子どもの味覚と大人の味覚「牛乳が苦い!」 傷んでる?
子どもの味覚は鋭いですね、kazenoyaです。
先日、夜寝る前に息子が「牛乳が飲みたい」と言い出しました。
(寝る前の水分は牛乳!というわが家の暗黙ルール。よく寝れるようにね)
「ちょっとだけだよ」とコップに半分ほどついで息子の手へ。
一口飲んで「何コレ。何の味?」と顔をしかめる息子。
暑さも尋常でない毎日で心配になり、賞味期限を確認するとまだ2日も残っています。
息子の手からコップを奪って私も一口。
わお。後味に、のどの奥に感じるほのかな苦み。
夫に手渡し「ちょっと苦くない?」。
夫も一口 飲み
「そう?全然分かんないけど」
傷んだ牛乳は加熱すると固まる
すぐさまGoogle先生にお聞きすると、傷んだ牛乳は温めると固形物がぷつぷつと出てくるそうで。
さっそくお鍋に投入して火にかけてみました。
結果…
黒!
あぁコレ、傷んだるんだね。
開封は前の日の午前中。それで傷んでるって!?とも思いましたが、毎日この尋常でない暑さ。輸送中や農場内、買って帰ってくるまでの間とか、通常の気温の時と同じわけにはいかないことでしょう。しょうがない。
フードマイレージを気にかけるkazenoyaはこれまで、牛乳は近くのメーカーにこだわっていたのですが、最近はベイシアPBの「別海のおいしい牛乳」を買っていました。おいしいですよ。
「腐った牛乳」ってどうなるの?
kazenoyaはこれまで、牛乳を腐らせたことがありませんでした。
だから味の変化も始めて知りました。
夫が気がつかないぐらいだったので、まだ初期だったのかな?
もっとちゃんと(?)腐ったらどうなるのかな?
実験する度胸はありませんけど(笑)。
調べてみると、悪くなった牛乳は一般的には、酸っぱくなったりヨーグルト状に固まったりするそうです。
その場合は繁殖している菌は乳酸菌や酪酸菌などらしく、食べてもあまり大きな問題はなさそう。
牛乳というのは栄養価が高いため、もともと雑菌が繁殖しやすいもののようで、その種類も多く、だからこそ、様々な殺菌法などがあるのでしょうね。ペットボトル入りがないのも、その辺りが原因のようです。
苦い牛乳に繁殖したのがコワイ菌だったら…
じゃあ、苦くなった場合はどんな菌?と調べてみましたが、「コレ!」という情報は出てきませんでした。
ただ、食中毒などの原因になる菌が繁殖した場合は、通常のように酸っぱくなったりは、逆にしないそうです。発酵しないので。そう考えると、コワイ。
見た目や匂いに変化がない場合も、加熱でモロモロするようで、生乳の雑菌をチェックする方法としては、加熱はいいのかもしれません。
「牛乳の味がなんかヘン?」と思ったときは、皆様も一度煮てみてくださいね。
子どもの味覚に助けられたのかも
「給食の牛乳に異臭がした」
「いつもの味と違う」
などと子どもたちからの訴えで体調不良児が相次ぎ、ニュースになることがたびたびありますよね。
大方の場合、重傷児はなく、それきりのことが多いです。
原因としては、どんなものがあるのか?分からないですけど、子どもの味覚は鋭い。
夫だけなら絶対そのまま1ℓ飲みきっていたと思います。
私は…どうでしょう。気がついたかな?お料理に使えばその時に気がついたかな?
今回は、家族のお腹は大事には至りませんでしたけど。
この異常な暑さ所以?賞味期限はあてにならないようで。
子どもの敏感な味覚に助けられたかな?と思っています。