子どもを絵本好きにさせたい!→やっと絵本好きになった!遠い道のり

遥か遠い昔「活字の虫」と呼ばれていた時代がありました、kazenoyaです。

 

そんな私なので、息子にも本好きになって欲しいという夢を描いていました。

まぁ、結果からいうと…

「本は舐めるもの破るもの」という散々なスタートだったのですが、3歳になる前には絵本好きになりました。きょうはそんな息子の「絵本好きになるまで」のストーリーを紹介したいと思います。

 

折しも「読み聞かせ推進」時代です。

 

息子が産まれた時に住んでいた自治体では生後4か月の検診時に「ファーストブック」をやっていました。

ブックスタートとかファーストブックなど、言い方は様々ありますが赤ちゃんの頃から絵本に親しみましょう。親子で読み聞かせの時間を持ちましょうという取り組みです。

www.bookstart.or.jp

 

私はそれをとても楽しみにしていたのです。

「ここで絵本をもらったら、次々と絵本を読ませたい!」と意気込んでいました。

 

検診では、地域の読み聞かせボランンティアさんが赤ちゃん連れの親子に読み聞かせをしてくれ、何種類かの絵本の中から好きな絵本をくれました。

 

結果は上々。(まだまだ“通常の3倍”っぷりを発揮していない時代でした)

ボランティアさんの読み聞かせでは、興味津々で聞いていたのはうちの息子だけでした。私は意気揚々と鼻高々とを掛け合わせたような、ニヤけた顔をしていたに違いありません。

 

その時にもらった絵本はこちら

「おかあさんどーこ?」

 

ビリビリ&ボロボロ&ドロドロになった絵本たち

 

しかし、持ち帰った絵本を読もうとすると…

奪おうとするばかり。試しに好きにさせてみようと放置するとペラペラめくり続け、持ち上げ…

「ヤバい!破られる」

それまで「絵本」というものをあまり見せていなかったせいでしょうか、検診での読み聞かせでは、本自体に興味があって、「触りたい」との一心で読み聞かせに見入っていたのかもしれません。

 

何度か、遠くで読み聞かせてみたりといろいろ試しましたが、結果は同じ。彼の要望は「ページをめくりたい」一心です。

 

これはちょっと無理かもしれない、と、赤ちゃん用のページ自体が厚紙で出来たような、丈夫な絵本を購入してみることにしました。

 

こんなやつ

「じゃあじゃあびりびり」

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

 

 

そして、お古の絵本を何冊が頂きました。うちの母も本好きのため、1歳の誕生日のプレゼントにも絵本が届きます。

 

「いないいないばぁ」

いないいないばああそび (あかちゃんのあそびえほん)

いないいないばああそび (あかちゃんのあそびえほん)

 

 

とか。まだいろいろあったと思うのですが…

(当時の絵本は見るも無惨な状態すぎて、あえなくサヨウナラしてしまったため記憶から抜けてしまっています)

 

すべての本は

奪われる→かじられる→破られる。

この繰り返し。

 

ページのない絵本、角がドロドロの絵本…息子の本棚は絵本の墓場のようなヒドイ有様になりました。

 

もう、読み聞かせは諦めよう

 

何度そう思ったことか。

ですが、自分が絵本好きなのと、検診やいろいろなところで聞く「赤ちゃん時代からの読み聞かせの大切さ」みたいな、アリガタツラいご大層なお話しを聞く機会が多かったのが幸いして、その後も何度も新しい絵本を買って帰ります。

 

ですが結果は同じ。

母の夢は打ちのめされ。

そしてその後、魔のイヤイヤ期もやってきたため、育児の暗黒期にさしかかります。

 

よろしければ、暗黒期時代の育児記事も合わせてお読みください。

kazenoya.hatenablog.com

  

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ついにやってきた運命の絵本

 

最初に反応があった絵本は

「ほわほわ」

www.fukuinkan.co.jp

 

文字がほとんどありません。

息子がペラペラめくる横で「ほわほわ〜」とか読んであげました。

 

仕事から帰った夫に無言で絵本を差し出す息子。(言葉が遅かったため、しゃべれなかっただけです。たしか2歳頃だった記憶)

でも、初めて絵本に「奪う&破る」以外の反応を見せる息子の姿に感動する母。

 

しかし、他の本に関しては依然として同じ状況が続き、3歳を目前に最初にハマった絵本が…

王道ですね。

はらぺこあおむし

はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

 

 

何度も何度も読みました。

 

時を同じくして保育園で

ねないこだれだ

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

 

に出会います。

担任の先生に息子の怯えぶりを聞いて、おもしろがって早速「ねないこだれだ」を買いにいく悪趣味な母。

息子は、怖いのだけれど、読みたい様子。

 

絵本好きになった息子のために大量購入!

 

その時住んでいた自治体では、3歳の誕生日に入園祝いの商品券が出ました。でも、なぜか使用期限が園児服などを購入する時期の前にきてしまう設定になっていて、早く買っても良かったのですが、成長の良い(身長&体重のみですよ!)子どもだったので、その商品券のほとんどを絵本の購入費にあてました。

 

その時買った絵本で今でも読み続けている大正解本はこちら

 

 

「いぬのこたろう」

いぬのこたろう (3さいからのユーモアえほん)

いぬのこたろう (3さいからのユーモアえほん)

 

 

「100かいだての家」シリーズ 

ギフトボックス100かいだてのいえ(全3巻)

ギフトボックス100かいだてのいえ(全3巻)

 

 

「おばけのてんぷら」 

おばけのてんぷら (めがねうさぎの小さな絵本)

おばけのてんぷら (めがねうさぎの小さな絵本)

 

 

 「めっきらもっきらどぉんどん」

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

 

 

「おばけとかくれんぼ」 

おばけとかくれんぼ (えほんとあそぼ)

おばけとかくれんぼ (えほんとあそぼ)

 

 

 絵本って案外高いんですよね。自治体の商品券はありがたかったです。

今では図書館を利用することが多いです。

そこで好きな本を見つけるとネットで購入しています。

 

そこのあたりの話しはまた後日。