男の子を育てるには男性が必要

 

ブログタイトルにある「通常の3倍」。

この3倍はうちの叔母の主観です。あくまでも。

 

タイトルの意味に触れてこなかったので、ここらでちょっと説明させていただきます。

 

息子は赤ちゃんのころからよく動きました。

 

思い返せば腹の中から。

 

隣で寝ていた主人にベッドの揺れで胎動がわかるぐらい(笑)

 

1歳までは乳児湿疹で大変で余裕がなかったのですが、1歳でやっと肌がきれいになり始めたころが一番可愛かった!よちよち歩きを始めた頃には外歩きが苦手で、上手になってほしいとわざわざ練習用の靴を買って芝生の公園に遊びに行ったりもしました。←遠い目

 

ですが、それから半年もしないうちに走り始め、もう追いかけるのに必死。

 

言葉は遅かったくせに自己主張が始まり、予定より半年も早いイヤイヤ期。

 

オムツ替えで追いかけ、着替えで追いかけ…出掛ければ帰りの乗車拒否で毎度大漁旗の絵のようにマグロ息子抱きかかえで毎日汗だくでした。

 

その状態をみた叔母から発せられた言葉が「通常の3倍」です。

 

ほとんど言葉でのコミュニケーションというものが取れず、発達障害を疑い1歳半検診で保健師さんに泣きつき、2歳相談で病院につなげてもらいました。もう、絶賛育児困難どハマリ中。1歳半からの1年間は本当に闇でした。

 

が、そんな息子もはや4歳半。遅かった言葉は病院に通い始めた2歳7か月から出始め、いまではうるさいぐらいになりました。

 

ここから本題。長い前置きでスミマセン。

 

そんなこんなで現在も引き続き病院の先生やST、OTの先生たちにお世話になっているのですが、男性である病院の先生方に育児で困っている息子の行動などを相談したときの違和感が半端ないんです。

オムツ替えの一件でも、声を掛けようが、オムツを見せようが逃げ惑うので、私は言葉が分からないのだと心配したのですが、先生は「逃げるのだから言葉を理解していますよね」と言うのです。内心、そういう問題か〜!?と。

 

そうなんです。私には、逃げる意味が分からない。言葉が分かればその通りにするだろう、と。ええ、たとえイヤイヤ期だろうが、毎回はないだろう。だってオムツ汚れてたら気持ち悪いでしょ?

 

今では、

(わざと)ふすま・障子を破る”

“高いところから飛び降りる(家の中)”

“(わざと)ストーブや扇風機の羽根に触ってみる”

意味が分かりません。当然「止めなさい!」となる。息子は全然聞かない。いや、多分聞いているけど(だってやりたいし、絶対やるから返事のしようがない)から答えない。

 

私:耳が聞こえないの!?ちゃんと聞いて。というしつけ親子喧嘩は日常茶飯事です。

 

ところが周囲の男性陣(多くは過去のわんぱく坊主だったおじさんたち)はどうも息子の奇行を少なからず理解しているように思います。彼らの言い分を集約すると、男というのはやってみたい生き物らしいということが分かりました。

 

病院の先生に「最近の育児での困りごとは」と聞かれます。

 

「耳が聞こえてないのか?返事をしないで困る」←2歳から変わらない困りごと。

 

就学して困る事になったり、周囲の友だちとうまくやれるのか?といった社会的な問題もはらんでいるのでなんとかリハなどで改善できたらと思い相談するものの、年少男児では「そんなもん、そんなもん」と見守る時期らしいのです。女性が多い(子育て中も含め)ST、OTの先生には私の悩みは心情的には理解してもらえるのですが…。

考えてみると主人もシュウトも返事のしようのない問いには無言だったりします。このあたりDNAを疑った方がいいのか?

 

ちなみに

可愛い若い女性や女の子が好きですぐに懐いていってしまう。

 

これも私的には悩みなのですが、やはり「そんなもん、そんなもん」。

 

もう、本当に理解が出来ない。

 

現在息子の担任に若い男性の先生が一人います。息子はその先生が大好き。病院の先生と息子が話しているのを見た時にも思うのですが、大人の男性といる時の息子はなんだかちょっと「ほっ」としている、というか「そうだよな」「そうそう、わかるよ」という空気感があるように思います。息子とはあんなに一心同体だったのに、もう、母には分からない部分がある。そう乳児期の育児に一区切り付ける時期なのだなぁと寂しい気分にさせられます。