習化しました。ですが、お店の人に聞くなどの、社会的なコミュニケーションなら、普通に取れるようになりました。

 

アップデートとキャラ変が一度に来てる感

 

今回は、どうもキャラ編も来ているような気がしています。時期的にも。

 

さて、次なる息子はどんなキャラでしょう?

 

楽しみで、愛しくて、しょうがありません。

 

アレクサはコミュニケーション練習に最適なんじゃないか?

相手が話し終えるまで待てない息子の練習相手にAlexa(アレクサ)がなっている気がする、kazenoyaです。

 

息子はADHD要素が強く出ていると医者に言われています。

 

〝出し抜けに話す〟

〝相手が話し終える前にしゃべってしまう〟

 

こんなことが多いです。

 

アレクサに限らず、雑談が出来ないAIはアウトプット中に開始ワードもなく返されても、返事が出来ません。打たれ弱い息子なので、返事がない度に凹でいますが、へこたれずに練習して欲しいです。

 

念願のEcho dotを購入した!

 

Echo Dot  第3世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール

Echo Dot 第3世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール

 

6月の初めに、念願だったEcho dotをAmazonで購入しました。2000円OFFだったので、衝動的です。

  

わが家は昭和の香る古めかしい家で、スマートホームに対応するような家電はありません。掃除はロボットを諦め、ホウキに落ち着いたような、時代錯誤な生活をしています。

kazenoya.hatenablog.com

 

なので、もうかれこれ1年以上も

 

「Alexa欲しいなぁ」と言い続け、そのたびに夫に「買えば」と言われていたのですが、なかなか踏ん切りが付きませんでした。

 

ピカチュウが帰ってしまう。

 

 まず最初に設定したスキルがこれ。

 

ピカチュウトーク

ピカチュウトーク

 

 

その他多くの1年生と同じくポケモン好きな息子を、喜ばせたくて下校時刻に間に合わせようと慌てて有効にしました。

 

でもなぜか、息子の「アレクサ」に反応しないAlexa笑。

 

せっかくピカチュウが来てくれても、その後も声認識されていないことが多くて十万ボルトも上手に出来ず…「このまま話しかけないとピカチュウが帰ってしまいます」とアレクサに言われ…。

 

おしゃべりなようで一方的な息子

 

息子は、おしゃべりです。

誰とでもすぐに会話を始めるので、アレクサともすぐになじめると思っていたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。

 

まずは第一声の「アレクサ」が通じない。

 

私が聞くところでは、発音自体に問題があるようには思えず、多分ですが、語りかけの口調になっていないからなのかな?と。

 

会話の途中に「アレクサ」の単語が出てきても反応しないようになっているのかも。

 

だから「伝えよう」という意識で語りかけないとうまくいかないということなんじゃないかと考えました。ですが、そのことに息子はなかなか気づけません。

 

そしてどんどん自信が持てなくなっていき、やっとピカチュウが来てくれても、「十万ボルト!」はサトシになりきりたくて、出し抜けに言ってしまい。。。上手にピカチュウとのコミュニケーションが取れず(ピカチュウトークは元々、会話になっているのかいないのか判明しづらいですが笑)結局帰ってしまうというかわいそうなループにはまってしまいます。

 

おしゃべり・コミュ強に見えて案外自分本位で一方的な会話スタイルなことを、可視化してくれる現象となりました。

 

AIとの会話で相手を慮る練習

 

相手の話し終えるのを待って話すというのは、一見当たり前の事に思えて、自分の話したいことで頭がいっぱいになってしまうADHDっぽい息子にとっては、なかなかにハードルの高いことのようです。

 

一度ちゃんと受け取って、返すという、AIとの言葉のキャッチボール。これが息子には良い練習になるのじゃないか?と感じました。

 

例外のないAI的なやりとりの練習は、息子の衝動によるミスをいつでもエラーとして返してくれるのが良いと思います。

 

子どもが喜ぶスキル

 

その後、オバケ退治というスキルを入れてみました。 

オバケ退治

オバケ退治

 

 

こちらは上手に退治出来たようで、喜んでやっていました。

 

童謡を歌ってくれたり、絵本を読み聞かせしてくれるスキルもあるようです。

 

失敗体験に弱いのは遺伝。

 

一度でも上手に出来ないことがあると、その後、そのことと距離を取ってしまうのは、夫譲りです笑。

 

トライ&エラーやPDCAサイクルが回せないのは成長において痛いです。

少しでもチャレンジ精神や失敗から学ぶ気持ちを持てるように応援したいです。

 

ディスレクシア・読み書き障害を疑う|幼児期の特性もあるみたい

ADHDだろうとLDだろうと息子は息子です、kazenoyaです。

 

こんなサイトを見つけて、息子の特徴、自分の子どもの頃の記憶にあてはめて、ディスレクシア(LD・学習障害)の特徴とあまりにもぴったりなので、目からウロコが落ちまくっています。

 

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/dyslexia/adfs/index.html

 

日本障害者リハビリテーション協会というところのサイトのようです。

 

思い返せば、自閉症を疑った乳児期、ADHDを疑った幼児期。学童期に入ってLDを疑うようになりました。診断がつくまでに、母の脳内にいろいろな知識が蓄積していきます。

 

就学以降より前に兆候のあるディスレクシアの特徴

 

