5歳児検診、受けてみた。
子どもの社会の中での立ち位置を垣間みて息子への愛おしさが増した気がする、kazenoyaです。
先日、自治体が実施する保育園での「5歳児発達相談」に参加しました。
自治体により「5歳児検診」「5歳児発達検診」「5歳児相談」などと呼ばれている、5歳〜5歳半ごろに行うことが多い母子検診のひとつです。
kazenoyaの住む自治体では、就学を前に年中児を対象に実施していて、保育園や幼稚園で行うことが出来ます。受診は任意です。
息子は発達外来を受診済みで、本来は受ける必要のない検診のようでしたが、クラスのお友達のほとんどが受けるようでしたし、息子の様子がどんな風になるのか?もちょっと楽しみだったので、受けてみました。
10人ほどの小集団で、就学に向けたチェック。
生後1か月の乳児検診に始まり、何度となく通ってきた自治体の母子検診。5歳児は、これまでの検診とは違って小集団で行います。
集団の中で落ち着いて行動出来るか?一斉指示で動けるか?分からないことや困ったことを周囲に聞くなどして自ら解決する力がついているか?などを見るためです。
ここで引っかかると、小学校へ上がった時に大勢の中での学校生活についていけなくなる可能性もあるため、親と自治体が一緒になって早めに確認しつつ、必要なフォローを見つけることが可能になります。就学相談へスムーズにつなげることが出来ます。
それまで「自由に」「元気よく」と育てられてきた子どもたちが、いろいろ言われるので「粗探しされてるみたい」「ほとんどみんな引っかかる」と実施に否定的な保護者も多く、賛否両論ある検診のようでした。
実際の流れとしては…
病院で受ける作業療法のSSTみたいなのを想像していましたが、まぁ大体そんな感じでした。
息子たちは9人で受けました。
いつも一緒に遊んでいるお友達ばかりです。
簡単な手遊びやお遊戯的なもの。読み聞かせ、自己紹介、折り紙など。
ゲームは初めてのルールのものに挑戦しました。2枚ずつ同じ柄の絵カードを拾い、同じ図柄の友だちを見つけて座るゲームでした。
最後はサーキット遊びでしたが、最初に先生が、例えば「前の子が平均台を渡ったら」のように、スタートタイミングの指示を出し、子ども自らが判断してスタートしていかなければなりませんでした。
その後、子どもたちの様子をチェックした保険師や作業療法士などとの面談です。面談は親とクラス担任と一緒に受けます。
クラスに受け入れられている息子の様子
SSTみたいな活動では、子どもたちは、静まり返った中で子どもたちは目配せし合いながら取り組んでいました。その様子がめっちゃ可愛い。親は同室内の一角に用意されたイスに座り、静かに見学しました。撮影NGでした。
息子がつまずいたのは主に
・自己紹介
・サーキット遊び
のふたつ。
まず、自己紹介では先生の話しを一切聞いておらず、息子一人だけが自己紹介を出来ませんでした。が、周囲のお友達から「名前言うの!」「〜〜君の番だよ!」と言われ、息子は「えっ?」って感じで何度も目で友だちに確認しながら、ちゃんと言うべきワードすべてを言うことが出来ました。その様子に母、ちょっと感激。
そして、サーキット1周目では、案の定スタート出来ずに先生に促されてやっと出発。2周目では、早く出発しそうになって後ろのお友達に引っ張られてました(笑)。
興味のある・なしが極端な息子。
全部の話しを聞いていないかと言えば、そんなことはなく、読み聞かせや折り紙では結構集中していました。
面談でもやはり、「興味のない話しを集中して聞くことが出来ません」と言われました。
そしてやはり気になるのは低緊張と落ち着きのなさ。
後半は寝転んだりしていました。まぁ寝転んでいたのは息子だけではありませんでしたが。。。
落ち着きのなさは群を抜いておりました。
でもサーキットの順番は待てたので、夏に比べると成長したかな。
