「小さなおじさんみたいな赤ちゃん」だった思い出。

この年でこんなんじゃ、息子の将来ヤバい!と本気で思っていました。kazenoyaです。

 

怒濤の年度始めがちょっと落ち着き、やっと一息ついています。まだまだいろいろありそうですが。

(発達支援の運動教室以外にSSTを始めようか迷っています。あと、WISCも予約を入れました。終わったら報告します)

 

久しぶりに過去の育児を振り返ってみたいと思います。

 

言葉遅い…のに「カンパイ」と言い始めた?!

 

息子は言葉が遅く、「あ、話し始めたな」と感じたのは3歳前ごろでした。発達障害を持つ子どもたちは言葉が遅い子も多いようです。また、最初の言葉が、一般的ではないこともあるそうで…。

 

息子の場合もこれに当てはまるのかな?と思います。

 

そうそう、1歳になる前に

「ホイチョ」と言っていました。

 

「よいしょ」という意味で使っていたんだと思います。これは親の口癖を真似たのかも?と反省しました。でもやっぱり「よいしょ」口から出てしまいます(汗)。

 

お次に記憶にあるのが「カンパイ」です。

 

普通、「ママ」とか「まんま」とか、「ブッブー」とかが最初の言葉ですよね?「なぜにカンパイ?」と脳内クエスチョンマークが飛ぶ。それも、次が出てこないので、これは発語にカウントしていいのか?と不安だらけでした。

 

更に、飲み物を持つとカンパイを強要するようになりました。

次には、人のコップにつぐブームがやって来て…。

 

「お前は宴会オヤジか〜?」と脳内で汚い言葉が渦巻く母。

 

よちよち歩きが千鳥足に見えてくるほどでした。

 

衝撃の「ゲラ笑い」

 

kazenoyaは一人っ子で、更に高齢出産。30代半ばまで、身近に小さな子どものいる環境に恵まれなかったんです。友だちの子どももいましたが、たまに会うだけ。生活の中に赤ちゃんがいるというのは、自分の子どもが始めての経験でした。

 

新生児の頃は「新生児微笑」っていう、声を出さない微笑みのような笑いしかしないことさえ、子どもを産むまで知りませんでした。

 

そんな私が子育てに対して持っていたイメージは本当に幸せに包まれた物でした。

 

「赤ちゃんにはいないいないばぁしたら『キャッキャ』と笑う」

みたいなヤツです。

 

なので、最初に息子の笑い声を聞いた時の衝撃はいまでも忘れません。

 

「ゲラゲラゲラ〜」って笑うのです。いまでも同じ声で笑います(笑)。周囲に大勢の人がいるところで息子が笑うと、全員がつられて笑うような笑い声です。

 

低緊張ゆえ?「ダラけスタイル」は日曜日のパパ

 

息子は筋肉質で、がっちりタイプの見かけとは裏腹に、コアの筋力が少ないようです。

(これについてはリハの先生から「筋肉の問題か?ハタマタ視線が定まらないせいか?わかりません」と言われています)

 

座っていても、立っていても、すぐにグニャグニャ。

ソファにぐで〜っと伸びている様は、まさに「日曜日のパパ」の図。

「もう邪魔なんだからあっちで寝てて」と掃除機でつつきたくなる。

 

最近では、その体勢でゲームのコントローラーを持つようになり…。さらにその横に同じ体勢の夫がいて、なんて構図を見ると、将来が心配で頭痛がしてくるほどです。

 

背中にチャックがあるかもしれない、と思っていた。

 

息子が小さい頃から、あまりのおっさん臭さに

 

「赤ちゃんに見えるけど、背中にチャックがあって、チーってすると中からおじさんが出てくるのかもしれない」

 

と本気で思っていました。

 

たまにビックリするような大人っぽい表情をしていたり、驚くような記憶力を見せたり(言葉より先に道を覚えていて驚きました)することがあったので、本当は中身は赤ちゃんじゃないのかも?と感じていたことを、昨日のように思い出します。

 

息子はこの4月に6歳になり、親の心配を裏切って全然おじさんじゃなくて、どちらかというと同年代よりも幼くて、でもやっぱり「どこかおじさんクサさ」は健在な、不思議な少年に成長しつつあります。

 

どんな子どもに成長して、どんな大人になるのか?今からとても楽しみです。