3〜4歳・ハマった!しつけに役立った!絵本ベスト10

自治体のやっているファーストブック事業で初めて絵本と出会ったのが生後4か月の時。私がもともと本好きだったこともあり「読み聞かせしたい!」「絵本好きに育ってほしい」といろいろな絵本を買いました。

それなのに、「じゃあじゃあ びりびり」は

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

 

 文字通りぐっしょり濡れて、ページが分解されてしまいびりびりに…

以降、本という本は「破るもの」「かじるもの」と決めているようでした。

でも、あきらめきれない母は次々と絵本を買い与え3歳前に初めて、ちゃんと読み聞かせ出来た絵本は「はらぺこあおむし」でした。

はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

 

 

そしてそこから、

 

母が夢にまで見た「おはなし大好き」な生活に突入したのでした。

 

息子が3〜4歳でハマった、もしくはトイトレやしつけ(穏やかな子育て生活)に役立った絵本を紹介したいと思います。

 

 1 ねないこだれだ  

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

 

 小さい子の読む本とは思えない、びっくりするほどブラックでシュールな絵本なので、どうなのか!?と思いつつ、息子の絵本人生を語る上で外せないものなのであえて一番最初に持ってきました。

「とけいがなります ぼんぼんぼん」絵は9時を指す時計…という印象的な始まり。

最初保育園で見てきたようで、背表紙を見る事も恐がり…その反応が面白く思わず購入してしまいました(爆)。4歳の今でも「とけいがなります ぼんぼんぼん」のひとことで夜9時就寝を続けています。ありがたや〜。昔からあるクラシックな絵本は、斬新で子どもの心への訴求力が半端ないものが多い気がします。この絵本以降「おばけモノ」にハマった息子なのでした。

2 おばけのてんぷら

おばけのてんぷら (めがねうさぎの小さな絵本)

おばけのてんぷら (めがねうさぎの小さな絵本)

 

 あまりにおばけを恐がる息子のために、こわくないオバケものをと購入した絵本。

同じ「せなけいこ」さんの、こちらもクラシックな絵本です。

日常におこるちょっと不思議な事って「おばけの仕業だったのね!」と、大人が読んでもちょっと楽しめちゃう絵本です。

3 おばけのやだもん

おばけのやだもん

おばけのやだもん

 

こちらもおばけモノ。

おばけ絵本で寝かしつけに成功した母が速攻購入した「イヤイヤ期対策用絵本」です(笑)。昔の絵本と違い、最後にちゃんと救いがあるのが現代風。絵も可愛い。

あ、でも「やだやだおばけ」にされた子どもたちの顛末が描かれていないのがこわいのかもしれません。「キラキラリンリンリン〜」の登場音だけで効果100倍でした。

4 うんこ!

うんこ!

うんこ!

 

 トイトレ中、「うんこ」でつまづいた息子。どうもトイレでするのがコワイらしい。ならば「うんこ」に親しんでもらおう!と(爆)。男の子ってこういう「下」な感じのワードが小さいときからツボのようですね。ゲラゲラ笑って読みました。笑いだけでなく、ちゃんと言葉遊びや、いろいろな学びもちりばめられていて、息子はまだ分からないようですが、案外長く読める絵本だと思います。

5 いぬのこたろう 

いぬのこたろう (3さいからのユーモアえほん)

いぬのこたろう (3さいからのユーモアえほん)

 

 絵本ライフが始まった頃に、本屋さんで息子のために散々選んで買った1冊。

絵が可愛らしく、色がきれいなのがポイントでした。

ひとりでなんでも出来ちゃう犬のこたろうくんに自分を重ね合わせて見ているのかな?分刻みで「のこり○○ふん」とカウントダウンしながら展開する物語のスピード感や、「公園」「家」「近道」など地理感があるのがハマりポイント。

6 めっきらもっきら どおん どん 

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

 

 この本も保育園で読み聞かせしてもらってハマった本。

図書館で借りたりしながら読んでいたら偶然知り合いからプレゼントされました。どうも息子はちょっとコワイかったり不思議だったりする話しが好きなようです。「ちんぷく まんぷく あっぺらこのきんぴらこ」とリズミカルで不思議な歌を、どれだけ上手に読めるかが親の見せ場でしょうか?(笑)これもかなりクラシックな絵本ですよね。

7 うみのどうぶつとしょかんせん 

うみのどうぶつとしょかんせん

うみのどうぶつとしょかんせん

 

 モノ作りの上手なおさるさんが出てきます。

ブロック、つみきなどに夢中になる、ものを作る事が好きな息子のツボだったようです。 横に大きく広がるページは、夜の読み聞かせにはちょっと大変ですが、息子が楽しんでくれるならそれでよし!「ギーコギーコ すっとんぱんっ!」と船を作る擬音にハマり、サンタさんに大工さんごっこのおもちゃをお願いしたようです。

8 てんのおにまつり

てんのおにまつり

てんのおにまつり

 

 息子自身が表紙で選んだ絵本なのでなにがツボなのかわかりませんが…宇宙好きだからか?リズミカルなことばがハマりポイントかもしれません。独特の絵がきれいで、音読する大人も楽しめます。こちらもちょっと不思議テイスト。

9 10ひきのかえるのふゆごもり

10ぴきのかえるのふゆごもり (PHPのえほん)

10ぴきのかえるのふゆごもり (PHPのえほん)

 

 これまた、モノづくりの心を刺激されるのでしょう。ふゆごもりハウスは私も欲しい!(笑)カエルも大好きなので、好きなものがダブルでテンション上がっちゃうんでしょうね。

10 あまがえるりょこうしゃ

あまがえるりょこうしゃ (福音館の科学シリーズ)

あまがえるりょこうしゃ (福音館の科学シリーズ)

 

 今夏虫や小さな生き物にハマった息子の心に直球だったようです。

カエルなどの小さな生き物から見た水の中の様子が、けっこうリアルなタッチで描かれています。虫嫌いの母にはちょっと辛い…出来ればお父さんに読み聞かせてもらいたい絵本です。