夏のプール参観では、輪潜りの順番が待てず、いつも横に逸れて一人で潜って遊んでいるので、最後まで輪潜りが出来ませんでしたから。やりたいのに。
息子なりの友好関係の築きに感激。
実は、もっとひどいことになることを想定して受けました。
先生からも「あんまり乱すようなら途中で場外もあり」とさえ言われていました。
ですが、小さな園ということもあり、お友達みんなが「〜〜君はこういう子」と認識して、さらには助けてくれている様子を見ることが出来ました。こんなことは想定外。うれしい想定外でした。
年中というのは、子ども同士の絆というのか?子ども社会が出来てくるお年頃なのだと、改めて実感。その中で、受け入れられながら、着々と成長しているんだなぁと感激しました。
軽い気持ちで受けた5歳児検診でしたが、ある意味、参観日よりも息子の育ちを垣間みることが出来たように思います。
アトピーと発達障害と腸内細菌の関係
読書にハマって、腸活にハマり、どんどん深みにハマっていく、kazenoyaです。
このところ、腸活関連の本を読みあさっています。
腸内細菌がアトピーや自閉症などにも関係しているというような内容もあって、驚いています。
女を40年も続けていると、「便秘しちゃってお肌が…」なんてことは多いので、アトピーはなんとなく分かる気がするけど…なぜに発達障害?とかなりの目からウロコ状態です。
【あなたの体は9割が細菌】
【脳はバカ、腸はかしこい】【アレルギーに負けない体は「腸」がつくる】
ここまでは以前に読後報告しています。さらに読んでいます。
【乳酸菌、宇宙へ行く】
知らなかったことがいっぱです。
細かいことはあまり覚えていられないたちですが、読みながら「きゃ〜!え〜!?」となった内容から、自分なりのまとめや、ちょっと極端な妄想にいたるまでを、列挙したいと思います。
本の内容は、ものすご〜く、ざっくり理解しているだけなので、間違った解釈があったらご指摘ください。
遺伝・DNAよりも腸内細菌なの!?
“腸内細菌”と聞いたところで「便秘解消にヨーグルト!」ぐらいの知識しか持ち合わせていなかったkazenoyaです。
腸内細菌は、個人を確定出来るぐらい多種多様らしいです。
本を読むようになるとこんなニュースまで目に飛び込むようになりました。
腸と脳はとても密接な関係。「腹が立つ」など、感情をお腹で表現する日本語が多いことからも想像がすきます。緊張するとお腹が痛くなる人も多いです。
逆もしかりな様子。
ヒトの赤ちゃんは母親の胎内や、おぎゃあと生まれた瞬間からものすごい成長をするわけですが、その時の脳の発達に、腸内細菌が大きな影響を与えているようなのです。びっくり。
大腸と脳は迷走神経やホルモンで様々に連絡を取り合っていて、腸内環境の良し悪しが、脳の成長をも左右する。
「あなたの体は9割が細菌」の中には、幼い息子が中耳炎にかかり、抗生物質での治療を続けた末に後天的に自閉症を発症した例が上がっていました。個人的にはとても衝撃的な内容でした。このような例はいわゆるカナータイプと言われる、知的な遅れを伴う症例が多いようです。
息子と私が似ているのは、「モロ遺伝!」だと思っていましたが、その遺伝のいくらかの割合で、DNAよりも、腸内細菌の委譲によるものがある。
親子の腸内細菌はよく似ているそうなので、その腸内細菌が偏っていれば、脳の発達も似通ったものになるのでしょうか…。それが性格形成の大きな部分を担っているとしたら…。
子どもへ受け継ぐための腸活を、妊娠前から行っていなかったことに後悔さえも覚えます。
うつやアレルギー、肥満に影響する
大腸内の細菌は、人が消化出来ないものをエサに活動し、その代謝物として、人の必要な栄養素を作り出す役割を担っているそうです。
