6歳・年長さん★教育相談・就学相談②初回の相談日

息子にとっての一番を息子の立場で考えているか?親としての覚悟を迫られている気がします、kazenoyaです。

 

先日、始めての教育相談(就学相談)を受けてきました。

 

kazenoya.hatenablog.com

 

これから3回に渡って、就学の方向性などを相談していきます。

 

自発的か?保育園から言われたか?

 

最初に聞かれたのは、

「ご自分で申し込まれましたか?それとも保育園からの勧めで?」というものでした。

 

年長で始めて先生に相談を勧められて、「えっうちの子って手がかかるの?青天の霹靂!」って家庭もあるってことですね。まぁ、両親が外国籍だったりして、発達の問題以外にも、教育相談を必要とする子どももいると思います。

 

教育相談(就学相談)で相談するメインは、普通級か?支援級か?ってことになるのだと思います。

 

特別支援学校か?地域の学校の支援級か?という選択もあると思いますが、その場合の多くはすでに医療に繋がっている方かと思うので、ここで「晴天の霹靂」を感じるのは、多分、普通級か?支援級か?の選択を迫られる家庭だと思います。

 

青天の霹靂のお母さんに、いきなり、この話をを持ち出すのは、気分を害する保護者もいたりと、相談員の先生もきっと、リスクが大きいのかな?と感じました。

 

先生の配置の問題

 

もともと、支援級ありきで考えていました。

 

息子はコミュニケーションがオリジナルすぎるキャラ故、大勢のマジョリティの中でうまくやれる可能性が低いからです。案の定、年長さんから転園した新しい園で、もうすでに浮き始めています。

 

「なんで僕はみんなとうまくやれないんだろう」という、自己評価低下の兆しも見えています。

 

なので、無理はさせてくありません。

 

勉強の面でも、少人数で向き合える支援級の方が向いていると思います。

支援級が利用出来るなら、その方が絶対に息子のためだと思っています。

 

その旨を支援員の先生に伝えると、あっという間に「支援級の方向性」で、細かな確認作業に入りました。

 

相談が早々に終わりそうで時間に余裕があり、たまたま顔見知りの先生だったこともあり、話が弾んでいると、「先生の配置など、早くから決められる」という、本音のところも話してもらえました。

  

所属を「普通級」にするか?「支援級」にするかで、先生の手配が違い、意思決定がギリギリだったり、年度が始まってから「やっぱり加配が必要」という事態になったりすると、現場が手薄になることがあるようです。

 

公務員なので、年度途中で減るのは大丈夫でも、増えるのは…ってことでしょう。きっと予算的なものも関係してくるのだと思います。

 

手のかかる息子。支援が厚いのに越したことはありません。

 

息子同伴でしたが、相談ルームへの入室は親のみでした

 

送られてきた書類には「子ども同伴」と書かれていたので、検診のようなスタイルを想像していたのですが、違いました。

 

親が相談員と話す間、子どもたちは待ち合いのような遊びの部屋で、一緒に遊んで過ごします。

 

そこでの様子なども先生が見ていました。(なんと校長先生も!)

 

手のかかる子どもの実際を見ておきたい、現場の本音かもしれません。

ありのままの現実を見てもらえるチャンス。個性的な特性も見て知っていてもらえたら安心ですよね。

 

同じ保育園のお友だちも多く来ていて、とてもはしゃいでいた息子。

「明日もあの保育園みたいなところで、みんなと遊べる?」としきりに聞いていました。よっぽど楽しかったようです。

 

考えていた以上に選択肢があった

 

特別支援学校か?支援級か?加配で頑張るか?ぐらいしか、選択肢がないかと思ったら、市内の小規模な学校(かなりの山間部)へ行くことも出来るようです。

 

小規模校で普通級。

 

う〜ん、それも魅力的。

 

「子どもはまだこれから半年でうんと成長する。急がず、じっくり考えればいいですよ」

「3年生か4年生とか、中学生になってからでも、途中で小規模校に転校してもいいと思うし、息子さんが一番いい環境で学べることを、一緒に考えていきましょうね」

 

当たり前に就学するんじゃない息子だからこそ、手をかけてあげられる場所ですよね。就学相談。保険師さんとか、先生とか、専門家と一緒に息子の将来を考えられるなんて、ほんと、安心するし、ありがたかったです。

 

ある意味、入学前のこの時期に見えている特性があるのはいいことかも知れません。

幼い時から医療にかかっている息子は、家庭と園、学校でシェアすべき情報も、すでにたくさん蓄積されています。そこには私が知らない、家庭で見せない息子の姿さえ、あるのだと思います。  

いろいろな選択肢の中から、それぞれの先生が知っている息子のキャラにあった就学先を、みんなで考えられるなんて、ものすごく贅沢なのかも。

 

もっと気軽に受けてもいいんじゃない?

 

第一子で、先輩ママたちとも交流のない、kazenoyaみたいなタイプの母親の場合、学校生活がどうやって始まるのか、まったく見当がつかないことも多いんじゃないかな?と思います。

 

自分から情報を求めていけるママさんなら大丈夫なんでしょうけど、恥ずかしながらわが家、ランドセルの購入すら、すでに出遅れてる感が否めません。

 

始めての就学相談・教育相談。

 

障害があったり、手がかかる子だけが受けるイメージでしたが、そうでもない雰囲気に驚きました。性格的に大勢が苦手とか…。そんな軽い相談でも受けてくれそうな雰囲気でした。

 

過疎地だからか?とも思いますが。。。。

「この相談、もっと大勢が気軽に受けてもいいんじゃないか?」

と感じました。