腸活・菌活始めました!

最近復活した読書に感化され、腸活を始めました、kazenoyaです。

 

少し前に書きました。 

kazenoya.hatenablog.com

 

この本以降、腸活関連の本を読み続けています。 

 読んでいるのはこんな感じの本。非常に興味深いです。

脳はバカ、腸はかしこい

脳はバカ、腸はかしこい

 
アレルギーに負けない体は「腸」がつくる

アレルギーに負けない体は「腸」がつくる

 

この間、夫の潰瘍性大腸炎の検査のことを書いたブログに、検査の重要性をコメントしてくれたブロガーさんがいらっしゃいました。ありがとうございました。

ちょっと調べてみると、潰瘍性大腸炎というのは罹患7〜8年が経過すると、がん化する危険性が高まるそうです。きちんと定期的に検査を受けるよう、術前の食事制限など、夫をサポートしつつ頑張りたいものです。

 

本を読んでいて、書籍も(こういった健康や医学に関するものなどは特に)情報が古くなったり、偏った見解で書かれているもの・箇所が往々にしてあるのだと、改めて気づかされました。ネット情報はよく言われていることですが、書籍に関しても正常な猜疑心というか、一度疑ってかかる姿勢は持ちたいものです。たとえ今は医学・科学的に正しくとも、数年後には変わる可能性があるということですものね。

 

知らなかったし!本に書いてあったし!というだけじゃ済まされないのが子育てという仕事。

 

遅ればせながら…常在菌ってスゴイらしい

 

そんな前置きを意識しつつも、やっぱり腸内細菌・ヒトの常在菌というのはスゴイのだなぁという読後感想です。

 

 

腸内細菌の重要性は、結構昔から言われているようなのですが、kazenoyaは案外ノーチェックだったというのか、あまり重要に思わずに過ごしてきてしまったのかもしれないなぁと感じました。

プロバイオティクスのヨーグルトとか「健康に良いらしい」ぐらいの、流行もの的な取り入れ方しかしてこなかったように思います。

 

意識してみると、いろいろ周囲に出回っている、腸内環境情報に気づきます。

www.sankei.com

 kazenoyaには、健康に関する持論があり、それは「特定の何かを食べて健康になる」情報ははまぁ、眉唾。「何かを止めて健康になる」情報が本物。というものです。

 

例えば…

「がんにはブロッコリースプラウト

「リンゴダイエットでスリムに!」

的なものには食いつくなってことです。

 

本物の健康法は

「タバコを止める」

「暴飲暴食を止める」

的なものということです。

実践している腸活は 

 

本を読んでわかったことで「これは生活に取り入れてみてもいいんじゃないか?」と思うことは大きく2つありました。

 

ひとつは

加工食品や食品添加物を減らすこと。必要でない抗生物質を出来る限り減らすこと。

 

保存料や、自分は医者にかかっていなくとも、食卓にのぼるお肉から抗生物質を摂取していることもあるそうです。

抗生物質の多くは、広くいろいろな菌に作用してしまうものだそうです。

 

もうひとつは

食物繊維をたくさん食べること。難消化性オリゴ糖を使ってみること。

 

食物繊維は、それそのものがよいお通じを作るのはもちろんのこと、腸内細菌の餌になることで、腸内細菌のかさを増し、便の量も増えます。

 

わが家には80歳のおじいちゃんがいて、息子は食物アレルギー。さらに夫はジャンクフード好きときていて、食事制限的な食卓には無理が生じてきます。

例えば極端な菜食献立や玄米食マクロビオティック、薬膳料理などに切り替えてしまうことは、楽しい食卓からはほど遠い毎日になってしまうことを意味します。

 

なので、いかに「体にいいよ」と言われても、なかなか実践出来るものでは無かったのですが、この「食物繊維の摂取量を増やす」というくくりは、応用範囲が広く実践しやすいものです。

 

食物繊維の多い食材は「食物繊維 多い」などと検索すると多くの情報が出てきますが、案外実践に即していません。多くの情報は100g中の含有量を記載しているからです。カレー粉100gとか乾燥唐辛子100gとかは現実的な数字じゃありませんよね。

 

単に、野菜や果物を多めに食べ、豆類や芋類、根菜類、海草類などを積極的に取り入れるようにしてみました。あと、コーヒーシロップをオリゴ糖に変えてみました。

本当は雑穀米とか全粒粉とかにしてみたいけど、白いご飯を食べたい!と言われそうで躊躇しています。

 

