6歳・年長さん★教育相談・就学相談④支援級スタートについて考える

息子が自分で選べるようになるまで、どれだけ息子サイドを貫けるか?踏ん張りどころだと感じています。kazenoyaです。

 

先日、2度目の就学相談がありあました。

この教育相談・就学相談シリーズは4つめとなります。

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住んでいる地区の学校の支援級スタート

 

第一回の教育相談で、方向性が大体決まっていました。

 

元々 行く予定の学校の、特別支援学級所属でスタートする、というものです。

これが一番妥当な選択肢なんだと思います。

 

ですが、迷いも生じます。

今はまだ息子自身が、その選択についていろいろ考えられる年ではないからです。

 

大きくなって

「みんなと同じクラスが良かった」とか、

「小規模校に行きたかった」

 

と、言われるかもしれません。

 

ただ、1年生の段階だと、言ってみれば「未知数」。

椅子に座っていられるか?授業について行けるか?親である私でさえ、全然読めません。ですが、保育園での息子の様子などを考えると、いきなり普通級で学校生活をスタートすることは、息子に無理を強いることになりそうだな、と感じます。

  

特別支援学級

特別支援学級 - Wikipedia

 

昔は特殊学級と呼ばれていた、軽・中程度の障害を持つ子どもたちのためのクラスです。最近は発達障害の子どもも多く在籍するようで、息子の通う学校も、それほど大人数な学校ではないにも関わらず、2クラスあると言っていました。2クラスの内訳は、その特性というのか?障害の種類で分けているようです。

 

「最初は普通級でがんばってみて、難しそうなら支援級へ」と考える保護者が多いようですが、途中移籍の場合は人員手配も難しく、支援の手が薄くなってしまう恐れも。

 

やってみて、先生の目から見てイケそうなら、進級時に、普通級へ移動する流れの方が安全かもしれないな、というのがkazenoya的判断です。

(交流学級(普通級と交流することが推奨されています)ときちんと行き来するというような会話を、先生の方からしてくれたので、住んでいる地域の特別支援の体制を、ある程度信じて話を進めることにしました)

 

息子の小学一年生は、たった一度のことなので、無理せずスタートしたいと思います。

 

特別支援学校

 

特別支援学校 - Wikipedia

 

いわゆる「養護学校」や「盲学校」などの学校で、もし息子が通うとなれば、養護学校になるのかと思います。

 

もし、障害者として生きていくことになるならば(就職を障害者枠で考えるならば)特別支援学校のほうが、企業とのそういったパイプを太く持っているために有利なようです。高学年に入る頃にはもしかしたら、学校側からそんな話も出てくるかもしれません。息子自身も、ある程度いろいろ考えられる年頃に達しているかもしれません。

 

心配は学習面でのフォロー

 

kazenoya的には、勉強は最低限でいいとは思っているものの、「支援級の子は勉強しなくてもいい」なんて本気で言っている先生も多いと聞きます。

 

最近、図鑑に興味の出てきた息子。YouTubeも、Eテレ系のものばかり見ています。先日受けたウィスクでは、知的グレーゾーンの数値が出ていましたが、知識欲は年相応に育ってきているようです。

 

普通級の子どもたちと、あまりに学びのレベルが違いすぎれば、将来、息子自身が大きくなったときに「ちゃんと、勉強しておきたかった」と思うかもしれません。

  

「学びたい」意思があるのならば、子どもの意欲に応えてくれる環境が整っていますように。そう、願うばかりです。

 

学校の、いわゆる教科に限らなくてもいいです。

どうか、興味の芽を、好奇心の芽を、摘み取られませんように!

 

中学校で支援級だと、高校進学は無理?

 

もし、本当に際どいグレーゾーンを貫いたとしたら、この路線を進むことになります。

高校は義務教育でないために、現時点では特別支援級はありません。

 

ですが、少子化もあるのでしょうか?支援学級からの高校進学率は年々増えているようです。

 

しかし、これまで支援級で少人数で学んできた子どもに、普通級でちゃんと学べるのでしょうか?そこが心配の種になります。

 

支援が行き届き、学びのレベルが年齢相応なレベルに達していたとしても、個々人にあったスタイルでの学習ができないことや、一斉講義スタイルの授業環境、大人数でのクラスでの人間関係などのストレスも、あるかもしれません。

 

当の息子はどう思うのか?

 

そこまで考えて思います。

実はこれは、親である私の悩むことではない気がします。

 

息子当人が、そのつど悩んでいくべきことです。

親としてできることと言えば、悩んでいる息子のそばにいて見守るぐらいでしょうか。

 

願わくば私の現時点での判断が、将来の息子の選択の幅を狭めてしまわないように。偏った選択をしてしまわないように。

将来の息子がどう考えるか?その視点で選んでいけるよう、心がけたいと思います。