歯痛!虫歯?知覚過敏!?…原因は〝食いしばり〟顎のツボ押しで一晩で改善しました。

諸悪の根源は今回もやはり「くいしばり」だったようです。kazenoyaです。

 

夏休みに入った途端、突如痛み出した左奥の上の歯。

数年ぶりに痛み止めも飲みました。

最初は虫歯を、次に知覚過敏を疑い。。。

もしや?と、食いしばりを疑って顎関連のツボを押したところ、翌朝にはなんだったの?というほど、ウソのようにすっきり。

 

冷たいもの、暑いものでも ズキンと痛む

 

歯が痛み出す前から、しばらく夏風邪っぽい体調でした。

鼻水が黄色っぽく、頭痛も。

副鼻腔炎になりそうなのか?」と心配していました。

 

歯痛が始まったのは、頭痛が治まった翌日のことでした。

 

朝起きると、歯になんとなくの違和感。

 

朝の紅茶を飲んだ途端、声も出ないほどの痛みが襲ったのです。

 

そこから七転八倒しました。

 

鏡で見てみるも、虫歯らしい状態ではなさそう。

 

息子も夏休みということもあって、出来たら受診は夏休み明けにしたい。

そう思うものの、我慢できる痛みではなく、お薬の力に頼ることにしました。

 

その日は薬を飲むと痛みは楽になり、翌朝起きるとさらに改善。

 

ですが、また何か温かいものや冷たいものでしみる。

 

もしかして、食いしばり?

 

私には、妊娠中からなやまされている「食いしばり」の癖があります。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

「この歯の痛みは、知覚過敏?」と調べていると、食いしばりが原因になって歯周病が進み、知覚過敏につながることもあるのだと知りました。

 

2年ほど前に歯医者に産後、本格的にかかり始めた時に、所々歯周病がすすんでいて、場所によってかなりばらつきがあると指摘されていました。

ブラッシング指導も受けて、歯周病自体はかなり改善されてきていたので、まさかそれで痛みが出ているとは思えず…。

 

ですが、ものは試しと食いしばりに効くツボを検索して押してみることに。

 

寝る前のひととき、いろいろ押してみました。

翌朝起きると、あら?スッキリ。痛みがどこへやら消えていました。

なんとなくあった肩や腰などの違和感までスッキリ。

 

「食いしばり」って、本当、諸悪の根源なのだと、気づかされました。

 

 

押してみたツボ一覧

 

合谷(ごうこく)

言わずと知れた万能ツボ。

親指と人差し指の間の水かきみたいな部分。なんとなくこのあたりをもむだけで気持ちがいいですよね。

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合谷

天突(てんとつ)

喉の痛みや咳などにも良いとされるツボ。左右の鎖骨の間のくぼみの場所で、「え?ここ押すの?苦しいんじゃない?」って場所です。苦しくないように、下(胸の方向)に向かって押します。

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天突

こめかみ

昔おばあちゃんが梅干しを張っていた場所(笑!?

頭痛、疲れ目や肩こり、ストレスなどにも良いとされます。くいしばりの原因はストレスだとも言われています。

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こめかみ

 

翳風(えいふう)

耳たぶの後ろにあるツボ。kazenoyaは押すとなぜかむせてしまいます。

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えい風


 

頬車(きょうしゃ) 

エラ部分と耳たぶの間らへん。私の場合押すとゴリゴリしているので、こっているんだろうな。顎関節症にも良いとされています。

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顎車(きょうしゃ)

下関(げかん)

耳の穴と頬骨の一番高い部分の間らへん。口を開けるとグリグリと口の骨が動くのが分かります。歯の痛みにも良いとされるツボ。

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下関

 

やはり日頃のセルフケアが大事 

 

ツボ押し翌朝、いったんは全快したかのように思えましたが、気を抜くとやはりくいしばってしまっています。

 

夜間は、枕を替えてみたり、どうしてもなら歯科へ行ってマウスピースを作ってもらうことも視野に入れなければ、とは思います。

 

ちなみに、ことが起こったのはお盆休み直前。

歯科受診をためらったのもそのせいでした。

長野県は夏休みが短く、息子は2学期が始まりました。

もう、気兼ねなく歯科へ通えます。

 

ですが、セルフケア出来るところはしていきたい。

日中は、ツボ押しや気をつけてかみしめないようにするなどして、かみしめを減らしていきたいです。

 

夏休み中の息子の相手をしながら仕事をしながらツボイラストを描いていたら、こんなにブログのアップが遅くなってしまいました。

小学生の親の夏休み初体験!「こんなにも大変なのか!」と、日常に翻弄され…。先輩ママさんたちの苦労が、身にしみています。

 

ママたちよ!リラックスを!!!