まじめにやりすぎても家計を圧迫してしまいそうなので、そこはほどほどに。

 

家族の育成を振り返って腸内細菌を考えてみる

 

腸内細菌というのは育成環境にもとても大きく影響されるということなので、家族がどんな幼少時代を送って、いまどんな健康状態なのかを上げながら考えてみたいと思います。

 

自分について

 

幼いころからぜんそくを煩い、今も花粉症・鼻炎的な症状は日常茶飯事。息子がもらってきた風邪もよくうつります。

免疫系は、お世辞にも良いとは言えなさそうです。

 

ということは(読んだ本の情報によると)私の腸内細菌の質は、あまりよろしくないということになります。

 

帝王切開で生まれ、母乳はほぼ飲んでおらず、都会暮らしでペットも飼っていなかったので、しょうがないのでしょうか?

しかし、小学生のころから夏休みと言えば長期キャンプに預けられ、田舎が好きだったので、その時に少しはいろいろな腸内細菌を獲得したかもしれません。

 

夫について

 

夫の母に聞いたところ、吸引分娩で生まれたようです。母乳で育ちましたが、1歳前にあっけなく卒乳してしまったのだとか。ちなみに私も夫も一人っ子です。長子がいちばんアレルギーにかかりやすいというデータがあるようです。

 

若い頃に1度いまの潰瘍性大腸炎のような症状になったことがあったそうです。

肉!ビール!加工品やお菓子が大好き!という指向性のためか、自分の便はゆるいのがデフォルトと思い込んでいたそうですが、私と暮らし始め、固形化したモノとトイレで出会う頻度が増して驚いていました。

 

人生でこれまで3度ほど、潰瘍性大腸炎が悪化しており、いまがその3度目です。

精神的な状況も多々加味しているようです。打たれ弱い性格です。風邪などでおなかが緩くなりがちで、それが引き金になっているようにも見えます。ストレスから腸内細菌が弱るタイプなのかもしれません。

 

好き嫌いが多く、隠れた食物アレルギーや口内の触覚過敏が、子どもの頃にあったのではないか?と、私は疑っています。夫や私は、給食を残すことが御法度だった時代に育ちました。

 

息子について

 

吸引とはいえ自然分娩で生まれた息子は、黄疸治療を受けました。産院での出産時には抗生剤の点滴がされることが多いと本に書いてあり、息子もきっとそうして生まれたのかな?と思います。出産が始まって丸2日かかる難産でしたので、きっとたくさんの抗生剤が使用されたことでしょう。

初乳の出が悪かったのですが、3か月ごろからは完全母乳になりました。

わが家には猫が1匹いますが、完全室内飼い。

生まれた時に住んでいたのは森の中、その後は空家に引っ越しましたので、清潔すぎる環境ということはないと思っています。

小さいころに目ヤニが一度あり、抗生剤入りの点眼薬を使ったかもしれません。

耳鼻科治療を1度受け、その時は抗生物質を服用したように記憶しています。

 

ゼロ歳のころに食物アレルギーが判明しましたが、重篤な症状にいたることなく今まで無事に育ちました。アレルゲンを含む食材を食べるとおなかが痛くなることが多いです。おなかは風邪の時にもゆるくなりますが、夫ほどではないように思います。

風邪の際に呼吸がぜんそくっぽくなることがありますが、私が花粉症で苦しんでいる時も、息子はそれほどではないように感じます。

 

ちなみに、おじいちゃんについてはわからないことのが多いです。

兄弟は多かったようです。すぐにおなかを壊すので、まぁ、3代同じような腸かもしれません。

 

家族の腸内細菌に餌やりを!

 

好き嫌いや食物アレルギーが高い壁を築いていますが、家族の腸内細菌にもよい食事をあげなければ!と感じました。

 

でも、たまにはマックも行きたいよね。

ジャンクフードやお祭りの屋台も楽しみたいよね。

 

そのためにも、屈強な腸内細菌を育てたいと思います!

 

潰瘍性大腸炎・内視鏡検査で前日の夕食が!

