アトピーと発達障害と腸内細菌の関係

読書にハマって、腸活にハマり、どんどん深みにハマっていく、kazenoyaです。

 

このところ、腸活関連の本を読みあさっています。

 

腸内細菌がアトピー自閉症などにも関係しているというような内容もあって、驚いています。

女を40年も続けていると、「便秘しちゃってお肌が…」なんてことは多いので、アトピーはなんとなく分かる気がするけど…なぜに発達障害?とかなりの目からウロコ状態です。

【あなたの体は9割が細菌】

kazenoya.hatenablog.com

【脳はバカ、腸はかしこい】【アレルギーに負けない体は「腸」がつくる】

kazenoya.hatenablog.com

kazenoya.hatenablog.com

ここまでは以前に読後報告しています。さらに読んでいます。

【乳酸菌、宇宙へ行く】

乳酸菌、宇宙へ行く

乳酸菌、宇宙へ行く

 
【失われてゆく、我々の内なる細菌】
失われてゆく、我々の内なる細菌

失われてゆく、我々の内なる細菌

 

知らなかったことがいっぱです。

細かいことはあまり覚えていられないたちですが、読みながら「きゃ〜!え〜!?」となった内容から、自分なりのまとめや、ちょっと極端な妄想にいたるまでを、列挙したいと思います。

本の内容は、ものすご〜く、ざっくり理解しているだけなので、間違った解釈があったらご指摘ください。

 

遺伝・DNAよりも腸内細菌なの!? 

 

“腸内細菌”と聞いたところで「便秘解消にヨーグルト!」ぐらいの知識しか持ち合わせていなかったkazenoyaです。

 腸内細菌は、個人を確定出来るぐらい多種多様らしいです。

www.afpbb.com

本を読むようになるとこんなニュースまで目に飛び込むようになりました。

 

腸と脳はとても密接な関係。「腹が立つ」など、感情をお腹で表現する日本語が多いことからも想像がすきます。緊張するとお腹が痛くなる人も多いです。

 

逆もしかりな様子。

 

ヒトの赤ちゃんは母親の胎内や、おぎゃあと生まれた瞬間からものすごい成長をするわけですが、その時の脳の発達に、腸内細菌が大きな影響を与えているようなのです。びっくり。

 

大腸と脳は迷走神経やホルモンで様々に連絡を取り合っていて、腸内環境の良し悪しが、脳の成長をも左右する。

 

「あなたの体は9割が細菌」の中には、幼い息子が中耳炎にかかり、抗生物質での治療を続けた末に後天的に自閉症を発症した例が上がっていました。個人的にはとても衝撃的な内容でした。このような例はいわゆるカナータイプと言われる、知的な遅れを伴う症例が多いようです。

 

息子と私が似ているのは、「モロ遺伝!」だと思っていましたが、その遺伝のいくらかの割合で、DNAよりも、腸内細菌の委譲によるものがある。

親子の腸内細菌はよく似ているそうなので、その腸内細菌が偏っていれば、脳の発達も似通ったものになるのでしょうか…。それが性格形成の大きな部分を担っているとしたら…。

 

子どもへ受け継ぐための腸活を、妊娠前から行っていなかったことに後悔さえも覚えます。

 

うつやアレルギー、肥満に影響する

 

大腸内の細菌は、人が消化出来ないものをエサに活動し、その代謝物として、人の必要な栄養素を作り出す役割を担っているそうです。

 

例えば、日本食に欠かせない「海苔」の食物繊維は、本来はヒトが消化出来ないものですが、それを必要とする細菌が腸内にいれば、その細菌が分解してくれます。

なので、赤ちゃんが小さい頃に初めて海苔を食べさせた際に「海苔色」のものがオムツにあるのにびっくりしたママ&パパさんも多いことでしょう。ある日突然、海苔色ではなくなるので、成長だと思っていたのですが、海苔を食べたことのない外国人などは、この細菌を持っておらず、赤ちゃんと同じようなことになるようです。

 

腸内細菌がいない「無菌」で幼少期を過ごしたマウスは通常のマウスよりもストレス耐性が弱い、などという記載も、どの本なのかは覚えていませんが、ありました。

 

腸内細菌は多様性があることが重要で、現代の文明社会で暮らす人たちは、未開の地で暮らす人たちよりも、その多様性が失われているそうです。

 

抗生物質での治療や抗菌グッズの多用。抗生剤添加の飼料で育てられた家畜。様々な要因があるようです。

 

そして、そんな現代、増えているのが「うつ」や「肥満」、「アレルギー」。

 

多様な腸内細菌を復活することで、いくらかでも緩和することが出来るようなので、頑張ってみようかな。

脳の発達、形成については、乳幼児期が重要らしいので、大人になってからの腸活に効果はないようです。

 

腸内細菌だって立派な遺伝では…?

 

自然分娩で生まれた子どもは、新生児期の腸内細菌はほとんどが乳酸菌らしいです。そしてその後数年かけて、親と同じような腸内細菌を獲得していきます。

母親のものだけでなく、父親の腸内細菌も重要です。

 

いろいろな細菌が子どもの中で拮抗してバランスを取って、その子独自の細菌叢を築いていく。そう考えると、家族の思考の方向性が似ていたり、性格がみんなグレーな感じのアスペっぽい家系だったりということも、なんだか納得がいきます。

 

でも、本物の遺伝と違って、こちらは自分の生活スタイルいかんで、子どもに受け継ぐ性格や腸内細菌を少しでも良いものに出来るのだとしたら…。

 

わが家はもう手遅れ(笑)ですが、これから出産を考えるプレパパ&ママさんは、ぜひ腸活をオススメしたいものです。