今朝腸活関連の読書をしていて、世のママ・パパたちにぜひ知ってもらいたい一文を見つけたので、書きます。

 

腸活をと出会い早、2年近く経とうとしていることに驚きです。 

kazenoya.hatenablog.com

kazenoya.hatenablog.com

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今回読んだのは、こちら。

腸と脳──体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか
 

これまで読んだ本より格段に難しい気がする。まだ読み途中です。

読破したらまた、感想文を書きたいと思っているのですが…読破しても、ちゃんと理解出来るかな?と、不安に思いながら読んでいます。

 

この本は主に脳腸相関(脳と腸のコミュニケーション)について書かれています。面白いです。

 

幼少期のストレスも腸内環境に関係するよ〜という書き始めのところを今、読んでいたのですが、そこの一文に

 

 

(幼児期の経験が、どう成長後のストレス耐性と関係するのか?という、ラットを用いた実験の結果に関する文です。)

※ 抜粋

ストレスに起因する母親の行動の変化を通じて、子どもの脳がストレスに過敏に反応する方向にプログラミングされ 〜(中略)〜 母親にかかるストレスが強ければ強いほど養育態度は悪化し、元来は養育に長けた母親でさえ、ずぼらになったのだ。ストレスを受けた母親は養育に十分な時間をかけず、なめたり寄り添ったりすることがあまりなく、子どもを踏みつけることもあった。

 

じゃじゃ〜んと脳内でなった気がしました。

 

やはり、虐待は個人の問題ではなく、社会問題だなと。

 

ストレスを受けると腸内環境が悪化すること、逆に腸内環境がうつなどの発症に関わっていることも、近年研究が進んでいるようです。

 

すべては相互関係なのかな。

 

ママさんたちがストレスなくリラックスして子育て出来る社会環境を!

心の底から祈ります。

 

私ももちろんストレス、多いです。

夫の残業や休日出勤、義父との同居、母とのけんか…。

 

全部はなくなりませんけど。

 

でも、

 

息子の支度の遅さや〝耳天〟状態(お耳は天井にいるんだよ〜)の聞いてない態度などに、イライラしてしまうこと、止めたいです。

 

ストレス上手に発散出来るようになったら、イライラ叱るの減らせるのだろうか。上手に〝伝える〟育児を続けられるのだろうか。

 

そんなことを思いました。もう幼児期を過ぎてしまった息子ですが、今からでも出来ることは続けていきたいな、と思います。

 

冷え性改善!【あずき湯たんぽ】を1年使ってみました。

冷え性&捨てるのが苦手な、kazenoyaです。

 

電子レンジで温めて繰り返し使える「あずき湯たんぽ」。

肩こりにいいかも!と長方形の湯たんぽを手づくりしたのが、早1年前。

 

 

使ううちに、お腹を温めるのが一番だと気がつき、ハマっている“腸活”にも効いている気がして使い続けてきました。どこを温めるのが冷え性改善に一番効果的なのか、というのは女性にとって案外永遠のテーマかもしれませんね。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

 ところが先日紛失。

 

もう手放せない状態なので、2代目を作製。ついでのブログ紹介です。

 

まず、【あずき湯たんぽ】って?

 

形状は、綿などの、電子レンジで加熱しても問題ないような生地で、普通の食べられるあずきを包んだものです。なので、あずきと布さえあれば、簡単に作れます。

 

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大きさにもよりますが、約1分ほどレンチンして使います。

「あずき湯たんぽ」「あずきカイロ」などと呼ばれています。

 商品になっているものもあるようですね。

あずきの水分が水蒸気となり、体を芯から温めると書かれていました。

原理についてはよく分かりませんが、同じようなもので、中身が玄米だったり、岩塩だったりするものもあるようです。

さすが商品。ちゃんと部位に合わせた形になっていて使いやすそうです。

 

本当に簡単に作れる

 

最初に作ったきっかけは、少量のあずきをもらったことでした。

中途半端な量だったため、なかなか使う機会のないまま古豆に。

 