計画性のない自分たちに若干イラつき気味の、kazenoyaです。

 

昨日は、潰瘍性大腸炎を煩う夫の大腸の内視鏡検査日でした。検査の日は前日から食事制限があることに、日曜日の朝になって気がつき、献立が総入れ替えになったのです。買い物が〜。食材が〜。絶対無駄にはしませんけどねっ。

 

まぁ、これが初めての検査ではないので私もうっかりしていたのです。夫だけを責めるわけにはいきません。

夫婦揃って行き当たりバッタリなのです、わが家は。

 

内視鏡前日の食事は制限が多い!

 

土曜日のお昼頃、土日の夕食になにが食べたいのか?相談しました。

 

作り置きや残り物などが冷蔵庫内にあふれていたので、適当にメインだけ作って、冷蔵庫一掃デーにしたい「私」と、せっかくの土曜日だから外食がしたそうな「夫」の攻防戦。

 

そして、そのままグダグダと意思決定をせずに、息子のおもちゃを家族総出で買いに出かけました。

夕方帰宅すると「なんだ寿司でも食いに行けるかと思った」とおじいちゃん。

 

おじいちゃん流の冗談らしいのですが、これに乗ってしまった夫と私。

 

「残り物は明日にしよう」といそいそと回転寿しへ出かけました。

 

帰宅し、その日は週末を満喫して眠りについたのですが…

 

翌朝、ゴソゴソと薬入れをあさる夫。

 

排泄に関する記載があります。食事中の方はご注意ください。

 

「下剤っていつから飲めばいいんだっけ。ちゃんと読んでおかないと」と言い出しました。

 

あ、そうだった。食べちゃいけないものがあるんだっけ…と今更ながら気がつく私。

 

 

 

「食物繊維取っちゃダメなんじゃなかったっけ?残り物、食べられないね」

 

しかも前の検査の時より厳しくなってる気が

 

さらに、夫が持ち帰ったリーフレットを読むと、以前の検査の時もらったものとはガラッと内容が変わっていました。

 

以前の検査の時は、前の日の夕食に控えてほしいものとして、食物繊維の多い野菜や種の多い果物、ごまなど。海草類やキノコ類などの絵が書かれたものでした。記憶では。

 

今回もらってきたのは

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こんなやつです。

 

朝食はいいとして、お昼素うどんって?って感じです。

 

まぁ、「おすすめ」って書いてあるだけだし、そんな厳密にしなくてもいいよね、と思いつつ、心配なのでGoogleさんにも聞いてみました。

 

皆さん結構、忠実に前日やさらには2日かけて事前準備とやらで食事制限をされているようでびっくり。

 

ですが、制限の内容は病院によって案外違うようでした。あと、便秘症だったり、個人によっても違うようです。

 

夫はここ数週間少し腸の調子が良くないようだったので、きっと下剤はよく効くだろうとは思ったのですが、注意することにこしたことはない!と思い、いろいろ調べながら献立を立て直しました。

 

肉類は?野菜は?刺激物は?

 

「脂肪分と繊維質が少ない、消化の良い食事」というのが基本のようです。

 

厳しく書いてあるところだと、野菜はいっさいダメ、肉類も脂身の少ないもの、魚は白身だけ。アルコールやカフェインもいっさいダメ。

 

ゆるめのところだと、肉類はすべてOK、アルコールやカフェインもOK。野菜は大根やじゃがいもは大丈夫。葉ものは葉先のみOKなどでした。

 

ごまやイチゴ、キウイの種などが、検査時に一番厄介だそうです。

 

結局夫の食事は、

 

肉類OK、野菜×を採用。

 

冷蔵庫にあるものだけで済ませたかったので、すき焼き風に大鍋で肉豆腐を作って夫にはお肉と豆腐、うどんを食べてもらいました。デザートにはもらったリンゴと水ようかんを。冷蔵庫一掃は無理でしたが、まぁいいでしょう。

 

アルコールはもともと飲まないつもりだったようですが、カフェインは前日昼ごろまで取っていました。

 

結局腸が空っぽになればいいんだよね

 

夫は、思った通り夜のうちから下剤がよく効いたようです。

 

 

夜9時に「マゴクロールp」という下剤を飲んだ1時間後からトイレに3度も行き、朝の「モビプレップ」服用時には本人が「もう必要ないんじゃない」ってぐらい、効いていたようです。

 

なのにそれを3回も、全部で1.5リットルも飲むんですね〜水だけでも短時間に1.5リットル飲むのはツラいものがある…。

 

その合間にトイレに駆け込み…見ているだけでも大変そうでした。

 

あまりに大変そうで、「大腸内視鏡検査」なんてやる意味あるんだろうか?と疑問さえ浮かびます。

 

検査で何が変わるんだ?

