いい妻、いい母の呪縛

言及していただきました、kazenoyaです。

 

本当に久しぶりのブログです。まだ、めちゃ忙しいです。泣きたいです。

 

そんな中、過去に書いたブログを言及していただきました。(うれしい!)

 

 

ポン助 さんのブログは、いつも率直な言葉で書かれていて、心をえぐるような、読んでいて「うっ」となることが多いです。お一人で家事に育児に真摯に奮闘されている様子が伝わってきて、ただただ「すごいな」と読ませていただいています。

 

ponnsuke.hatenablog.com

 

ちなみに、言及してもらった記事はこちら↓

kazenoya.hatenablog.com

 

きっと、似ている部分が多いのかもしれません。

 

今回は、特にこの部分、家族の好き嫌いを考慮して献立を考えている言い回しに、大きな親近感と「うっ」ポイントがありました。

 

家族の好き嫌いという問題が絡むことで、一気に苦手意識が出てしまうのだ。

 

夫はあれがダメ、これがダメ。

上の娘はあれがダメ、これがダメ。

下の娘はあれがダメ、これがダメ。

 

家族三人の好き嫌いを考慮していると、どんどんどんどん選択肢の幅が縮まってしまうのだ。

 

これ、私もよくあるんです。

うちの場合はアレルギー持ちの息子と、偏食の夫、80過ぎの義祖父に〝食べてもらうため〟の献立作りです。

 

必要のないようなことまで、みんなの事情を考慮した夕食を作る癖があります。忖度?(笑)

 

 結果、献立作りのハードルが上がる。

 

「家族みんなに、おいしく完食してもらいたい」一心で、いろいろ考えて作ったお料理。

 

毎日、家族に合わせて料理していると、いつも同じような食卓になってくる。そして、kazenoya的には、実はそれもイヤやだったりします。

 

「たまにはちょっと変わったもの食べたいじゃん。自分好みの夕食だって作りたいし」

 

なんて、色気を出してアレンジメニューにチャレンジする日もあります。

 

変わったレシピの日、全然食べないうちの男子たち(笑)。いつまでも残ったりすると、ホント、いたたまれない。それが疲れているときだったりすると、思わず爆発したくなることだってあります。

 

結局いつものメニューに落ち着いて、でも心では納得していなかったりするので、「将来のお嫁さんが苦労するだろうな」なんて気の早いことを考えてみたり。もう、ほとんどジョークの世界です(苦笑)。

 

実は、ハードルの低い夫。

 

夫と一緒に住み始めた頃、「素」を使わない私の料理スタイルを驚かれたことがあります。

皮から作るギョウザや、冷蔵庫で管理していたぬか床、当時、味噌も手作りでしたし、カスピ海ヨーグルトも作っていました。

 

夫は、父子家庭育ち。

 

「麻婆豆腐って素で作るんじゃないんだ」と素で言うような人でした。

 

言って見れば、手抜きし放題な新婚生活のスタート。

 

kazenoyaは出来ることなら加工食品は使いたくないし、出来るだけ安全な調味料を使いたい。譲れる部分と譲れない部分のライン引きを、自分の中で微調整し続けて来たように思います。

 

余裕のなさから下がり続けるライン

 

高齢結婚組としてはありがたいことに、結婚後すぐに息子を授かりました。

 

日々育児に追われることになり、その余裕のなさから、手を抜くことを夫が教えてくれたように思います。

 

「1週間ルーティン献立でいいのに」

「全部作らなくてもいいよ」

「カップラーメンにしようよ」

 

最初は頑だった私も、少しずつ変わっていきました。

 

「イザという時のために冷食をストック」

「家族が好きなのなら、たまにはレトルトもいいじゃないか」

「ジャンクが食べたいときもあるよね」

「納豆ご飯が続いたって、息子が好きならそれでよし」

 

葛藤からイラ立つ日もあった

 

これらは、お料理だけでなく、家事全般に言えることかもしれません。

 

「洗濯と洗い物は夫に任せた方がいいのかも」

「ホコリぐらいじゃ死なないし」

「お母さんは忘れん坊だから、みんなが頑張って覚えててね」

 

そう割り切ったつもりでも、ふいに顔をのぞかす「良い妻、良い母の呪縛」がありました。いまでもあります。

 

「息子がアレルギー持ちなんだから掃除ぐらい頑張ろうよ」

とかね。

 

「あはは〜」と笑ってごまかすぐらいの図太さが欲しい。

食物アレルギー&発達特性のある息子を図太く育てるだけの、子育てに対する自信・信念が必要です。

 

私の自己肯定感を上げてくれたのは、やっぱり夫。

 

