【調節性内斜視】5歳、メガネを外すことが増えました

息子の遠視、本当に治るのか?近頃ちょっと不安な、kazenoyaです。

 

現在5歳の息子は、3歳前に調節性内斜視の診断を受けて眼鏡をかけています。

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年に1度、車で1時間弱のところにある病院に通っているのですが、今回は1年を待たずに行ってきました。

 

夏前ごろからメガネを外すことが増え始め「もしかして度が合わなくなってきている?」と不安になったためです。

 

調節性内斜視と子どもの遠視

 

上に貼った記事の中でも書いたのですが、子どもは眼球が小いため焦点を結ぶ距離が遠く、もともと遠視気味だそうです。通常、成長に伴って「見る力」が育っていくのですが、その過程で「ぼんやりとした映像があたりまえ」としたまま過ごしてしまうと、脳の見る力が育たずに、弱視が残ってしまうらしいのです。

 

そして、ぼんやりとしか見えない映像をよく見ようとこらしてしまう時に、ぐっと黒目が寄る。この状態が調節性内斜視。

 

調節性内斜視自体は、メガネをかけることで眼位を正常な位置に矯正できることがほとんどのようですが、将来的にメガネを外しても大丈夫なほど治るかどうかはケースバイケースのようです。

 

遠視ってそもそも、どんな見え方をするの?

 

私は近視です。20歳ごろからパソコンを使う仕事につき、一気に目を悪くしました。

 

近視は、遠くが見辛く、近くなら見える目です。

 

そして私、早くも老眼が始まりました。

 

老眼って遠視だと認識していたのですが、今回の眼科で、衝撃的な事実を知りました。

 

私の老眼は近くが見えない。本を読む時はメガネを頭にのせています(笑)ですが、メガネをしていれば遠くははっきり見えます。

 

遠視もこれと同じような状態なんだと思っていました。「近くは見えないけれど、遠くはくっきり見える目」だと思っていたのです。(よく、アフリカの視力が良い人は遠視で双眼鏡で見ないと見えないほどの遠くのものが見えるというような表記も見つけますよね)

 

ですが、今回先生から聞いたのは

「遠視というのは、本来近くも遠くもぼんやりとしか見えない目」だということ。

 

体力がつくことで、見える気になる

 

そして「遠視は、実は『頑張れば見える目』なんです」と言われました。

 

「本当?」って感じです。

 

私の老眼は、どれだけ目を凝らしても、目標物を遠ざけるか、メガネを外さないと見えないんですけど。。。と言いたいところをぐっと押さえて聞き続けるkazenoya。

 

「小さい頃は見るのにすぐに疲れてしまうので、メガネがあった方が楽だったけど、今は体力が付いて、頑張れば見えてしまう。本人的には『僕、メガネなくても見えるもん』って感じなのでしょう。もう少し大きくなって勉強が始まると、またメガネの方が楽になると思います」と言われました。

 

見えてしまうってことは見る力が付いてきている?

 

調節性内斜視の診断を受けて、遠視を矯正するメガネをかけることは、治療の意味合いが濃いです。かけ続けていることで視力を出して、見る力を育てます。

 

なので先生からは「出来るだけ長い時間メガネをかけてください」と言われます。

 

小さな子どもはメガネを嫌がることがあるそうですが、息子は「見える」状態が心地よかったようで、小さい頃はすんなりメガネに馴染んでくれました。だから安心していたのですが、ここへ来てよく外します。

 

息子曰く「だって見えるんだもん」。

 

このまま外しがちになると、治療効果も薄れて将来治らないんじゃないか?という不安も出てきます。

 

本人が「見える」って言ってるってことは見る力も付いてきているってことなのかもしれませんが…。

 

ちなみに視力検査の結果は視力の変化なしでした。度はちゃんとあっているようです。

ちゃんとメガネをしてほしい。