「きっと美味しくない」「でももったいない」「何かに使える?」

 

と考え検索。

冷え性対策にいいもの見つけた!」と、手近にあった布で作ってみることにしたのです。

 

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写真を撮り忘れたのでイラストで。

今使っているのの出来上がりサイズは約20㎝×10㎝ほどです。

 

なくしてしまったものは、サイズは忘れましたが、これよりも若干細長くできて、4等分で作りました。

 

ちなみに私はミシンで作りましたが、豆を入れる分量を控えめにすれば、問題なく作れました。ミシンをかけるときに勝手にちょうど良い分量に分かれてくれることを期待するならば、偶数に分けるほうがうまくいくかと思います。

 

今回は250gの豆で、上記の細内サイズのものと

もうひとつ、小ぶりな10㎝×12㎝ほどのものの2つが完成。

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使い心地は…? 

 

まず、最初考えていた「肩こりにいいかも!」は、専用の形のものならいざ知らず、ちゃんと肩に乗っけているのが、案外難しかったです。

 

そして、kazenoya一番のおすすめは、へそ周りを温めること。

 

特に、風邪などでおへそ周りが固くなっているときなどは、効果てきめん。

 

温めると「ぐぐぐぐぐぐ」と動き出す感覚があります。

 

なので、あずき湯たんぽをレンチンする毎朝が、もう、やめられません。

使い捨てカイロのように、20時間温かいなんてことはありませんが(体感的には、30分〜1時間ぐらいでしょうか)、朝の準備中お腹を温めておくのにぴったりです。朝これをやっておくのと、忘れたのでは、1日の代謝が違うゾ!という思い込み。

 

特にこれからの寒い時期には、体がぽかぽかして、1年間続けて、冷え性もマシになった気がしています。

 

捨てなくていい!

 

さらに、自治体にもよるのだと思うのですが、使い捨てカイロは不燃ごみ

まわりは紙っぽいし、そのままでいいのか?などと考えて、なかなか捨てにくい。

 

kazenoyaのモノが捨てられない遍歴はこのあたりを参照。

kazenoya.hatenablog.com

 

あずきカイロは1度使うと、間4時間空ける必要がありますが、約3年ほどは繰り返し使えるようです。

捨てる時も生ゴミ扱い。(もしかしてまだ食べられる?おいしくはなさそう)

 

本当にいいことづくし。

 

2代目のあずきカイロは、なくさないように気をつけて大事に使いたいと思います。 

 

子どもの味覚と大人の味覚「牛乳が苦い!」 傷んでる?

 子どもの味覚は鋭いですね、kazenoyaです。

 

先日、夜寝る前に息子が「牛乳が飲みたい」と言い出しました。

(寝る前の水分は牛乳!というわが家の暗黙ルール。よく寝れるようにね)

 

「ちょっとだけだよ」とコップに半分ほどついで息子の手へ。

一口飲んで「何コレ。何の味?」と顔をしかめる息子。

 

暑さも尋常でない毎日で心配になり、賞味期限を確認するとまだ2日も残っています。

息子の手からコップを奪って私も一口。

 

わお。後味に、のどの奥に感じるほのかな苦み。

 

夫に手渡し「ちょっと苦くない?」。

 

夫も一口 飲み

「そう?全然分かんないけど」

 

傷んだ牛乳は加熱すると固まる

 

すぐさまGoogle先生にお聞きすると、傷んだ牛乳は温めると固形物がぷつぷつと出てくるそうで。

 

さっそくお鍋に投入して火にかけてみました。

 

結果…

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黒!

 

あぁコレ、傷んだるんだね。

 

開封は前の日の午前中。それで傷んでるって!?とも思いましたが、毎日この尋常でない暑さ。輸送中や農場内、買って帰ってくるまでの間とか、通常の気温の時と同じわけにはいかないことでしょう。しょうがない。

フードマイレージを気にかけるkazenoyaはこれまで、牛乳は近くのメーカーにこだわっていたのですが、最近はベイシアPBの「別海のおいしい牛乳」を買っていました。おいしいですよ。

 

「腐った牛乳」ってどうなるの?

 

kazenoyaはこれまで、牛乳を腐らせたことがありませんでした。

だから味の変化も始めて知りました。

 

夫が気がつかないぐらいだったので、まだ初期だったのかな?

もっとちゃんと(?)腐ったらどうなるのかな?