例えば、日本食に欠かせない「海苔」の食物繊維は、本来はヒトが消化出来ないものですが、それを必要とする細菌が腸内にいれば、その細菌が分解してくれます。
なので、赤ちゃんが小さい頃に初めて海苔を食べさせた際に「海苔色」のものがオムツにあるのにびっくりしたママ&パパさんも多いことでしょう。ある日突然、海苔色ではなくなるので、成長だと思っていたのですが、海苔を食べたことのない外国人などは、この細菌を持っておらず、赤ちゃんと同じようなことになるようです。
腸内細菌がいない「無菌」で幼少期を過ごしたマウスは通常のマウスよりもストレス耐性が弱い、などという記載も、どの本なのかは覚えていませんが、ありました。
腸内細菌は多様性があることが重要で、現代の文明社会で暮らす人たちは、未開の地で暮らす人たちよりも、その多様性が失われているそうです。
抗生物質での治療や抗菌グッズの多用。抗生剤添加の飼料で育てられた家畜。様々な要因があるようです。
そして、そんな現代、増えているのが「うつ」や「肥満」、「アレルギー」。
多様な腸内細菌を復活することで、いくらかでも緩和することが出来るようなので、頑張ってみようかな。
脳の発達、形成については、乳幼児期が重要らしいので、大人になってからの腸活に効果はないようです。
腸内細菌だって立派な遺伝では…?
自然分娩で生まれた子どもは、新生児期の腸内細菌はほとんどが乳酸菌らしいです。そしてその後数年かけて、親と同じような腸内細菌を獲得していきます。
母親のものだけでなく、父親の腸内細菌も重要です。
いろいろな細菌が子どもの中で拮抗してバランスを取って、その子独自の細菌叢を築いていく。そう考えると、家族の思考の方向性が似ていたり、性格がみんなグレーな感じのアスペっぽい家系だったりということも、なんだか納得がいきます。
でも、本物の遺伝と違って、こちらは自分の生活スタイルいかんで、子どもに受け継ぐ性格や腸内細菌を少しでも良いものに出来るのだとしたら…。
わが家はもう手遅れ(笑)ですが、これから出産を考えるプレパパ&ママさんは、ぜひ腸活をオススメしたいものです。
乳児湿疹・アトピー肌が改善した思い出の神アイテム
息子のゼロ歳代の写真が、ぬいぐるみのようで激可愛いと思っている、kazenoyaです。
ここのところちょっとヒマで、息子の赤ちゃん時代の写真を見返していたら、乳児湿疹がひどかった時期に「チュビファースト」という人工絹糸で出来たチューブ状の包帯のをしていたことを思い出しました。
見返してみるとぬいぐるみのかぶり物みたいで案外可愛いです(笑)。
赤ちゃんのアトピー肌対策は大変!
息子の乳児湿疹が始まったのは、生後2か月ごろだったと記憶しています。
赤ちゃんがかゆがるのは、本当に大変なことです。
かゆいのにかけないので、まず、機嫌が悪くなります。
息子の場合は生後3か月になるころには、夜間、まったく一人で寝られなくなりました。ひたすら抱いて寝ていた思い出です。
少し大きくなると、アトピー部分をかかないようにするための策も講じなければなりません。
よくあるのは小さな手に「ミトン」をしたり、爪を短く切ったりということでしょうか。
でも、手も小さいし、かぶせにくい。
頑張ってかぶせても、すぐに外してしまったりと案外大変。
薬を塗っても、シーツにこすりつけてしまったり…。
乾燥を防ぐ目的で包帯を巻くママさんもいるようですが、沐浴後や着替え時に毎回包帯を巻くのは結構な仕事です。
そんな時、わが家が使っていたアイテムが
「チュビファースト」
でした。
コレがかなりの神アイテムでした。
アトピー用チューブ型包帯・衣類チュビファースト2WAY(イエロー)10.75cmx10m品番2440コードM002-22-2200-03
- 出版社/メーカー: チュビファースト
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
