ノルウェーの11歳女子に聞いてみた、スクールデモの話し。
昨日の夕方、急遽、ノルウェーからの来客がありました。
親子3代続く、家族ぐるみのお付き合いです。
元々、わが母の幼なじみがあちらへ嫁ぎ、その子どもが私と同世代。
私は10歳の時と19歳の時に滞在経験があり、私と同世代の母の友人の娘とは、少々交友を深めました。
息子の1〜2歳上の男の子(?不確かでスミマセン)がいて、私の息子が生まれてからは、お下がりをもらったり、クリスマスプレゼントを交換しあったりと、折に触れてお付き合いが続いています。
今はガタイが息子の方がデカくなり、お下がりはもらえなくなりましたが(笑。
ノルウェーは今の時期、秋の連休で、その一家が毎年遊びに来ます。
わが母は、幼なじみの娘を歓迎しようと、迎えに行ったり、いろいろなところに連れて行ったりと、完全につきっきりでお世話をするのが恒例になっているのです。
(人のためなら頑張れる!なんなら動力源にだれかに何か頼んでもらわないと、動けない!ADHD気質満載の母です(笑)
わが家は3世代同居で主婦の私が忙しいこともあり、いつも直前に打診があって、ふらりと数時間立ち寄るだけの交流です。
その一家の、長女ちゃんは、向こうで言う6年生、日本では5年生です。
気になったので聞いてみました。
「スクールデモって、みんなやってるの?」
「う〜ん、私はやってない。でも、みんなみんな大勢がやってるよ」
とのこと。
その際の彼女の顔は、ちょっと微妙な雰囲気。
ちょっと、一癖ある子たちが、やってるのかしら?
それとも彼女の方が一癖あるタイプなのかしら?
ノルウェー語発音で彼女は
「グレータ・トゥーンベルグ」といい、よく知っている風で話してくれました。
話しぶりから、かなりの有名人のようです。
「私は、やらない」そんな風に話す姿には、多勢に簡単には染まらない、自分の意見を持ち、発言出来る強さや国民性を感じました。
多感な年頃の女性なので、「ああ、あれね」的な、クールな対応ではありましたけど(笑。
確か、最年少は5歳男児と書かれていたこともありましたが、考えて見たら、まだ彼女も11歳なので、これからの年頃なのかも知れません。
ですが、
日本に比べたら、スクールデモが身近なスカンジナビアの小学生。
そんな中でも反対派や中立派も、もちろんいると知れて、ちょっと興味深かったです。
自分の考えをしっかりと持ち、イエスもノーも臆さずに主張出来る子どもに、日本の子どももなって欲しいです。