 

実験する度胸はありませんけど(笑)。

 

調べてみると、悪くなった牛乳は一般的には、酸っぱくなったりヨーグルト状に固まったりするそうです。

その場合は繁殖している菌は乳酸菌や酪酸菌などらしく、食べてもあまり大きな問題はなさそう。

 

牛乳というのは栄養価が高いため、もともと雑菌が繁殖しやすいもののようで、その種類も多く、だからこそ、様々な殺菌法などがあるのでしょうね。ペットボトル入りがないのも、その辺りが原因のようです。

 

苦い牛乳に繁殖したのがコワイ菌だったら…

 

じゃあ、苦くなった場合はどんな菌?と調べてみましたが、「コレ!」という情報は出てきませんでした。

 

ただ、食中毒などの原因になる菌が繁殖した場合は、通常のように酸っぱくなったりは、逆にしないそうです。発酵しないので。そう考えると、コワイ。

 

見た目や匂いに変化がない場合も、加熱でモロモロするようで、生乳の雑菌をチェックする方法としては、加熱はいいのかもしれません。

 

「牛乳の味がなんかヘン?」と思ったときは、皆様も一度煮てみてくださいね。

 

子どもの味覚に助けられたのかも

 

「給食の牛乳に異臭がした」

「いつもの味と違う」

 

などと子どもたちからの訴えで体調不良児が相次ぎ、ニュースになることがたびたびありますよね。

 

大方の場合、重傷児はなく、それきりのことが多いです。

 

原因としては、どんなものがあるのか?分からないですけど、子どもの味覚は鋭い。

 

夫だけなら絶対そのまま1ℓ飲みきっていたと思います。

私は…どうでしょう。気がついたかな?お料理に使えばその時に気がついたかな?

 

 

今回は、家族のお腹は大事には至りませんでしたけど。

この異常な暑さ所以?賞味期限はあてにならないようで。

子どもの敏感な味覚に助けられたかな?と思っています。

 

アトピーと発達障害と腸内細菌の関係

読書にハマって、腸活にハマり、どんどん深みにハマっていく、kazenoyaです。

 

このところ、腸活関連の本を読みあさっています。

 

腸内細菌がアトピー自閉症などにも関係しているというような内容もあって、驚いています。

女を40年も続けていると、「便秘しちゃってお肌が…」なんてことは多いので、アトピーはなんとなく分かる気がするけど…なぜに発達障害?とかなりの目からウロコ状態です。

【あなたの体は9割が細菌】

kazenoya.hatenablog.com

【脳はバカ、腸はかしこい】【アレルギーに負けない体は「腸」がつくる】

kazenoya.hatenablog.com

kazenoya.hatenablog.com

ここまでは以前に読後報告しています。さらに読んでいます。

【乳酸菌、宇宙へ行く】

乳酸菌、宇宙へ行く

乳酸菌、宇宙へ行く

 
【失われてゆく、我々の内なる細菌】
失われてゆく、我々の内なる細菌

失われてゆく、我々の内なる細菌

 

知らなかったことがいっぱです。

細かいことはあまり覚えていられないたちですが、読みながら「きゃ〜!え〜!?」となった内容から、自分なりのまとめや、ちょっと極端な妄想にいたるまでを、列挙したいと思います。

本の内容は、ものすご〜く、ざっくり理解しているだけなので、間違った解釈があったらご指摘ください。

 

遺伝・DNAよりも腸内細菌なの!? 

 

“腸内細菌”と聞いたところで「便秘解消にヨーグルト!」ぐらいの知識しか持ち合わせていなかったkazenoyaです。

 腸内細菌は、個人を確定出来るぐらい多種多様らしいです。

www.afpbb.com

本を読むようになるとこんなニュースまで目に飛び込むようになりました。

 

腸と脳はとても密接な関係。「腹が立つ」など、感情をお腹で表現する日本語が多いことからも想像がすきます。緊張するとお腹が痛くなる人も多いです。

 

逆もしかりな様子。

 

ヒトの赤ちゃんは母親の胎内や、おぎゃあと生まれた瞬間からものすごい成長をするわけですが、その時の脳の発達に、腸内細菌が大きな影響を与えているようなのです。びっくり。

 

大腸と脳は迷走神経やホルモンで様々に連絡を取り合っていて、腸内環境の良し悪しが、脳の成長をも左右する。

 