通っていた皮膚科で、ほかの赤ちゃんがコレをしているのを見た時、痛々しくてかわいそうだと思っていたのですが、息子も早速勧められてしまい…。
いざ使ってみると、本当に便利で。
さっと水に濡らして固くしぼった状態で装着するのですが、気化熱でスッとするのか、かゆみも治まるようで機嫌が良い時間も増えたように思いました。
装着はかぶせるだけなので簡単。
頭用は上に貼ったイエローのチュビファーストに、目鼻口の穴をあけて使います。ロール状になっていて、必要な分ずつカットするので、成長に合わせてちょうど良いサイズに調節出来て良かったです。
頭頂部を可愛い色の髪ゴムで縛っていたら、看護婦さんに絶賛されました(笑)。
腕と脚はグリーンを使っていました。
かゆいのはかわいそうですものね。
このチュビファーストと皮膚科通いのおかげでかゆがることも減って、1歳のお誕生日を向かえる頃にはきれいな皮膚になりました。
乳児湿疹はやはり、皮膚の弱い小さい頃が大変なんだな、と実感しました。
1歳以降は使えなかった(わが家の場合)
うちはゼロ歳代で改善したので、良かったのですが、1歳を過ぎると手先も器用になり、自分で外してしまうようになりました。
頭頂部の結び目に手をやり、スルッと取ってしまいます。そしてドヤ顔で笑う。
「あ、こりゃもうチュビ卒業だね」と、巻くのをやめてしまいました。
その頃にはアトピーは改善し、つるりとたまご肌だったので、良かったです。
皮膚科医の勧めのままに早めに対策していたのが良かったのかな?と思います。
もうちょっと大きい子で、例えば、腕や手首などの内側にアトピーが出来てしまう場合に、グリーンのチュビファーストを使っている幼稚園ぐらいの女の子がいました。
チュビファーストは大人の胴体や脚に使えるサイズ展開もあるようなので、1歳〜イヤイヤ期ごろに使えないのだけが期間限定なのかも。
1〜3歳でも、おとなしい、聞き分けの良い子なら大丈夫かもしれませんね。
経皮感作を防ぐ効果もきっとあった
かゆいと無意識にかいてしまいます。
息子も、抱っこをしているとよく私の服などに顔をこすりつける仕草をしていました。
大人の洋服っていろいろな物質に汚染されている気がします。
お料理した飛沫や、大気の汚れなども付着しているかもしれません。
パン屋さんの前を通るだけで発作を起こす小麦アレルギーの方がいることを思えば、か弱い肌、ましてや乳児湿疹で赤くなった肌の赤ちゃんを抱いたり、外へ連れ出す時には、細心の注意が必要なのかも。
当時は、チュビ顔は見た目で結構目立つので、心を痛めたこともありましたけど、いま、写真で見返す息子は本当に可愛いいし。チュビファースト、本当にやっていて良かったな。ほんの1年間のことだし、振り返ればあっという間だったし。
そんなことを考えたヒマ人母なのでした。
簡単手作り「アドベントカレンダー」
お金と時間をあまりかけずに気分だけは思う存分満喫したい、kazenoyaです。
昨年から「アドベントカレンダー」を手作りしています。
アドベントは、クリスマスを心待ちにする期間のことです。本来は、クリスマス直前の日曜日から前へ数えて4つ目の日曜日にスタートします。(2017年は12月3日から)
日曜日ごとに4本のろうそくに順番に灯をともしたりもします。
「アドベント・カレンダー」は、約4週間分の毎日のところが開けられる仕組みになっていて、毎日1つずつ開けて楽しみながらアドベントの期間を過ごすためのものです。
最近では日本でもよく見かけられるようになりました。
でも、買うと案外高いんですよね。
毎年使えるタイプのものもあるのですが…そう思っていた去年、自分で作ってみようと思いつきました。
「ようは日数分なにかが入れらればいいんだよね」と発想切り替えました。息子がちょっとでもワクワクしてくれたら、それで大成功じゃないですか!
