青唐辛子のヒリヒリには重層が一番効いた
久しぶりに調理でひどい目にあいました、kazenoyaです。
青唐辛子で火傷のようなヒリヒリ、痛み、熱さ。もうホント、散々でした。
息子の着替えや風呂入れもしてあげられません。ずっと冷水に手を浸し、ネットで調べて油やら牛乳やら試してみるも撃沈。
結果重層手荒いで改善したのですが、もう絶対にこんなアホなことはしないぞ!と固く心に決めた出来事でした。
そもそも、なんでこんな目にあったのか?
元々辛い料理が好きだったのですが、出産後は授乳もあり、夫がスパイス苦手だったこともあり、唐辛子と無縁の生活を送っていました。
でも、浅漬けを作るときなどにちょっと物足りなく思うことが増えたため、ことし、猫の額ほどの畑に唐辛子を植えたのです。そして先日、収穫しました。
収穫時に、青唐辛子もたくさんありました。
捨てるのももったいないな、と、晩ご飯を作るついでに「とっから味噌」を作ってみようと思い立ったんです。
とっから味噌はこんなやつです。
kaznoyaの住む地域では青唐辛子のことを「こしょう」と呼びます。作り方は単純に味噌に混ぜたものや、麹を使って作る方法などいろいろあるようです。ピリリと辛くてご飯のお供にぴったりです。
そして、その調理時に私は、何を思ったか、素手で、さらに水の中で種を取るという暴挙に出てしまいました。
久しぶりすぎて、青唐辛子の危険性を忘れていました。
ひどい痛みとピリピリ感。洗っても何をしても駄目
青唐辛子で火傷のような症状が出ることは、もはや常識のようです。「青唐辛子 火傷」で検索するとザクザク出てきます。
「兵器だった」とか。
青唐辛子を多く使う食品加工の現場などでは、ゴーグルにマスク、ゴム手袋などが必須のようです。目を痛めてしまうこともあるんだとか。
私はそんな危険な青唐辛子の種を「簡単に取るには?」と考えてボールにためた水の中に半割にした青唐辛子をぶち込みました。そこで落ちる種は落ちるだろうと考えたからです。
でも全部は落ちなかったので、手でこそぎ取りました。
とたんにヒリヒリしだした指先。
「あ、手袋するんだった」と思い出したものの後の祭り。
でも「ちょっと気になる」程度だったため、そのまま調理を続行。途中でどんどん痛みが強くなってきたので、石けんで手を洗ったり、流水で流したりしながら続けました。
そして夕食を食べ始めようと思ったら、まさに「火がついたよう」に痛くなりだし…。
保冷剤で冷やしながら食べ、あまりに痛いので冷水に浸けたりしました。
この「冷水に浸ける」が良くなかった。
カプサイシンだかが手全体に広がって、もう全部が痛い。「ヤバい!」と危機感を覚え、Googleさんに頼ることにしました。
対処法として一番多く出てきたのは
油
牛乳
コーヒーの粉
でした。
まず試したのは油。
オリーブオイルを少量手に取り、全体にもみ込んで石けんで洗い流す。
流してすぐは「ちょっと良くなった?」と思うものの、手を拭いて席に戻るともう駄目。熱い!痛い!続行。
牛乳は手を浸すというものでしたが、結果は同じでした。コーヒーは、粉を「この痛い手にこすりつけるのか!」と体が拒否したのと、ちょっともったいないなと思ったため試しませんでした。
後はお湯に浸けるなどの対処法が出てきましたが、そのどれも効果はあまり変わりませんでした。
そして風呂。
お風呂に入ったら良くなる?と思ったけれど、まず、お湯に手が浸けられない。あまりに痛すぎて。その異常さに危険を察知して自分の指を舐めてみると、
「……辛い!」
これは…あれだけ洗ったのに、まだ指先に辛み成分が残っているなんて思いもよりませんでした。
「火傷」状態で痛いのだと思っていたので、これは誤算。辛み成分が残っているんなら、息子を洗ったり、世話したり、同じお湯に入ったら、息子もどこか痛くなるかも…と。
そして、手をお湯から出したままお湯に浸かり、早々に風呂から上がった私。
もう息子は、母の異常事態に、いつもの騒々しさもわがままも封印してフリーズ状態。
重層クレンザーでゴシゴシ、で改善した!
寝かしつけも夫にお願いしなきゃ駄目かな?と思いつつ、最後の挑戦。
「成分が残ってて痛いんなら、こすり落とせばいいんだよね?」と思い立って、重層を少量の水で溶いて、クレンザーのように使い、手をこすり洗いしてみたら…。
こんなにヒリヒリしてるのに、粉状のものでこするなんて自殺行為だと思っていたんですけどね。もしかしたら、手荒れがひどい方にはむかないかもしれませんね。
でも、実際やってみたら、私はこれが一番良くなりました。
ヒリヒリ改善後、指を舐めてみたらまだ辛い(笑)。
青唐辛子、恐るべし。