ADHDと自閉症の要素|息子の場合

言語化するということの大切さを身をもって知った、kazenoyaです。

 

息子、主治医がかわりました。元主治医の定年です。

 

金曜日の初顔合わせで、診断はつきませんでしたが、しっかりと「ADHDと自閉の両方の気質を持っている」という話を聞くことができました。

 

そして、現在の息子の状態ではADHDの症状が強く出ていて、そちらの対応を心がけるようにという冊子もいただいていきました。ちなみに自閉の方の冊子もいただきました。

 

今までは、私の気持ちの中でだけ「絶対何か持ってる。どっちだろう?」という状態だったのですが、今回初めて、医師という専門家から直接、目を見て、言葉で伝えてもらいました。

 

よく聞く

「救われる」というのとは少し違うのですが…

 

確信というのか

 

「今までやってきたことは、これで良かったんだ」という安心感みたいな自分の心の動きを感じることができました。

 

冊子を見ていて気がついたこ

 

ADHDはじめてガイドより息子に当てはまること

 

・好きなこと、興味のあることなどには集中しすぎてしまい、切り替えが難しい。

(先延ばしの気質、というのか、今やっていることを大人の指示でやめることが難しい気がします)

・面と向かって話しかけられているのに聞いていないように見える

(返事もしません。息子曰く「お耳は天井に行っている」状態)

・コツコツ努力することが苦手であったり、面倒くさがった最後までやらず、あきらめてしまったりする。

(1度目で、だれよりも上手にやりたい!という心情が簡単に読み取れます。ちょっとできないとすぐにあきらめます)

・過度にしゃべる。一方的にしゃべる、しゃべりだすと止まらない、声も大きい

(ここ、私の一番のストレスポイントです。相手の言っていることは完全にスルーして自分の言いたいことだけをしゃべり続けます)

・順番を待つのが難しい

(必死になりすぎて自分だけで何度も挑戦しようとするときと、待っていることを忘れたかのように違うことをしだすときがある)

 

ADHDの子どもの日常生活チェックリストの中から当てはまること

 

・お子さんは、速やかにベッドから起きられますか?

(できるときとできないときがあります)

・お子さんは、速やかに身だしなみ(洗面、歯磨き、着替えなど)を整えることができますか?

(無理です。いつも私主導でやっています)

・お子さんは、朝食時には年齢相応の行動ができますか?

(朝食はいつもぐたぐたの軟体動物状態です)

・お子さんは、学校に行くのが好きですか?

(今は保育園が好きですが、去年は登園拒否を起こしました)

 

よく書いてあるADHDの症状というと、

「落ち着きがなく、授業中立ち歩く」

「体を動かすことがやめられない」

「衝動性が押さえられないためにささいなことで手を出す乱暴な子、反抗的」

 

こんな感じが多いです。

息子とは少し違う感じに思います。

実際、OTの先生からも「ADHDの多動はこんなもんじゃない」とも言われたことがあります。

 

息子の場合は若干の多動はあるけれど、どちらかと言うと不注意や口の多動、言葉の多動の方が顕著なのかもしれません。

宿題のことなど、年齢的に判断できないことも多く書かれていました。ADHDの診断は6〜7歳以降に下りることが多いようです。

 

一方、自閉の方の冊子では当てはまる箇所はあまり多くない印象を受けました。

 

自閉症スペクトラムの冊子から当てはまること

 

・言葉が遅い

(2歳7か月以降にのびてきました)

睡眠障害

(寝付きが悪い)

kazenoya.hatenablog.com

 

・併存しやすい疾患・症状:発達性協調運動症(全身運動、手先の細かい作業が苦手)

(笑ってしまうほど不器用なのは夫似です)

・自分の好きなことを話すときに饒舌になりすぎることがある

(確かに、息子のしゃべりすぎは好きなことだけかもしれません)

 

逆さバイバイもおうむ返しも、ミニカー並べもしませんでしたし。

 

あ、でも手足はばたつかせていた気もします。

(冊子より抜粋:手足をばたつかせたり、ぴょんぴょんはねたり、おもちゃの車のタイヤを回し続けたりするなど、同じ行動を延々と繰り返す)

 

そういえば、人見知りや場所見知りもほとんどありませんでした。(後追いはがっつりありました)

 

主治医の言葉を受けて始めたこ

 

これまでも言葉がけの注意点など、様々な講演会やインターネットでの情報を参考に心がけてきましたが、根本的に弱いところを鍛えていこうと思いました。

 

・ただ置いてあったバランスボールを活用

(手をつないで乗っかってみる遊びを取り入れました)

・マッサージや体幹を緩めるリラックス体操

(これも遊びの一環として、寝付きをよくしようと始めました)

 

ちなみにこちらのブログ記事で紹介されていたリラックス体操を参考にしました。

nanaio.hatenablog.com

 

くすぐったがったり、なかなかこの通りには行きませんが。

 

発達障害の子は体幹の筋肉が弱いことが多く、疲れやすようです(様々なネット情報を元に)。事実息子もすぐに疲れます。とっても筋肉質でたくましい体つきをしているのにも関わらず、です。息子の場合は体格の成長が早いために、疲れやすくなっているのかもしれません。

 

なので効果のほどはわからないですが、ふれあうことは情緒面にも良いと信じ、すでに少年化してしまった息子に「マッサージ〜♡」。5歳というと、まだちょっとベビマのようだけどガタイが違う(120cm24kg!笑)。

 

書籍などを読みつつ参考にして、息子にあった生活を心がけていこうと思います。