検索してみると、みんな紙袋や紙コップなどで作ってる。さっそく100均へ。
紙コップも紙袋も可愛いのを数揃えようとすると、結構な購入点数になっちゃいそう。中に入れお菓子なども、案外予算がかかるし…と思案してたどり着いたのが、この形。
クリスマス柄やXmasカラーの折り紙でぽち袋を手作りして、数字は葉っぱの形の付箋を使いました。家事育児の合間でも、あっという間に出来ちゃいます。
ちなみに折り紙と付箋は去年買ったものの残りだったりします(笑)。
これを明日、息子と一緒に壁にぶら下げます。毛糸などを壁に張り、木製の小さな洗濯バサミ(?)でディスプレイするつもりです。これも去年から同じです。
ちなみに去年は、中身に駄菓子や風船などの小さなおもちゃを入れました。
ことしは…100均でおもちゃコーナーを見ながら「こんなん、もう興味ないよなぁ」と困惑してしまい。。。
結局、夫が好きそうな小さなLEDライトとか、コンパス、腕時計(夫のに似てるヤツ)、暗証番号を入れられる鍵とかを買ってきて入れました。ラムネなどの駄菓子のほかに、覚えたばかりのチョコレートも忍ばせました。
喜んでくれるかな。
東西南北や数字、時間に興味を持つきっかけになれば、一石二鳥。
ちょっと見てみたけど、既製品はやっぱり完成度が高い。
モロゾフのとか、いつか買ってみたいです。大人のお楽しみ用に。
毎年使えるタイプも。
ザ・クリスマスって感じで素敵です。
ことしは母の手作りで勘弁してくれ、息子君。
手作り&チープな簡単なものだけど、毎晩1つずつ開けるのを楽しみに、クリスマスまでのひとときを過ごしたいと思います。
男の子だし、後何年こんな母のおままごとみたいな遊びに付き合ってくれるか分かりませんが(笑)。それまで、母頑張る。
サンタクロースを信じる理由|わが家の場合
イベントごとは乗ったほうが勝ち!だと個人的に信じています、kazenoyaです。
先日、はてなブックマークを見ていたら「何のためにサンタクロースを子供に信じさせるのか」という増田(使い方はこれでいいのでしょうか?さんをつける必要は?)があって、なぜだか心に残って、その後ずっと考え続けてしまっているので、ちょっと気持ちの整理をかねてまとめてみようと思いました。
息子はサンタクロースを信じている
わが家の5歳の息子はサンタクロースを信じています。(たぶん)
ちなみにわが家のサンタクロースも「いい子」の所だけにプレゼントを運んでくることになっております。
ある日「いい子ってどんな子か分かる?」と聞いたら「お母さんや先生の言うことを聞く?」と消え入りそうな声で答え、焦りました。すぐさま「何をすべき時か自分で考えられる子」と訂正しておきましたが。
サンタクロースを通して様々なしつけの場にもなっているように思います。
息子は「ブラックサンタクロース」のことも信じています。
可愛いものです。
本題・件の増田への私の答えは
Xmasプレゼントの渡し方をこれしか知らないから
です。
息子への始めてのXmasプレゼントは、もう何だったか記憶になにのですが、4月生まれなのでまだ8か月の頃でした。
枕元にプレゼントを用意しました。
それからというもの、12月24日の夜になるとプレゼントを枕元に置くということが恒例となりました。
1歳、2歳と物心が付いてきます。
息子にとったら、朝起きたらプレゼントがある日がある!そして、その日にはケーキを食べたり、ごちそうを食べたりする!ってのが段々に刷り込まれて行くことになります。
そして、Xmas前のある日、降園してきた息子が突然に言い出すことになります。
「きょうね!保育園にサンタさん来た!僕のお家にも来るかもって!」と。
kazenoyaの母は30ウン年前、サンタクロースに電話をかけてくれていました。kazenoyaは欲の無い子どもで、欲しいものが思いつかずひねり出して「絵本が欲しい」とか答えていました。その電話がどこにつながっていたのか?はたまたエア通話だったのか?いまだ母に確認したこともありません。
いま私は、息子に手紙を書かせようと考えています。
ようは私たち大人が、子どもへのXmasプレゼントの渡し方を、この方法しか知らないから。自分が親にやってもらったように自分の子どもにプレゼントを渡す。子どもは勝手にサンタさんを信じる道を歩むのではないか?と思ったのです。
本物のサンタは枕元にプレゼントを置くのか?
