手入れいらず!鉄のフライパンはズボラ向き
もう、鉄のフライパンを手放せないなと思っている、kazenoyaです。
結婚したての頃、それまでずっと欲しかった鉄のフライパンを買いました。
買うまでは「うまく使いこなせるだろうか?」「管理しきれずにボロボロにしちゃうんじゃないか?」と不安だらけだったのですが、新婚の勢いで購入しました。
結果、ボロボロにもならず、手入れもほとんど無いに等しいぐらい楽チンだったので、これは「ズボラな私にぴったり!」と思いました。
買ったのはこれです。
柳宗理の鉄フライパン
たぶん、22cmのほうだったと思うのですが…。記憶がありません。
当時、悩みに悩んでこれにしました。
結果的にとても使い易く、実は、もうひとつ同じフライパンが欲しいと検討中です。
鉄のフライパンというのは、使い始めにちょっとしたコツがあります。
「油慣らし」とか「焼き込み」、「シーズニング」とかという作業をしなくてはならないのです。
やり方はいろいろあるようですが、基本は色が変わるまでじっくり時間をかけて火にかけるということです。
鉄フライパンの焼き込み(シーズニング)
1. 水洗いして水気を拭き、その後20〜30分かけて鉄の色が変わるまで火であぶる。
2. 油を塗ってまた火であぶる
3. 野菜くずなどを炒める
私はだいたい、こんな方法でやりました。根がズボラなので、結構いい加減にやりましたが、その後、5年以上がたちますが、結果、焦げ付くことも錆びることもなく、毎日使わない日はないほどに大活躍するフライパンに育ちました。
普段私がどう鉄フライパンを使っているか
油は必須です。ケチらない方がいいです。
よく熱して油をひき、普通に使っています。使用後は熱々そのままのフライパンを流しに移動し、水をジャーっとかけてそのまま水洗いもしくは、少し放置する時もあります。
油汚れがあまりにもひどいときには洗剤で洗うこともあります。
よく、鉄のフライパンは食器洗剤は御法度と聞きますが、案外大丈夫です。もし次の使用時に焦げ付いたとしても、鉄のフライパンならゴシゴシ洗えちゃうのもズボラ向きです。
洗い終わったら火にかけて乾かします。油などは塗らずにそのまま見えるところに置いています。楽チン。
使い込んだわが家の鉄のフライパン
コーティングのフライパンは空焚きできない
夏休みに夫の母の家で、コーティングのフライパンを使いました。多分テフロンだったと思います。義母に「空焚きは駄目だよ」と言われて思い出しました。「テフロンなどのコーティングのフライパンって、案外面倒だったんだ」と。
空焚きできないということは、例えばクッキングペーパーなどを敷いて魚などを焼くことも、コーティングへのダメージにつながります。水分が出ないものを焼くと、接地面以外は空焚き状態になりますよね。
私は焼き魚や、味噌で漬けた魚や肉などを焼く時、フライパンで焼くことも多いです。専用の丸いクッキングペーパーも売っていますし、後片付けも楽なので。
あと、少量の油で揚げ焼きすることも、鉄のフライパンなら「コーティングが劣化するんじゃないか」という気兼ねもなく、ガンガン使えちゃいます。
テフロンのフライパンを使っていた時は自分がどうやって、これらのものを調理していたのか思い出せません。きっと、駄目になった古いフライパンを使っていたのかな?と思います。
また、洗った後、熱々のフライパンを冷たい水道水につけることも、コーティングのダメージになります。しばらくさましてからじゃないと洗えないです。
鉄のフライパンって意外と豪快に使えるフライパンだったんだなぁと再認識しました。
「捨てなくていい」というズボラ向き
私は「捨てること」が苦手です。
物を捨てられないというのとはちょっと違うのですが、例えば包丁など「どこに捨てればいいの?」って思ってしまうようなもの。そんなものを捨てることが、ちょっと苦手なんです。
テフロンのフライパンもそう。
金属ゴミの袋にそのまま入れてもいいんだろうか?って思ってしまいます。
(いらなくなった食器とか、履かなくなった靴とかも困っていましたが、最近は自治体での食器リサイクルや靴屋での回収ボックスなどを見ることが増え、便利になりました)
いつも、いろいろ調べて、結局は捨てるんですが、これを毎度毎度やります。たまにしか捨てないようなものは捨てる時に「これって捨てていいの?」って思ってしまうんです。とくに独身時代は引っ越しも多かったので、自治体によっても捨て方が違うんですよね。
で、この調べるってことも面倒です。ズボラゆえ、捨てることも面倒(笑)。
捨てなくていいってのは、本当に私向き。包丁も研げるものを買うようになって、捨てる面倒から解放されました。鉄のフライパンも捨てずに使い続けることが出来ます。
フライパンの利用頻度が高いなら超絶オススメ
仮に、ものずごく焦げ付かせて、色が変わるほどにガリゴリやって、何を焼いても焦げ付いて焦げ付いてしょうがない!ぐらいに駄目にしても、テフロンのフライパンならまっすぐゴミ箱行きですが、鉄のフライパンなら、また「焼き込み」作業を繰り返すことで復活します。これってすごいです!寿命がないも同然ですよね。
買う時は悩みまくっていた私ですが、本当に買って良かったと思います。もう、フライパンは鉄以外考えられません。あまりフライパンを使わないってお家は、仕舞う時に油を塗った方がいいとか、また別の面倒もあるかと思いますが、わが家の用に頻繁に使うなら、ほとんど手間いらずです。
鉄のフライパン、「私ズボラなんだけど、使えるかな?」と思っている方で、よくフライパンを使うって人がもしいたら、買って損はないですよ〜!と言いたいです。