「私には私の子育てしか出来ない」

「鳶が鷹を産む(育てる)ようなことはないのだよ」

 

と、いまでは、ある意味開き直っています(完全じゃありません。実のところ、ゆらぎっぱなしですけど)。

 

それが(曲がりなりにも)出来るようになったきっかけは、夫の言葉だったりします。

 

「息子はkazenoyaにしか育てられない」

 

いつ聞いたのか?定かではないですし、夫も覚えていないかもしれません。もしかしたら、私が思っているような意味合いで言ったのじゃないのかもしれない(私のファンタジーだったりして(爆))。それでも、この言葉がお守りのように私の心の支えになっていることは確かです。

 

この夫の言葉が私の自信になり、息子の育児に関しては、ちょっとやそっとのことでは動じなくなりました。

(普段は、というか本質的に、私をほめたりすることはほとんどないタイプです。それだけに、うれしい言葉でした)

 

わが家の育児の困難さは、私や夫にしか、本当の意味では理解されないことです。

 

対外的に「良い妻、良い母」じゃなくても、時には後ろ指さされるようなことをしているかもしれなくても「とりあえず、いまをなんとか乗りこなすことの方が先決」です。

 

好き嫌いから話は逸れましたけど。子育て大変!ってことで。

 

育児の重圧を一挙に背負って大変なママさんたちが、ひとりでも減りますように(自分も含め)。

 

コメント欄を承認制にさせていただきました

引き続き、怒濤の忙しさの中を生きています。kazenoyaです。

 

コメント欄になにやら不思議な英語のコメントがつくようになってしまいました。

「オンラインファーマシー」という英語サイトのアドレスへの誘引のようです。

 

そのつど手動で認証待ちに戻していましたが、なかなか俊敏な対応が難しく、いったん、コメント欄を認証制にさせていただきました。ごめんなさい。

 

息子が保育園の最後の一年間を別の園で過ごすこととなり、転園の準備もあることや、私の仕事が「あわわ」な状態のため、更新も出来ずにいることが、原因なのかもしれません。

 

正常状態に戻ったら、また戻したいと考えています。

それまでご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いします。

食べ物をくれる手に噛み付くのを恐れないこと

若かりし頃の愛読書をもういちど読み返したい、kazenoyaです。

 

近頃、働く女性たちの【妊婦・子持ち vs 独身】な構図をよく目にします。

 

バリバリ働いていて、ママになったとたん、時短などで独身女性たちに負担がまわってきて…的な話しが多いですが、これって、単に子どもがいるか?いないか?が問題じゃない気がします。

 

 

自分が母になって大きく変わったこと

 

私自身、ずっと働いて30代の半ばまで過ごしてきました。

職場はママさんたちが多いところで、やはり気を使うこともありましたが、苛立つようなことはありませんでした。

 

kazenoyaの母親はバリバリのキャリアウーマン。会社を経営していました。

そんな母が10代の私に諭すように伝えた言葉のうちのひとつに、こんな言葉があります。

 

「仕事のことは仕事で解決。この世のことはこの世で解決」

 

当時はなんとなく聞いていましたが、自分が社会に出て、実際に組織で働くようになると身に染みました。

 母は「仕事でやったことは仕事で解決する。この世でやったことはこの世で解決する」という意味で言ったのだと思うのですが、kaznoyaは発展して、「仕事で解決出来ない問題は仕事に持ち込まない」という意味にも捉えました。

 

この世で…の方は、命で責任を取るなんていうのは、もってのほか!という意味も含まれているんだと思います。結構重いんです。

 

会社は個人の人生までは責任を負ってくれないものです。

自分の人生や自分の尊厳、自分の時間は自分で守らないといけません。

 

ここの所が、子どもを授かって以来、さらに腹が据わったように思います。

 

子ども時代は戻らない。

でも、大人だって大切な時間を生きている

 

子どもの幼少期は大切な時間だと思って育児しています。家族だって大切にしたいです。

もし、なにかがあって家庭が壊れたり、体を壊したりしても、会社が責任を負ってくれるわけではありません。

 

ことわが子のこととなると、切羽詰まって、子ども時代を大切にしてあげたいと思うものですが、本来、大人の時間だって取り返しのつかない、大切なものです。

 

婚期を逃そうが、恋人に逃げられようが、なんら企業には関係のないことです。

 

体を壊したり、心を壊したり、過労死したりしてさえ、お金を出してくれるだけで、人生のやり直しは用意してくれません。

 

対策は、会社が考えること。

 

ひとつの仕事がうまく進まず、会社が不利益を被る時、対策を考えるのは、実は会社です。

 

そこのところに責任を感じて、「自分さえ頑張れば」と自己を犠牲にする日本人、多いように思います。

 

お給料をもらっているから?社会的な居場所として、その会社にしがみつきたいから?