世界に視点を持って行ってみると、Xmasプレゼントの渡し方ってきっと1つじゃないんだろうな、と思います。
kazonoyaは若い頃に北欧のとある国(いちばん西側)に1年半ほど住んでいたことがあります。クリスマスの本場です。
そこではサンタクロースはプレゼントの袋を背おった白髪の老人ではありませんでした。ユール・ニッセ(jul nisse)という妖精です。
イブの夜に玄関ポーチのところにユールニッセの好物のおかゆを置いておくという風習が昔はあったようです。子どもの枕元にプレゼントを置くようなサンタクロースではありません。
で、プレゼントはどう届くかというと、大切な家族や友だちが事前に送ります。
日本で言うとお歳暮みたいな感じでしょうか?
「ママからパパへ」「おばあちゃんから孫へ」みたいな感じで、一人がたくさんの人に贈るので、Xmas前はクリスマス商戦が華々しく、みんな破産を心配しなければならないほど(笑)でした。
届いたプレゼントにはメッセージが添えられていて、そのすべてがツリーの下に集められます。当日までに続々と増え続け、ツリーの下にはプレゼントの山が出来上がります。1つずつ誰から誰へのプレゼントなのかを家族で読み上げながらプレゼントを開けるのが醍醐味です。
そもそも、サンタは本当にいるのか?
世界で認められるサンタクロースが一同に集う「世界サンタクロース会議」というものがあります。
昔、「サンタのおばさん」という絵本を読んで知りました。
サンタクロースはいることになりますね。公認メンバーが会議を開いているのですから。
日本で有名なサンタクロースと言えば
フィンランドのサンタクロース
サンタクロース村の近くの山中に妖精とともに住んでいて、手紙をもらったり、返事を書くことが出来ます。絵本に出てくるサンタさんのイメージはフィンランドのサンタさんのものが多い気がします。
オランダのサンタクロース
オランダでは「聖ニコラス」という聖人を祝うお祭りがあり、これがクリスマスの原型とも言われているそうです。
北部オランダでは毎年12月5日(聖ニコラスの日の前夜)にシンタクラースを祝って贈り物を送る風習がある。
情報源: シンタクラース - Wikipedia
こんな所でしょうか?
子どもの喜びは親の娯楽だったりする。
ぐだぐだ書いていますが、今現在、息子にサンタクロースを信じさせている事実は事実。それなのに実際プレゼントを用意しているのは私たち親なのも確かです。
言い逃れは出来ません。
多分「しつけに都合がいいから」信じさせているのだと思います。
でもさ。
楽しいじゃないですか?
素直に信じる子どもの眼差し、可愛いじゃないですか。
それにサプライズはイベントを盛り上げます。
朝、プレゼントを見つけた時の子どものはしゃぎようは、ほんと、この時期だけのものです。息子は「プレゼントが届いた!」高揚感ともにクリスマスのイベントを楽しみます。
そんな息子を見ながらのクリスマスはkazenoyaにとっても最高に楽しいクリスマスになります。
大人だけでこんな純粋な楽しみ方なんて出来ません。
子育て、ものすごく大変なんだからこんな時ぐらい楽しまなきゃ!
ようは親の娯楽です。親の勝手です。
サンタクロースはいると嘘をつくと、親子関係が破綻するとかいう記事もどこかで読んだ気がするけど…実際いるんだし、嘘じゃない。親も「サンタクロースはいる」と信じて、一緒に楽しんでしまったもん勝ちなんじゃないでしょうか?