「あなたの体は9割が細菌」の中には、幼い息子が中耳炎にかかり、抗生物質での治療を続けた末に後天的に自閉症を発症した例が上がっていました。個人的にはとても衝撃的な内容でした。このような例はいわゆるカナータイプと言われる、知的な遅れを伴う症例が多いようです。

 

息子と私が似ているのは、「モロ遺伝!」だと思っていましたが、その遺伝のいくらかの割合で、DNAよりも、腸内細菌の委譲によるものがある。

親子の腸内細菌はよく似ているそうなので、その腸内細菌が偏っていれば、脳の発達も似通ったものになるのでしょうか…。それが性格形成の大きな部分を担っているとしたら…。

 

子どもへ受け継ぐための腸活を、妊娠前から行っていなかったことに後悔さえも覚えます。

 

うつやアレルギー、肥満に影響する

 

大腸内の細菌は、人が消化出来ないものをエサに活動し、その代謝物として、人の必要な栄養素を作り出す役割を担っているそうです。

 

例えば、日本食に欠かせない「海苔」の食物繊維は、本来はヒトが消化出来ないものですが、それを必要とする細菌が腸内にいれば、その細菌が分解してくれます。

なので、赤ちゃんが小さい頃に初めて海苔を食べさせた際に「海苔色」のものがオムツにあるのにびっくりしたママ&パパさんも多いことでしょう。ある日突然、海苔色ではなくなるので、成長だと思っていたのですが、海苔を食べたことのない外国人などは、この細菌を持っておらず、赤ちゃんと同じようなことになるようです。

 

腸内細菌がいない「無菌」で幼少期を過ごしたマウスは通常のマウスよりもストレス耐性が弱い、などという記載も、どの本なのかは覚えていませんが、ありました。

 

腸内細菌は多様性があることが重要で、現代の文明社会で暮らす人たちは、未開の地で暮らす人たちよりも、その多様性が失われているそうです。

 

抗生物質での治療や抗菌グッズの多用。抗生剤添加の飼料で育てられた家畜。様々な要因があるようです。

 

そして、そんな現代、増えているのが「うつ」や「肥満」、「アレルギー」。

 

多様な腸内細菌を復活することで、いくらかでも緩和することが出来るようなので、頑張ってみようかな。

脳の発達、形成については、乳幼児期が重要らしいので、大人になってからの腸活に効果はないようです。

 

腸内細菌だって立派な遺伝では…?

 

自然分娩で生まれた子どもは、新生児期の腸内細菌はほとんどが乳酸菌らしいです。そしてその後数年かけて、親と同じような腸内細菌を獲得していきます。

母親のものだけでなく、父親の腸内細菌も重要です。

 

いろいろな細菌が子どもの中で拮抗してバランスを取って、その子独自の細菌叢を築いていく。そう考えると、家族の思考の方向性が似ていたり、性格がみんなグレーな感じのアスペっぽい家系だったりということも、なんだか納得がいきます。

 

でも、本物の遺伝と違って、こちらは自分の生活スタイルいかんで、子どもに受け継ぐ性格や腸内細菌を少しでも良いものに出来るのだとしたら…。

 

わが家はもう手遅れ(笑)ですが、これから出産を考えるプレパパ&ママさんは、ぜひ腸活をオススメしたいものです。 

 

卵アレルギー検査結果★数値、かなり改善していました!

精神的・生活的にも、息子への接し方の転換期にさしかかっている!と自らを律する、kazenoyaです。

 

息子が年中になり、そろそろ冬を迎えようとするので「ちゃんとしたアレルギー検査を受けておこう!」と思い立ち先日、発達や目でお世話になっている小児科の総合病院で採血を受けてきました。

 

これまでは町医者的な皮膚科で見てもらっていて、かなりゆるい所だったので、就学時の診断書などを見据えて早めの受診です。

 

きょう、その検査結果を聞いてきました!