 

今回の内視鏡は、定期検査みたいなものらしいけど、悪化しているのは確実なんだし、まぁ、その事実が医者の目で見て確認出来るってのは、やっぱり必要なんだろうけど…

 

「あぁ、やっぱり悪化してますね」

 

と、案の定、言われたそうです。

 

「そんなこと検査しなくてもわかってるよね?」と思ってしまう意地悪なkazenoya。

 

ちなみに、やはり薬は増量となりました。去年、改善しているからと指定難病の認定から外れてしまったため、今後は薬代がバカになりません。負担額1割と3割の差は大きいです。検査結果でまた認定してもらえるんでしょうか。治るに越したことはないのですが。。。

 

冷蔵庫だって、無駄にしたくない食材が残ってます。これは、自分たちの計画性のなさの結果です。

 

まぁ、あまりうだうだしててもしょうがないので、マイナスに考えず、検査を通して断食&腸内洗浄出来たと考えよう!

 

きょうからプロバイオティクス&プレバイオティクスで腸活がんばりますよ〜!

 

読書感想「あなたの体は9割が細菌」

自分の読書を再開し、本の情報の面白さを再認識中の、kazenoyaです。

 

これまで自分用に作った、図書館の貸し出しカードを、息子の絵本を借りるために明け渡していたのですが、先日、息子用の貸し出しカードを作ったため、自分も本を借りられるようになりました。

 

若い頃は「本の虫」と呼ばれ、30代ごろからは文芸書よりも専門書。という読書癖を持って、様々なジャンルの本を読みました。林業の本とかね。

 

図書館ユーザー復活の第一冊目はこれ。

 

あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

 

著者は生物学・進化生物学の博士号を持つイギリスのアランナ・コリンさん。サイエンスライターとして活躍しているそうです。

 

私は科学オタクではありません。そのため、結構専門用語の多いこの本は、読破に案外時間がかかってしまいました。でも面白かったです。読み終わってしまったけれど、身銭を切って買い、ぜひ自分の本棚に欲しい!と思うほどです。

 

実体験に基づいた本だった!

 

生物学を専攻し、コウモリに魅せられてマレーシアの野生生物保護地区の奥深くで現地調査の助手をするような若い女性が著者だ、とプロローグに書いてありました。

 

その最初の1ページを読んで、「読みやすい本じゃないだろうな」「科学書みたいな本なのか?」と思いながら怖々ページをめくり…確かに専門用語も多かったですが、常識が覆る、びっくりするような内容の連続で、最後まで興味を失わずに読むことが出来ました。

 

マレーシアでの活動でマダニにかまれ、マダニ媒介型の感染症抗生物質で治療し、そのために現れた、発疹や胃腸虚弱などの“不具合”から、生物学を専攻する著者が、地球上の生態系になぞらえて自分の体に住む微生物群が置かれている状況を書いていて、とても興味深く読めました。

 

ようは「腸活しなさい!」ってこと

 

最初の何章かでは、20世紀にコレラなどの感染症との戦いに勝利した人類が、現在多く苛まれている、肥満、糖尿病、アレルギー、自閉症などを「21世紀病」として、抗生物質や抗菌剤の危険が書かれています。

マウス実験の結果や、実際に自閉症を持つ母親の功績・体験談などに触れながら話を進めているため、ガッツリ引き込まれる内容でした。

 

ここまで読んで、「抗生物質怖いんだ」「抗菌剤って何に入っているんだろう?」と、ちょっと極端に走りかけてしまいそうになるkaznoya。

 

しかし、最後まで読むことで、身近に出来る食べることで、自分の体の中の微生物生態系を修復することが出来るんだと知ることが出来ました。

 

結論的には、腸内細菌(マイクロバイオータ)のためになる食事(食物繊維など)を意識して取りましょう!ということらしいです。

 

肥満も病気なんて!

