支援級・通級の利用意味|入学後2ヶ月(わが家の場合)

まだ1年生だよ?ゆっくりでいいよねぇと思う、kazenoyaです。

 

昨夜の入眠中に、息子がボソボソと話し始めました。昨日の学校は疲れたようです。

 

逃げ場になっている支援級クラス

 

息子とのやりとりから、昨日はクラス担任が不在だったことから、授業編成がイレギュラーだったと判明しました。

 

入学前の教育相談で「支援級スタート」と決めていたのですが、いざ授業が始まってみたら国語と算数のみの通級でした。学校判断です。通常1年生の場合はよほどの事が無い限り、授業ごとの通級から始めるのだそうです。

 

 ※以下は、教育相談の関連ブログです。

 

kazenoya.hatenablog.com

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息子にとって支援級クラスに行ける国語と算数が、初めてだらけの学校生活の中で、ちょっとした癒やしになっているようでした。

 

「これでもう3回目だよ」

 

とうんざりした顔で話す息子。

 

息子の言い分では〝先生のミス〟で、自分たちが支援級クラスに行くはずの国語や算数の時間なのに、行けなかったことが、2ヶ月の間に〝もう3回も〟あったのだとか。

 

お便りによると、その日はクラス担任が出張でした。

 

息子にかかると〝先生のミス〟になっちゃうところが、かわいいじゃないですか。大人の都合なんて、子どもにとったら単なるミスなんですよ笑。

面白いじゃないか、子どもワールド。

 

「だって、勉強終わったら遊べるんだよ?」

 

私は「支援級そんなに楽しいの?」と聞くと、上記の返答。

 

「おもちゃもあるし、先生といろいろ話せる」

 

支援クラスの先生は育休明けの、とても優しく愛あふれる女性教諭です。最初から感じのいい先生だなぁと、kazenoyaも感じていました。

 

その先生といろいろ話せるのが楽しいらしい。

 

一方でクラス担任は(たぶん)30代後半の男性教諭。ことしのクラスは元気のいい男児が多く、(参観日の様子からは)振り回されて疲労しているように見えました。

でも、とても楽しく面白い先生で、こちらも入学当初から好感を感じる先生です。先生と子どもたちが一緒になってはしゃげる授業シーンなどが多くなれば、とても楽しいクラスになるだろうなぁと、希望を持って見ています。

 

 

ですが、まだまだ余裕のないスタート間もない時期です。30人近い元気な7歳児を相手に「あわわわ」となっていて、子どもたちを楽しませる余裕もないまま1限が終わってしまう授業だってあるでしょう。

 

園児の頃は、年長さんで最年長。保育士も余裕を持って保育出来るクラス運営だったでしょうから、それはそれは毎日楽しかったことだと思うのです。

 

それが「先生といろいろ話せる」の一言に集約されている。(気がする)

おもちゃの方は、ICT教育で使うタブレットや、知育系の道具、楽器類のことかと思います。

 

1年生と年長さんでは(大人側の事情が)ホントいろいろ違うのだと感じる、息子とのやりとりでした。

 

支援級の不安・勉強について行けなくなる?

 

 支援級クラスは1・2年生合同で6人です。

 

人数的な余裕もあるし、時間も、息子の言葉を真に受ければ、後半は遊びに費やすほど、余裕があるということでしょう。

 

支援級への親の不安として、授業について行けなくなることをあげる保護者も多いです。

 

わが家の場合も、息子は文字への苦手意識がまだまだ強く、家庭訪問時の支援クラスの担任によると、ものすごく意欲的に文字を学んでいるそうですが、家では強情を張ってあまり勉強してくれません。不安もありますが、LDでなければそのうち読めるようにはなるでしょうし、LDならば、なるようにしかならない。と腹をくくることにしました。

 

支援クラスの担任は「1年生の間にみんな必ず文字を覚えます」と断言してくれたので、彼女を信じて、おおらかな気持ちで待つことにしたのです。

 

みんな〝うらやましい〟

 

以前、息子の友達が遊びに来たことがありました。

 

私と2人になった時、支援級って何?どうして息子だけ行けるの?と聞かれ、ちょっと驚きました。

※実際には「○○組ってなに?」とクラスの名前で聞いています。

 

知り合いの、別の学校に、当時3年生の娘さんを通わすお母さんにも、同じような事を聞きました。

娘さんに「支援級のが楽しそう。支援級に行きたい」と相談されて困ったことがあるのだそうです。

支援級に行く子はきっと、楽しそうに支援級に移動するんだろうな。それが伝わっているんだと思います。子どもは気配に敏感です笑。

 

まずは「学校楽しい」が大前提

 

義務教育だし、頑張って行かなきゃならないのかもしれないけれど、楽しく通える可能性があるのなら、楽しんで通って欲しいものです。

  

学校が

 

〝頑張って我慢して勉強する〟場所になっちゃうなんて、ツラすぎる。

 

 

かあちゃんは、支援級に決めて良かったよ」と、心底思った夜なのでした。