 

卵アレルギーの改善っぷりは、快進撃

 

卵アレルギーの検査は、実は1歳前に受けたきり。

その時はクラス4でした。

 

ジャジャーン!今回の数値を発表します。

 

・卵白クラス2(1.00UA/ml)

・オボムコイドクラス1(0.56UA/ml)

・卵黄クラス0(0.35UA/ml)

 

すでに食べさせていることもあり「自宅で積極的に食べさせる」という方針のようです。

 

ピーナッツは泊まりの負荷試験になりそうです

 

ちなみにピーナッツもクラス2(1.83UA/ml)でした。

 

ですが「こっちも少し家で食べさせてみて、ということでしょうか?」と聞いたところ「危険なので、希望があれば泊まりでの負荷試験で」と言われてしまいました。3歳の時に一度アナフィラキシー様の症状を呈したことがあったので、ということらしいです。

 

ちなみに総IgE値は525UA/mlで、高いですが、目くじらたてるほどのアレルギー体質ということでもなさそうです。普通にアレルギー体質ぐらい。

 

ダニアレルギーがクラス6だった!

 

ちなみに今回、環境アレルギーの方の検査も合わせてお願いしていました。

心配した花粉はクラス0〜1で大丈夫。ですが、ヤケヒョウダニという項目が100.00UA/mlでクラス6でした。

 

これって立派すぎるダニアレルギーじゃないの?

 

ですが、先生はさほど気にしてない様子。「特にこれと言って行ってもらうことはない」と。

 

「空気清浄機などの対策の必要性は?」

 

と聞いたところ

「特に肌の状態がアトピーなど、あまりに悪いようなら、積極的に取り組んでもらうと思いますが、息子さんの場合は数値が高くても症状が出ていない状態」だと言われました。風邪罹患時の喘息についても、数回程度では診断出来ないと言われました。

 

だがしかし、ダニアレルギーの子は高確率で喘息に移行するようなので、何かしらの対策を講じたいと思います。

 

息子の体の成長ぶりに驚いた

 

今回、卵アレルギーが大幅な改善をしていたことで、大きな肩の荷をおろしたような気持ちになりました。

 

これまでいつも息子の食べるものに気を使い、あれはダメ、こっちもダメ。

 

手に取ったお菓子も「ちょっと見せて」とパッケージを確認する癖になっていて、息子も何か誰かにもらったりするとすぐに持ってきて「食べてもいい?」と聞くようになっていました。

 

もちろん、これからもそんなやり取りは必要だと思います。ピーナッツアレルギーもありますし。

 

ですが、そろそろ体も少年の域に(乳歯も抜けたことですし(笑))達し、きっと精神的にも、あまり過保護でも良くないお年頃になってきているのかも?と考えさせられました。

 

余談ですが…今回、自費でしたが血液型も調べました。臍帯血検査以来やっていなかったので。ちなみに臍帯血の時と変わらない検査結果でした!

 

腸内細菌と遅延型アレルギー

医療と医学の違いって何だろう?と哲学的な疑問にふける、kazenoyaです。

 

息子のアレルギー検査の結果はまだ先ですが、検査の際にお世話になった女医さんの言葉が脳内につっかかっていて、いろいろ考え続けています。

 

女医さん曰くは、遅延型の食物アレルギーというのは「科学的にうんちゃらかんちゃら」言葉を濁すというのか、「科学的にというのは嫌な言い方かもしれませんが…」的なことを言っていました。

 

まぁ、要約すると「遅延型アレルギーなんてものは、インターネットなんかであふれている眉唾情報で、鵜呑みにして除去する人がいて、それは良くない」という意味合いのことでした。断言はしていませんでしたが。

 

もしかしたら、それも一面では一理あることなのかもしれません。

 

が、

 

最近復活した自分読書で、いろいろな本を読んでいます。実は、腸活にたどり着く前に読んだ本がありました。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

 
ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事

 

選本は、めちゃたまたまです。

基本あまりダイエットには興味のない人生を送ってきました。

痩せていた、という意味ではなく。

 

読んだのは、通っていた歯医者に置いてあったのがきっかけです。拾い読みして興味を持ち、Amazonで買ったり図書館で借りたりして読破しました。

 

両者に共通するのは「炎症を起こす、自分の体に合わない食品を排除することで、体型も気分も集中力も増す」ということです。

本文中に遅延型のアレルギー検査をすすめるような文も出てきました。

 

遅延型アレルギーは自分的には実体験。

 

この本に書いてあるようなことは、自分的にも体感している内容だったりします。以前にもブログで書きました。

kazenoya.hatenablog.com

息子のアレルギー除去食を通して、私も体調が良くなった経験をしました。

上述の2冊を読んでいる間は「もしかしらたグルテン除去したら花粉症も良くなるのかも」と思ったことも事実です。

 

だから、女医さんの完全な否定には「?」と疑問を持ちました。

 