 

一番驚いたのは、「肥満は病気」なのだ、と言い切っているところ。食べても太らない人、食べなくても太る人がいる!!(本当にそうですよねぇ…)

 

マイクロバイオータの乱れで腸壁から入ってはいけないものが入ることで、うんぬんかんぬん…太った人とやせた人の腸内細菌の違いなどを、いろいろな実験データを交えつつ紹介してあって、本当に驚いたし、実際、腸内細菌を整えることで簡単にやせられるんなら、うれしいなぁと思いました。

 

妊婦さんやママさんには要注意本かもしれない

 

自然分娩や完全母乳育児を賞賛するような内容が含まれています。最後の方で著者は、必ずしも絶対ではないし、将来自分も必要になれば、帝王切開やミルク育児を選択すると記載してはいますが、ちょっといろいろが不安になるような内容でした。

 

自然分娩で母の微生物一式を子どもにプレゼントし、母乳育児でも微生物を渡すのだということです。

 

私は実は、帝王切開で生まれて、ほとんど1滴も母乳を飲まずに育ちました。

 

息子は吸引分娩で生まれ、3か月からは完全母乳になりましたが、難産のためか、血筋なのかおっぱいの出が悪く、息子に初乳をあげられたのか?定かではありません。

黄疸も出ていたために、1泊の追加入院も経験しました。一緒に退院出来なかったのです。

 

だから息子はアレルギーなのか?私がちゃんと安産で産んであげれなかったから?とか考えてしまいます。

 

そして、腸内細菌と発達障害の関連性についても書かれていました。多くは自閉症の症例をあげて書かれていましたが、注意欠陥多動性障害との関連性についても、何かしらありそう?と思わせる内容がありました。

 

まぁ、発達障害と幼少時の腸内環境の関連性が事実で、息子の腸壁〜迷走神経〜脳までの発達の中で何かしらのトラブルが生まれていたのだとして、まさか妊娠中からやり直すわけにもいかないので、今更しょうがありません。原因がわかったところで、生活は変わりませんので。

 

これから親子で、家族で、腸にいい生活を始めたいと思います。

 

夫の潰瘍性大腸炎にももちろん、いいことでしょうし。

 

本の情報ってインターネット上の情報とはまたひと味違って、こちらもやっぱり面白いです。再認識しました。もっと読書した〜い!です。

 

血虚・気虚を改善するぞ!昼食抜き決行中。

食べ物に相当気を使っているのにジャンクフード好きの夫に健康で負けて悔しい、kazenoyaです。

 

きょうは自分の話題。子育てにはあまり関係ないです。

 

血が足りずに、試行錯誤していた過去&している現在の自分のお話し。

 

私のが血液がドロドロなんて!

 

 妊娠前に通っていた漢方薬局に、血流の測定器がありました。

こんな感じのやつ。

 

自動血圧計 FT-1100

 

 

自動血圧計 FT-1100

血圧や脈拍、そして血流などが分かります。心負担、総抵抗なども数値で見ることが出来ます。

写真のパネル画面部分の右のところに棒グラフみたいなのがあるのが分かるでしょうか?

その形によって、健康的だとか、いろいろ分かるのですが、私はいつも「乏血型」という形でした。

血が足りないのです。血が貧乏。名前だけ見ても、もうカナシイ。

 

そして総抵抗が高い。異常に高い。

 

というのはいわゆる「血液ドロドロ」というやつです。夫は「これまで見たことがないほどサラサラ血」と言われていました。

 

なんだか悔しい。でもなぜ?同じ食事をしているはずなのに。

 

「総抵抗というのは血液がドロドロでも高くなるけど、血が少なくても、上手に流れないため高くなる」らしい。早く言ってよ。

 

サラサラかもしれないけど、ちゃんと流れてない状態、ということ。

 

でもね、これはこれで良くない。あたりまえだけど。 

 

血が足りないから血流が良くなく、疲れやすかった。

 

ちなみに血の成分(ヘモグロビンとかね)が薄いのが貧血です。

 

 「乏血型」というのは、生理のある女性はこの型がとても多いそうです。漢方的にいうと「血虚(けっきょ)」というらしい。

 

私の場合は胃が弱く、食べたものが身にならない体質だと言われました。

(じゃあ、この下半身についた「身」はなんなんだぁ!と言いたいところをぐっと…)

 

この漢方薬局の見立てで六君子湯(りっくんしとう)という漢方を飲み、途端に3キロ太り、その頃息子を授かりました。

ですが産後、この漢方が体質的にあわなくなってしまったようで、薬疹が出るようになってしまいました。

 

 そこで帰脾湯(きひとう)という漢方に変え、それが、産後のイライラなどにもテキメンに効いたため、続けていました。

 

