アレルゲン除去生活で知った、食品パッケージ【裏】③油
食品パッケージへの疑問からいろいろなことに興味が派生しているkazenoyaです。
第三弾は「油」。
油(あぶら)
これは裏というよりもネーミング的な?「一番搾り」って部分に注目です。
わが家ではこの「一番搾り」にこだわって買っています。
油の一番搾りってなんだ?って思いません?
その名の通り、最初にしぼった油のことを言います。オリーブオイルで言うなればエキストラバージン。
単純に、物理的な方法で搾っている油を言います。圧搾法というやつです。
要するに「ギュー」とやるんですね。
じゃあ、一番じゃないやつは?というと、溶剤抽出などの方法で作られています。
溶剤はいろいろあるようですが、その行程で高温になります。
油は高温になると酸化や変化(劣化?)が起こります。
ちなみに、
リノール酸に代表される「オメガ6」の油は100℃で、エゴマ油などに多く含まれるαリノレン酸は「オメガ3」に分類され、約49℃で酸化し始めます。オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は「オメガ9」。こちらは比較的高い温度まで大丈夫ですが、それでも160℃ほどが限度のようです。
その際にトランス脂肪酸が生成されるとの噂も。
抽出の際に高温になってるってことは、すでに酸化(劣化)してるってことよね?と思う訳です。
そこでわが家の油のチョイスはというと…
エキストラバージンオリーブオイルとエゴマ油。そして揚げ油用はしょうがなく一番搾りのキャノーラを使っています。キャノーラはオレイン酸の含有量が比較的多いそうです。
話題のココナッツオイルは高温に強いようですが、家計的にキャノーラだい!
揚げ物大好き家庭なので、コスト最優先。
ちなみに、加工食品の原材料の欄に書かれている「植物油脂」ってやつはほとんどがリノール酸だと言われています。(いわゆるサラダ油的な?)
リノール酸は体内でプロスタグランジンという物質に。この物質は生理痛などにも関連しているとされていて、体の炎症反応を強くするそうです。リノール酸過多は息子のアトピーにも良くない。そして旦那の潰瘍性大腸炎もまた、炎症ですね。
わが家はお菓子やスナック類も大好きなため、放っておくとすぐにリノール酸過多になっちゃいます。だから、食卓は出来るだけリノール酸を使わないよう気をつけています。