医学的にも、グルテンに耐性がないセリアック病とか、特定のタンパク質への過敏な反応が認められる症状はあるのだから、切って捨てるような発言はいかがなものかと思うのですが。

 

ちなみに私が聞いた質問は

「アレルギーが治って、急性症状なく食べられるようになっていたとしても、体内にアレルゲンが恒常的にあることで、下痢や腹痛、鼻炎やぜんそくなどの症状を引き起こしている可能性はありますか?」という内容でした。受診の少し前に風邪を引いたことで夜間のぜんそくを起こしていたので。

 

うんちゃらかんちゃら言っているので「遅延型」というキーワードを出したら、堰を切ったように否定的な言葉で説明を始めました。冷静に息子の症状と向き合って欲しかったな、というのが親としての正直な気持ちです。

 

除去すればOKという考えには、私も反対

 

きっと女医さんにとっての、「アレルギーワード」だったのかもしれません。

そのぐらい、子どもの食物アレルギーで様々なネット情報に踊らされるママさんが多くて、その対応に飽き飽きしているのかな?と思いました。

 

いまはいろいろな情報があふれていて、受診や検査をせずに自己判断で離乳食を遅らせたり、卵や乳、小麦、肉類などを除去した食事を子どもにさせて、栄養が偏ったりするという話しも聞いたことがあります。

 

www.j-cast.com

 

個人的には、上述の2冊の感想も含め、むやみに除去することには賛成ではありません。

 

グルテンにしろ、なんにしろ、いくら食べても「炎症」を起こさない人もいるわけです。「じゃあ、自分の体を炎症しにくくしようと試みることのほうが先じゃないか」と思うわけです。

 

そんな中たどり着いたのが、先日書いたこの本だったのです。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

こちらは、腸内細菌が正常で腸壁を守ってくれたら、腸壁から様々な物質が体内に入るのを防いでくれるよ、という内容。

 

こっちのが私的にはしっくりくる。なので、腸活を始めようと思ったのです。

 

医者の大変さに思いを馳せてみる

 

お医者さんというのは、考えてみると大変な仕事です。

 

膨大な情報量を学び、それも日々進歩する医学。昨日の常識が明日には非常識だったりする世界です。

 

そんな中、毎日の診察。午前も午後もきっと休む暇もないことでしょう。

 

風邪で高熱の子どももいれば、1秒を争う病状の患者さんもいることでしょう。医療の現場で求められることは「命を救うこと」なのですから。さすがに切羽詰まっている。

 

それ以外にも、井戸端と化したじいちゃんばあちゃんの話しも聞いて、介護予防にもつながなくてはならないし、私のような過保護ママへ正しい情報も伝えなければならない。それが「医療」なのかもなぁ、と思いました。

 

方や「医学」といえば、研究所や大学などで、頭のいい人が日々最先端の研究をしているのだと思います。だからこそ、息子の食物アレルギーや発達障害なども、新しい可能性が見えるニュースが次々に出たりするのではないでしょうか。

 

私たち患者としたら、どちらも同じように思えてしまうし、ニュースでチラッとでも見たら、目の前の医者は、その新しい情報を、私の知らないところまで熟知していて、的確なアドバイスをくれる!ぐらいに思ってしまいがちですが、実際には、数多ある情報を収集して、どんな治療を受けるのか?は個人に任されている。というのが現実なのだと思います。

 

腸活で変わるのか?

 

私的考察としては、腸活に力を入れて数ヶ月すると、腸内細菌が増えて腸壁を守り、アレルゲンなどが体内に入らなくなることで、炎症が押さえられてくるのではないか?そうしたら、上述2冊の除去食を実践したのと同じぐらい、心身ともに身軽で、鼻炎などともオサラバ出来る生活が待っているんじゃないか?と、もくろんでいます。

 

腸内細菌は抗生物質や保存料などにも弱いようなので、安い肉や加工食品などを控えなければならないようですが、これがなかなかパーフェクトは難しい。

時には加工品に頼りたくなる日もありますし、出先でおいしい物を食べたくなる日もありますので。

 

それがいけないのか?変化はこれからなのか?

 

夫はまだ、潰瘍性大腸炎の悪化期を抜けていないようです。

息子は朝の鼻水と痰が続いています。でも卵はいろいろ食べています。

 

あまり劇的な変化は無い日常ですが、腐らずに腸活を続けたいと思います。