5歳児とYouTube|13歳未満は見ちゃダメだったんだ!
情報過多な現代で子どもを育てることの難しさに直面しつつあります、kazenoyaです。
先日、小学生の保護者向けに企画されたネット、SNSから子どもを守るための講演会を聞く機会がありました。
その中で知ったのが「YouTubeKids」の存在です。
YouTubeとはほぼ無縁だった、これまで
これまで息子にあまりYouTubeを見せてきませんでした。私自身もほとんど見ません。なので、最近までYouTubeとの接点は一緒に歯ブラシの動画などを見るぐらいでした。
でも、ここへ来て夫がテレビにYouTubeを設定したのをきっかけによく見るようになりました。
息子が好きなのは子どもが出演するもので、おもちゃや観光地などのレビュー動画です。
こんなやつです。めちゃハマってます。
YouTubeKidsってなに?
実はYouTubeは13歳以上しか見ることが出来ないということになっているようです。YouTubeはもちろん、テレビもあまり見ないkazenoya。ぜんぜん知らなかった〜。
わが家はテレビや動画関連は夫の得意分野です。
でも、親のスマホとかで見ている小さな子って対象外なのか?自分では見てはダメということ?と疑問に思い、自分で利用規約を見に行ってみました。
12. 本サービス条件を受諾する能力 お客様は、お客様が20歳以上の成人であること、又は法的に効力のある親若しくは後見人の同意を有すること、並びに本サービス条件に定める条項、条件、義務、確約、表明及び保証を締結し、本サービス条件に従い、これを遵守する完全な資格及び能力を有することを確認します。いずれの場合も、本サービスは13歳未満の子供による利用を意図していません。あなたが13歳未満の場合、YouTubeウェブサイトを利用しないで下さい。あなたに、より適しているサイトが他にも沢山あります。あなたにそのサイトが適しているか、ご両親に相談してください。
情報源: 利用規約 - YouTube
20歳までは保護者管理の下で視聴可能。そもそも13歳未満は見るなってことのようです。知らなかっただけでは済まされないですよね。
そして、このより適しているサイトというのがYouTubeKidsってことで良いのでしょうか?ちなみにYouTubeKidsというのはアプリのようです。
情報源: YouTube
5歳、これから自発的な視聴も増える
少し前に、子どもがYouTubeを真似て行ったことでボヤ騒ぎ、というニュースがありましたよね。
わが息子も、小さい小さいと思っていても、早5歳。あっという間に個が確立しつつあります。自我もかなり強いです。
自分の興味を自分で広げて行くお年頃になると、逐一親が目くじらたて続けるわけにもいかなくなります。学校へ行くようになり、学習でも利用するようになればなおさらですよね。
今はまだ、同じような動画を見ているだけですが、YouTubeというのは関連動画などで次々様々な動画を見続けることが出来ます。そして、子どもの判断力は大人のそれとは違います。同じ動画を見ても、大人が「まさか」と思うようなことを信じてしまう可能性がゼロではないことが、やっぱりちょっと怖いです。
Kidsには適正なフィルタがかけられているのでしょうけど…。
こういうことは、YouTubeだけの問題ではなくて、もっともっとたくさんあるんでしょうね。わが家のガイドラインというのか、そういうものを、夫と一度ちゃんと相談しておかなければ、と思いました。
「疎いから」「知らなかった」だけでは済まされない。親もきちんと情報を収集しておかなければならない時代ですね。
息子が怖い絵本・第二弾『へいわってすてきだね』
あまりに怖がりな息子がちょっと心配です。kazenoyaです。
通っている図書館で「怖い絵本」によく出会う息子です。
これは、本当に怖かったと思います…結構、トラウマ級。
こちらの絵本も、現在息子のトラウマになりつつあるようです。
【へいわってすてきだね】
