女が職場で迷惑がられるのはしょうが無い。社会が変わって欲しい。

子育ては社会を維持する〝本能〟なくさずに生きていきたいと思う、kazenoyaです。

 

今朝、夫が

「今日は残業と思う」と言い出しました。

 

早く帰ってきて欲しいのが本心の私は、少し残念に思いながら話を聞いていました。

 

「なんでか、今日明日あさってと休みが多いんだよね。孫が生まれるとか生まれたとかで」

 

ちなみに夫も、明日あさってと休みをとっています。(子のためではなく、家の工事のため)

 

だって、本能は〝子どもを育てたい〟んだもの。

 

kazenoyaは春休み中、あまり働けませんでした。

息子が春休みだったからです。

 

会社は忙しかったようですが…

 

契約で、お給料としてお金をもらっているわけではない、外部の身。

「仕事したい」気持ちと「息子の育ちに貢献したい」気持ちの間で揺れ動きはしましたが、断然後者の気持ちのが有利です。

 

私の担当をしている正職から

「午後動ける〜?」と、若干ヘルプ気味の電話がかかってきても、色よい返事ばかり出来ていたわけではありませんでした。

 

春休み中に会社に顔を出した際に、弱りまくっている彼の顔を見て、申し訳なさでいっぱいになりました。

 

まあ、家で息子の相手してても、パソコンで出来る仕事をしたり、入学準備に忙しくて、べったり子育てしていたわけではないけれど。

 

でも、息子のためにお弁当作って公園に行ってみたり、普段は出来ないおやつ作りとか、一緒にしたいし…って、脳内完全お花畑状態でした(笑)

 

「ママさんは責任ある地位に就きたがらない」とか言われ、役職などに抜擢されづらかったりするのも、ホント、頷けます。

 

 みんな、そうやって育てられてきたんだよ!

 

でもね。

 

迷惑がっている同僚も、嫌みを言う上司も、政治家だって、今の社会を動かしている、みんなみんな、そうやって育ててもらってきたんです。

 

両親が忙しければ、祖父母や近所のばあちゃんが手を出して。

赤ちゃんが身近に生まれたら、手を出したいのが本能。

 

〝子育て〟っていう本能がヒトから欠落してしまえば、どうやって子どもが育つのさ。

 

新生児が道に落ちてたら、本能は「拾いたい」の一択なんだと、思うのはkazenoyaだけでしょうか?

 

〝子育ての本能〟が薄れている時代。 

 

現代は本能だけで暮らせないし、出世や家計など、いろいろ考える。それぞれの夢だってある。

 

人口減少とか少子化とか言うけど、人口も多分、地球的に考えると、もう少し減った方がベターなのかもしれない。

 

だから子育ての本能は薄れている時代なんだと思うのです。

 

でも

子ども産めとか、総活躍とか、経済復興とかいうなら、この本能を否定しちゃダメじゃない?会社の負担にも、目をつむっちゃダメじゃない?って思います。

 

社会のシステム変えて欲しい。

子育てで(介護もですよね!)人員欠落しても、会社に負担が行かないようにサポートして欲しい。

 

kazenoya家の知り合いがたくさん住む北欧のノルウェーという国では、企業はバンバン人を切ります。切られても、一家の主さえも案外ひょうひょうとしています。(困らない訳ではありませんが)

 

企業は企業の成長を目指せばいい、伸びしろのある企業には国もドンドンつぎ込む。ダメなら国も企業を切る。切られた企業は人を切る。そんな構図なんだと、知り合いが話してくれました。

社会保障がしっかりしている国だからこそなんだと、感じました。

 

もう日本も、それぞれの企業や現場が負担する時代はおしまいにしなければならないのかもしれませんね。

 

朝からいろいろ考え、書いてちょっと、スッキリしました。

暴言、お目汚し、大変失礼いたしました。