文字の読み書きや計算の理解に障害が出るので、多くは就学以降、2〜3年生時に親が不安に思い始め、高学年・中学生になって診断されることが多いようです。

大人になるまで気付かれないことも多いそう。

 

知的には問題がなくとも、文字や読み書きが難しいために、自分や周囲が「勉強の出来ない子」と認識します。

 

LDというと、幼児期に診断されることは少ないという情報から、発達障害的な特徴はないものだと決めつけていましたが、そうでもなさそうです。

 

このサイトに書かれていた就学前の特徴で息子に当てはまるもの

 

・話を読んでもらうのは好きだが、文字や単語には興味を示さない。

・注意散漫だとよく叱られる。

・上手に服を着たり、靴を左右間違えずに履くことがいつも大変。

話し言葉の発達が遅い

 

7項目中4つがドンピシャ。あとは、「球を捕ったり、蹴ったり、投げたりや、跳んだり跳ねたりが下手」という項目中の後半部分。「跳んだり跳ねたり」はとても不器用で、保育園の運動会でのサーキット競技などで笑いをこらえるのに苦労した記憶があります。「単純なリズムで拍手する」の項目も、あまり確かめたことはないけれど、苦手だろうなぁと思います。

 

自分の小学生時代とLD(学習障害)の兆候

 

・方向音痴で左右がごっちゃになる

(今もです!ヤバい感じの方向音痴(笑。)

・表出性言語と受容性言語の違い

(これは息子にも感じることが多々あります)

・短期記憶の限界。例えば、九九、アルファベットまたは教室での指示を覚えるのが苦手。

(九九の暗証が苦手でした)

・行を省略する、または、同じ行を繰り返す

・テキストで読んでいる場所が分からなくなる

・自分が読んだことを理解するのが困難

(これも今もです)

 

11項目中6項目。海外の人の事例が多いようで、綴りなどの問題は英語のため、判断に迷います。ただ、私はカタカナの読み間違えは子どもの頃は特に多かったと記憶しています。

 

あと、

・作品が汚い

の項目は、息子のお絵かきは他の子と比べて白ままの部分がものすごく汚れています。

 

私は、 

今はこうしてパソコンで文を書いていますが、小学生の頃は「作文」がとても苦手でした。脳内をどうまとめて文章にしていいのか分からず、「私は、」とだけ書いた原稿用紙を、最前列に移動させられた机にのせたまま、下校時まで困惑し続けているような子どもでした。

 

漢字も覚えるのに苦労し、疑問の「疑」などを覚えるときに「ヒ」「矢」「マ」「定」などと音にして脳内で読み上げながら覚えた記憶があります。

うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)

うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)

 

 この本の中に同じようなエピソードがあるようなので、一度読んでみたいと思います。

 

もうひとつ読み書きではないですが、算数で。

 

私は算数がとても苦手で、小学1年生1学期にもらった人生初の通知表を母親に「算数と相性が悪いみたい」と悪びれた様子もなく渡したとは、40年近く伝説のように言われ続けている事実です笑。

 

1年生6月現在の息子の文字に対する様子 

 

まず、文字に興味が薄いように見えます。

 

学校では意欲的に授業に参加し、学ぼうとする姿勢は標準以上と支援級の先生には言われています。が、毎日ひらがなの宿題プリントを一緒にやっていて、そのときは「これは『に』だよ」と分かったように見えても、実際にチラシなどの文字を1文字さして(大きいもの、周囲を隠したりしても)正解率は1%未満です。

 

まったく、覚えない訳ではないけれど、すぐに忘れてしまうようです。

 

・短期記憶の限界

 

というヤツでしょうか。

 

私も、子どもの頃はとっさにひらがなやカタカナの形が思い浮かばなくなる瞬間がありました。当時は当たり前のの事かと思っていましたが、どうやら違うのかもしれません。

 

読み書き出来ない大人はいない。

 

知り合いの先輩ママさんにに相談に乗ってもらっていたら、こう励まされました。

私自身も、ゆっくりと発達し、文章が書けるようになりました。

(紙に書くのは今でも苦手です)

 

発達性読み書き障害の人も、時間がかかるだけで、まったく読めないとかまったく書けないという訳ではなさそうです。

 

今はタブレットやAIなど便利なものもたくさんあります。

 

ADHDと診断されるのか?LDと診断されるのか?もしLDならば低学年での診断は難しいでしょうから、おうように構えて、息子の成長を楽しみに過ごすことにします。

 

診断名が変わったところで、目の前にいる息子自体は何一つ変わるわけじゃないのですから、焦る必要もないですよね。今はやれることを一つずつやるだけです。

 

音で記憶するのか?画像で記憶するのか?

 

私が「ヒ」「矢」「マ」「定」と音で記憶したのは、私がラジオタイプの認知特性が強いからです。

 

カメラアイという、見て覚えるタイプもいます。

 

息子はどっちでしょう?

 

結局、ディスレクシア発達障害の1つなので、治るものではなく、一生付き合っていくもの。トレーニングでは、その子その子の認知特性に合わせた方法で、少しずつ読み書きを上達させていきます。

 

息子の認知特性は、視覚優位なのか?聴覚優位なのか?

息子にあったトレーニングを早期から開始できるよう、見極めて行きたいと思います。