これを借りたのはもう1か月以上前です。
この本で「戦争」を知った息子
「ぼく」が平和について考える内容です。
図書館に行くのは金曜日の降園後が多く、選ぶ時間はあまりたくさんありません。なので、表紙だけ見てパパッと借りてしまうことが多いです。
この絵本の絵は、息子がよく読む絵本の絵になっていることが多いので、息子的には「きっと面白いだろう」と気軽な気持ちで借りてきたことと思います。
ご時世的なものなのでしょうか?面出しして並べてあったので、なんとなく手に取ったものと思います。
息子が手に取ると私が横からすかさずタイトルを読み上げ、そのタイトルが気に入ると借りてくるという流れが出来上がっています。
一貫して明るい色彩で描かれているのですが、中に見開き4ページ分だけ、真っ黒で戦争について描いてあるページがあるのです。
そこが息子にとってとっても怖かったようです。
死や戦争について聞きたがる
この絵本を読んで以来、人はどのぐらい生きられて、いつ死ぬのか?どうして戦争が起こるのか?といった、とても深い質問攻めにあっています。
「なんで戦争するの?」「人間はあんまり長く生きられないんだよね?」と言った具合です。
息子の言葉で分かるように、真摯に向き合って答えるようにしています。
例えば「おじいちゃんは80歳でしょ?息子君はいま5歳。5歳まで長かったけど、それをもう一回やるとやっと10歳。おじいちゃんはその10歳を8個分生きているんだよ」など、5歳児に説明する難しさを目一杯感じています。
ちなみに絵本を読んだのは1回きりです。
絵本は持っているものも借りて来たものも、ほとんどを枕元に置いているのですが、それが怖いようで「早く返しに行こう」と言われました。「まだ返す日にちじゃないよ」と言うと「隠して欲しい」と言われました。
隠すと今度は「どこにあるの?」と聞くので、図書館通い用の袋の中だと言うと沈黙。子どもながら我慢していたようで、やがて返す日になり、息子はやっと、「怖い絵本が家の中にある」という恐怖から解放されました。
と思いきや、今度は「図書館の先生にもっと遠くの図書館に返してもらうように言いたい」と。
これにはさすがにびっくりしました。
ヒーロー物は平気じゃん!
絵本を返して1週間以上たちますが、今でも、夜寝る前などにポソッと「戦争が怖い」と言います。今朝も登園前にブツブツ言っていました。
まぁ、本当に怖いよね、とその気持ちに向き合いつつも、映像で見たわけでもないのに、なんでこんなに怖いのか?と考えてしまいます。
キュウレンジャーとかドライブヘッドとか、平気で見てるじゃないか!
「バーン!」とか、「バビューン」とか、敵を攻撃する真似するじゃないか!
と突っ込みたい母。
あれは怖くないのか?ととっても不思議です。
結論・解決策がない=怖い
そこまで考えて、ふと、「仮面ライダー」は怖がることに気がつきました。
勧善懲悪の分かりやすさから、ちょっとだけ大きい子向けというか、不安要素が織り混ざるような気がします。気のせいでしょうか?そして、シリーズを通した大きなテーマがあり、1話で完結しません。結論が出ないのです。
戦隊物はとりあえず変身して強くなり、ロボットが出てきて一件落着という1話ごとの流れは決まっていて、1話の間に完結し、変身・ロボットという「悪」に対する解決策が用意されていることが安心につながっているのかもしれません
不確かなものは不安につながる…けど。
戦争が怖いものだということはまぁ間違いない事実だと思うので、息子が絵本と出会ってしまったことも、そしていま、戦争というキーワードにとってもセンシティブになっていることも、しょうがないことだと思います。
ですが、息子の怖がり方はちょっと度を超している。
大人も子どもも、未来への不安は人生への怖さにつながるのかもしれませんね。
「分からないものは怖い」←オバケが怖いのもそうですよね
分からないものを分からないまま置いておける人は強い。
なんでも解決してしまえる人は、強そうでいて、実はそうじゃない気がします。