子どもの調節性内斜視「治療用メガネ」は保険適用。戻るお金と「裏ワザ」
メガネは消費財!ウチの場合は特に!と、心の刻み込む、kazenoyaです。
2歳の時に調節性内斜視が判明し、治療用メガネをかけ始めた息子。
先日、2年ぶりにめがねを作り直しました。
ところでこの「治療用メガネ」。保険適用で作れます。
治療のため、と言うことで、薬のように自己負担が少なく済むのです。
加入する健康保険に自分で申請し、後日戻ってくるという形ですが、高額なメガネなのでとてもありがたいです。
スペア用に初めから2本作ることで、いろいろが便利だと気がつきました。
* 療養費(補助金)が出るのは9歳まで *
今回は夫の団体保険への申請になります。
まず、眼科で「治療用眼鏡作成指示書」という、言わば処方箋のようなものを書いてもらう必要があります。
逆に言うと、9歳までの子どもで、これがでたら保険適用ということです。
注意があり、前回の眼鏡作成時から一定期間が過ぎてないと、この補助金は出ません。
5歳までは1年以上経過で新しいメガネに更新が出来ます。
その後、9歳までは、2年以上使用で更新が出来ます。
なので、眼科医の方からその年齢に合わせて上手に指示書を出してくださいました。
うちの場合は5歳で作り替え、そして今回の7歳での作り替え。
2年後の、9歳の時に作り替えれば、しっかり補助金が使えることになります。
* どうやって控除申請したか *
数年に1度のことなので、いつも前回どうやったのかを忘れてしまい、毎回調べる羽目になります。なので覚え書きとして。
※以下わが家の場合を記載
【療養費支給申請書】
使った書類は、「療養費支給申請書」というものです。
会社で取り寄せてもらうほか、インターネット上からもダウンロード出来るシステムになっていました。
9歳までの斜視・弱視・白内障の治療用眼鏡の他、コルセットや義手・義足・義眼などにも適応。やむをえず保険証を持たずに医者にかかった際に、後日請求する時などにも使用できるようです。
【メガネを作る】
同時に、店舗に行ってメガネを作ってもらいます。医者からもらった指示書を持参し、好みのメガネを選んで、おしまいです。
通常は、メガネ屋さんで視力を測ったりしますが、指示書があるので短時間で済み、ゴソゴソ男子の親としてはありがたいです。
【メガネを受け取る際に領収証を書いてもらう】
メガネができあがるのは、通常は後日となることが多いです。
(田舎のわが家の場合は)
この時は、1週間後に取りに行きました。
その際にメガネ屋さんに領収証を書いてもらいます。
メガネ屋さんにもらった領収証と、記入した「療養費支給申請書」を会社に提出します。
後日、指定した振込先に、入金されます。
* 割合は健康保険によって違う *
戻ってくる割合は、健康保険によって8割だったり、7割だったり、全額だったりします。全額の場合、上限が決まっていたりします。
※うちの場合は38,000円程度が上限となっていて、これを超えた場合は未就学児8割、小学生7割が戻ります。
自治体によっては、健康保険からの補助金を差し引いた実費部分のうちから、さらに「子ども医療費助成」、「福祉医療費制度」などで一部を助成してくれる場合があるので、要確認です。
※kazenoyaが住む自治体では、コルセットのみになっていました。
* パーツごとに交換出来るメガネが〝神〟だった *
最初に治療用メガネを作ったのは3歳目前でした。
メガネ屋に言われるままに、眼科医推奨という「トマトグラッシーズ」というシリーズのメガネにしました。
【TOMATO GLASSES】(トマトグラッシーズ) キッズ用メガネ メガネ フレーム TKAC 3 40サイズ オシャレ おしゃれ 可愛い 安全 安心 キッズA 軽量 柔らかい 2歳?4歳
- 出版社/メーカー: TOMATO GLASSES
- メディア: その他
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↑こういうヤツです。
柔らかくて、付属でついているスポーツ用のような固定バンドが、ポチッと簡単に取り付けられる穴があいています。
小さな子どもでも嫌がることが少ないように設計されています。
そして、買ってから分かったことは、小さなパーツごとに交換出来るということ。
鼻パッドはもちろんですが、柄の部分も、1つずつ交換出来ます。
子どもが使うものですから、よく壊れるのです。
(ウチだけ?)
降園時に何度、保育士から「ごめんなさいぃっっっお母さん」と言われたことか…。
その、絶望的な気分と言ったらありませんでした。
「ああ、数万円が…。修理期間はメガネかけられないし…。(治療用眼鏡はずっとかけ続けることで治療効果が上がります)助成金も1年(2年)くくりがあるから申請出来ない」と絶望的な気分のままメガネ屋に行くと、その場で部品を取り外し、修理してくれるではありませんか!
鼻パッドの時は数百円。
柄の時は、確か2千円程度。
フレームでさえ5千円ほど。
「神!」と思った瞬間でした。
* やっと身につけた「裏ワザ」は…2本作る! *
ただ、うちの場合は田舎ゆえ、2歳から5年間のメガネ生活の間には、店舗に交換部品が置いていない!という事態が、幾度かありました。
そのときは数日間メガネなし。
例えばそれが、運動会などに当たった場合、目も当てられません。(見えづらいために、本人が自信喪失)
鼻パッドはいいのです。交換部品があらかじめ2つ予備で入っています。
それを持って店舗に行けばすぐに交換してくれる。
(2年間に2つでは足りませんでしたけど…)
そこまで考えて「ハッ」と思いつきました。
最初から部品を別でいくつか購入しておけば、保険適応で修理分もまかなえるんじゃないか?、とりあえずのスペアとしても使えるし、と。
(気づいたのは5歳の作り替えの直後でした…が)
そして、今回やっと行動に移せました。
店舗で相談すると…、
なんと、
「ただいま2本目半額キャンペーンをやっていまして、本来トマトグラッシーズはキャンペーンの対象外ですが、、、、分かりました!やらせていただきましょう!」
と…!店員さんも神!
(家族でヘビーユースなのですよ。そのメガネ屋さん)
と言うことで…!!!!
今回はジュニア用シリーズ「ジュニアB TJBC15」!新色ブルーを、2本大人買い!笑
これで、学校から壊して帰って来ても、夕方慌ててメガネ屋に行かずに済みます!
小学生の親の夕方は戦場ですから。この半年で身をもって知りましたから。
ひとつ、賢くかりました。