大丈夫!息子は「引きこもり」で伸びるタイプ
長い長い夏休みを経た息子の成長に目を見張っている、kazenoyaです。
家族の夏休みの日程がズレていたために、9〜20日までと驚くほど長く休んでしまいました。その間、10・11日だけ、息子を母に預けて少しだけ仕事しましたが(来月の収入が不安です)。
本当は自分のサイトやブログの更新だけは少しぐらいやろうと思っていたのですが、結局家族ファーストで過ごしてしまいました。でも、がっつり子育てに向き合う時間は、とても大切だと感じます。
さて、長い休みの後はいつも子どもがひとまわり大きく成長している気がするのはわが家だけでしょうか?
休み好き、家好きの「引きこもり予備軍」のような息子
息子は、出掛けるより家が好きです。毎朝ベッドの中で「きょうお休み?」と聞き、寝る前にも「明日お休み?」と聞きます。
一見するとちょっと心配な様子に見えますが、息子の場合は発達上の特性からか、集団生活について行くことが、とても疲れるようです。
さらに、アウェイでいろいろ未知の経験を楽しむよりは、家で自分の好きなおもちゃで遊ぶほうが好きなようで、
「キャンプに行きたい」
「おばあちゃん家に行きたい」
「大きいおもちゃ屋さんに行きたい」
などとはいうものの、行きと同じぐらい、帰りを楽しみにしています。
帰ってくると、ものすご〜くのびのびと自分のおもちゃで遊びだします。
そんな様子を見ていると、モロ「引きこもり」気質なんだなぁって思います。「家、好きだよね」って。
忙しがって余裕のない「母」もイヤ
さらに、息子は私が家事をするのが嫌なようです。
仕事は基本、息子が保育園へ行っている間だけにしているのですが、日々の生活ではなかなかそうも行かず…。
特に夫が残業の日は(そうは言っても8時前には帰ってくるのですが)、息子を9時までに寝かせようとすることに、かなりの苦労を強いられます。
核家族なら夫がいないほうがラクなんでしょうけど…。
一緒に住んでいる以上、80を過ぎたおじいちゃんに「勝手に自分で食べて」というのも酷でしょうし。
まぁ、夕食作りを手抜きできない以上、夕方の時間を息子と一緒に過ごすことが難しい。
息子はそれが寂しいらしく、息子はよく
「お母さんがご飯を作らなくていいお家を作る」
と言います。
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(ディズニージュニアでやっている「マイルズのトゥモローランドだいさくせん」というアニメに出てくる「ステラ」という人工知能?を積んだ宇宙船「ステロスフィア」のような家、という意味らしい)
そんな発言をさせてしまう自分にも反省。
息子は、帰宅後の余裕のない母も嫌なんだろうなぁと思います。
リラックスできる「お休みの日」
そんな余裕のない母も、休みの日はのんびり。
おじいちゃんも基本は男手でなんでもやるタイプだったようなので、あまり気兼ねはありません。昼食も外食してしまうこともあれば、夕食は作らずにBBQにしてしまうことも多いです。
作る時も夫がいるので息子は夫と遊べます。
そんな家庭環境の中では、息子はとてもリラックスしているように見えます。
持っているおもちゃをすべて出してるんじゃないか?というぐらい部屋は荒れ、買い物に誘っても「おじいちゃんとお留守番してる」とドヤ顔(なぜドヤ?)。
好き放題やっているようにも見え、放任しすぎ?「こんなんでいいのか?」と不安になるほど自由にお休みを満喫しました。
伸びる環境は人それぞれ
そんな自由度満点な夏休みを過ごした息子ですが、
お休み最終の土曜日には、近くの夏祭りでスラックラインの体験をやっていて、それに初挑戦しました。
スラックラインってこんなやつです。
初心者では立つのも難しいらしいのですが、息子は意地を張って誰の手助けもはねのけ、自分だけの力でラインの上を歩きたいと悔し泣きを始めました。
何を言っても頑として止めず、他の人のあまり迷惑にならない一番端っこをあてがわれて泣きながら何度もチャレンジする姿に「まずいぃ〜帰れないぞ」と思ったのですが、なんとか止めて帰途につくことが出来ました。
帰り道、視覚障害者用誘導ブロックをラインに見立てて「練習するの」と歩きながら泣いていました。
悔しいのに止められたんだね、と母、ちょっと感動。
ある程度の負荷(ストレス)をかけて伸びる子もいるんでしょうけど、今の年齢の息子を見る限りは「〜〜時までに準備をしましょう」などと制限があるよりも、自由にやっている中で自発的に動くほうがいいのかもしれません。
好き放題させすぎたかな?という不安は杞憂だったのかも。
そして今朝、息子は、恥ずかしい気持ちになったりすると、言葉が出てこなくなるのだということも自分から話してくれました。
「返事をしなくても聞こえてないわけではない」
これまでは私の想像というか、憶測でしたけど。。。
自分の気持ちに気づくことが出来るということ、そして、そのいろんな感情を、的確に選んで言葉に出来るほど、大きくなったのだと感心したのでした。