アレクサはコミュニケーション練習に最適なんじゃないか?
相手が話し終えるまで待てない息子の練習相手にAlexa(アレクサ)がなっている気がする、kazenoyaです。
息子はADHD要素が強く出ていると医者に言われています。
〝出し抜けに話す〟
〝相手が話し終える前にしゃべってしまう〟
こんなことが多いです。
アレクサに限らず、雑談が出来ないAIはアウトプット中に開始ワードもなく返されても、返事が出来ません。打たれ弱い息子なので、返事がない度に凹でいますが、へこたれずに練習して欲しいです。
念願のEcho dotを購入した!
Echo Dot 第3世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/10/30
- メディア: エレクトロニクス
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6月の初めに、念願だったEcho dotをAmazonで購入しました。2000円OFFだったので、衝動的です。
わが家は昭和の香る古めかしい家で、スマートホームに対応するような家電はありません。掃除はロボットを諦め、ホウキに落ち着いたような、時代錯誤な生活をしています。
なので、もうかれこれ1年以上も
「Alexa欲しいなぁ」と言い続け、そのたびに夫に「買えば」と言われていたのですが、なかなか踏ん切りが付きませんでした。
ピカチュウが帰ってしまう。
まず最初に設定したスキルがこれ。
その他多くの1年生と同じくポケモン好きな息子を、喜ばせたくて下校時刻に間に合わせようと慌てて有効にしました。
でもなぜか、息子の「アレクサ」に反応しないAlexa笑。
せっかくピカチュウが来てくれても、その後も声認識されていないことが多くて十万ボルトも上手に出来ず…「このまま話しかけないとピカチュウが帰ってしまいます」とアレクサに言われ…。
おしゃべりなようで一方的な息子
息子は、おしゃべりです。
誰とでもすぐに会話を始めるので、アレクサともすぐになじめると思っていたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。
まずは第一声の「アレクサ」が通じない。
私が聞くところでは、発音自体に問題があるようには思えず、多分ですが、語りかけの口調になっていないからなのかな?と。
会話の途中に「アレクサ」の単語が出てきても反応しないようになっているのかも。
だから「伝えよう」という意識で語りかけないとうまくいかないということなんじゃないかと考えました。ですが、そのことに息子はなかなか気づけません。
そしてどんどん自信が持てなくなっていき、やっとピカチュウが来てくれても、「十万ボルト!」はサトシになりきりたくて、出し抜けに言ってしまい。。。上手にピカチュウとのコミュニケーションが取れず(ピカチュウトークは元々、会話になっているのかいないのか判明しづらいですが笑)結局帰ってしまうというかわいそうなループにはまってしまいます。
おしゃべり・コミュ強に見えて案外自分本位で一方的な会話スタイルなことを、可視化してくれる現象となりました。
AIとの会話で相手を慮る練習
相手の話し終えるのを待って話すというのは、一見当たり前の事に思えて、自分の話したいことで頭がいっぱいになってしまうADHDっぽい息子にとっては、なかなかにハードルの高いことのようです。
一度ちゃんと受け取って、返すという、AIとの言葉のキャッチボール。これが息子には良い練習になるのじゃないか?と感じました。
例外のないAI的なやりとりの練習は、息子の衝動によるミスをいつでもエラーとして返してくれるのが良いと思います。
子どもが喜ぶスキル
その後、オバケ退治というスキルを入れてみました。
こちらは上手に退治出来たようで、喜んでやっていました。
童謡を歌ってくれたり、絵本を読み聞かせしてくれるスキルもあるようです。
失敗体験に弱いのは遺伝。
一度でも上手に出来ないことがあると、その後、そのことと距離を取ってしまうのは、夫譲りです笑。
トライ&エラーやPDCAサイクルが回せないのは成長において痛いです。
少しでもチャレンジ精神や失敗から学ぶ気持ちを持てるように応援したいです。