その後、引っ越しのため、その漢方薬局に通えなくなってしまい、ネットで加味帰脾湯を買いながら、これまでしのいできたのです。

【第2類医薬品】和漢箋 ユクリズム 168錠

【第2類医薬品】和漢箋 ユクリズム 168錠

 

 この加味帰脾湯には、いろいろ助けられました。

kazenoya.hatenablog.com

 

ですが、薬にいつまでも頼るのも…と一念発起したのが2週間前。

 

昔、独身の頃はたまに食事を抜いて「プチ断食」的なことをしていたことを思い出し、昼食を抜くことを決心したのです。それから、平日はほぼ昼食抜き。

 

私の血虚は、もとに「気虚」という体質があります。気虚というのはいわゆるエネルギー不足のこと。疲れやすい、だるい、食欲不振などの症状があります。

 

胃腸が弱く、食事をすることで体がだるくなるなどの症状に悩まされていました。食べたものから栄養が摂りにくい体質で、血が作れない。血が少ないから血流が悪くなり、さらに疲れやすくなる。悪循環だったのです。

 

みんなの食事を作らなくていいランチを抜こう!

 

主婦していると、なかなか食事を抜くことって難しく、朝食や夕食は作るのでどうしても食べてしまいます。でも気がつきました。昼食なら簡単に抜ける。

 

なんで今まで気がつかなかったのでしょう。

いえ、気がついていたけど、出来ずにいたのかもしれません。お腹が空くと、働けなくなるような気がして、なかなか踏み切れずにいたのかも。

 

ですが、実際に抜いてみると、いいことばかりでした。

 

お迎えの時間にどうしても眠く&だるくなってしまい、息子の相手をするのがツラかったのが少し改善されました。(食後の眠気から解放されただけでも、少しはマシ)

また、自分の昼食を作ったり、食べたりする時間を有効活用できるようになりました。

保育園の時間帯って案外短いので、これは助かります。

 

疲労感で動けなくなるという時間も減ったように思います。また、右肩上がりだった体重も少しだけですが減りました。

 

「昼食を食べない!朝食後、夕食まで食べない」と決めたことで、間食もなくなりました。

 

そして、下瞼の内側の血色は、貧血の判断に見る場所として知られていますが、そこの色が少し赤みが強くなってきている気がします。

 

 

始める前は、もっとツラいかな?と思っていたけど、私の場合、2食でも全然問題ありませんでした。たまに食事を抜くというのは、弱い胃腸を休ませる効果があり、胃が、鉄分などのミネラルやビタミンなどの栄養素をちゃんと吸収できるようになるのかな?と思います。

 

本来なら、消化の良い食事をよくかんで、時間をかけて食事するのが一番なんでしょうが、どうしても忙しがって食べる癖になってしまっていて、なかなか続かない。そんな日常も主婦には多いのかもしれません。

 

2018.12.25追記

 

追記です。

ほぼ半年経過した現在の体調と体重減少を報告したいです。

 

まず、ランチ抜きはほぼ続行中。たまに誘われてランチしたり、あとは、小腹が空いておやつをつまむことがあります。

 

それ以外は、飲み物のみで過ごしています。

 

当初は、休日のお昼は食べるつもりでいました。だって作るし。

 

ですが、結局あまり食べていません。作るだけ作って一緒にテーブルについて、コーヒーだけ飲んだり。

 

「食べない」ことが日常化しました。

 

あと、腸活を始めました。

kazenoya.hatenablog.com

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昼食抜きとの相互作用か?体重が順調に落ちています。

半年で約7キロ落ちました。

 

体重は落ちていますが風邪をひきにくく、ひいても軽少で済んでいる気がします。

 

下瞼の血色は良かったり、悪かったり…。月の周期で変わってるのか?不摂生が祟っているのか?は不明です。

たまにびっくりするぐらい血色の良い日があって、こんなことは以前はなかったことなので、少しは効いているのかな?と思っています。

 

2018.7.30追記

現在約10㌔の減量に成功中です。

 

思えば、去年の夏前に絶不調で始めた昼食抜き。

腸活との相乗効果で体重が減り続け、自分のベスト体重をきっても減少が止まらなかったので、今は昼食を食べる日も時々混ぜています。

 

おやつ的なものをつまむ日が増えるとやはり胃が悲鳴をあげるので、きちんと抜いてみたり。

 

下瞼の血色は劇的に変化しました。

ぐったりすることも減りました。

 

※2018.1.23に関連記事を書いてのでよければお読みください。

kazenoya.hatenablog.com