理由はわかりませんが、そうまでして頑張らなければいけないものでしょうか。

 

必要に迫られないと変われないのは個人も企業も同じなのかもしれません。

 

昔読んだ本を思い出しました。

 

「大事なことはみーんな猫に教わった」

大事なことはみーんな猫に教わった (小学館文庫)

大事なことはみーんな猫に教わった (小学館文庫)

 

 

緩い感じの猫のイラストに、教訓的なことばが散らされている絵本です。

猫が自由気ままに暮らして、人との安心出来る生活を手に入れている様子が描かれていて、本当にのほほんとする内容です。

始めて読んだのは二十歳そこそこの頃だったと記憶しています。

 

それから手あかにまみれるほど読み、誰かにあげました。

いままた、手に入れたい。

 

そんな私の愛読書です。

 

私の読んだ物は文庫本でしたが、ハードカバーもあるようです。

 

大事なことはみーんな猫に教わった

大事なことはみーんな猫に教わった

 

 

その中にこんな一節があったように記憶しています。ウロですが。

 

「食べ物をくれる手に噛み付くのを恐れないこと」

 

噛み付いたっていいじゃない。噛み付かないと、何がいやで、何をして欲しくないか、伝わらないです。

 

独身女子たち(もちろん男性たちも!)は、自分のために会社に無理をいうことを、ちょっと意識を持ってやってみたらいかがでしょうか。

 

それで解雇するような会社なら、こっちから願い下げ!ぐらいの気概で。

 

多くの母たちは、会社を解雇されて路頭に迷うよりも、子どもが悲しむこと、心を病んでしまうこと、それで子どもの一生を台無しにしてしまうことのほうを恐れているんだと思います。

 

もちろん、最低限業務が滞らないように、自分の使える時間や手駒をきちんと見せて、頑張るママさんがほとんどでしょうが。

 

私も、今現在、裕福な子育て環境ではありませんが、もし本当に路頭に迷ったら、親でも行政でも使えるものなんでも使って頑張ろうって、腹をくくっています。そして、出来る限りの範囲で会社の役に立てるように、心がけて働いているつもりです。

 

いま、企業にむちゃな使い方をされているどんな人も、それぐらいの愛情を持って育てられて来た人ばかりだと思います。

 

だから自分の人生、自分の尊厳を大切にしないと。

きっとあなたのお母さんが悲しむと思います。

 

ピーナッツ|食物アレルギーの1泊入院負荷試験に行ってきました!

子どもの病気にまつわる看病とそれを取り巻く環境が改善することを心から願う、kazenoyaです。

 

先日、1泊入院でピーナッツ食物アレルギーの負荷試験をしてきました。2回に分けて0.5グラムの落花生が入ったカボチャケーキを食べました。

 

結果は…ピーナッツ0.5グラム解除!

 

週に2・3回、0.5グラムのピーナッツを食べ続けることになりました。

 

息子と一緒に!始めての入院体験。

 

不謹慎だけれど、ドキドキワクワク。

もちろん、ピーナッツを食べることに不安がないわけじゃなかったけれど、病院内であることでの安心感の方が大きかったです。

 

なによりも息子と初の入院体験。家事からも解放されるので、ひたすらベッタリタイム。ちょっと楽しみでした。

 

ですが、私は補助ベッドで寝るのか?息子、始めての1人ベッドで寝られるのか?と、こちらの方がちょっと不安。

 

さらに、息子に提供される食事やおやつ、負荷試験用のケーキ以外は、病棟内への飲食物の持ち込み禁止で、「お母さんは外来側にもうけられた家族ラウンジで食べてください。冷蔵庫や電子レンジもあります」とだけ言われていて、自分が食事をとれるのか?の不安もありました。

 

本当に何にも持ち込めない&食べれない。

 

息子はよく食べるので、ぜったい病院食だけでは足りない。

 

そう思った私は、一緒に家族ラウンジで食べようと、息子用の食べ物や飲み物も用意して入院当日を迎えました。

 

でも、それはかなわない夢でした。

 

さすがのこども病院。息子は入院後は病棟外に出ることも出来ず…。食べ物&飲み物は病棟内には持ち込めないので、持って行った食べ物は無駄に。

 

やぱり不安だったので、看護師さんに申告。

「ぜったい食事量が足りないと思うのですが…」

 

「じゃあ、昼食はその後の負荷試験に関わるのでそのままで、夕食はご飯の量を増やしますね」と白飯を150gに増やしてくれる約束を取り付けました。

 

ちなみに小学1年生用が120gだそうです。

 

めちゃスムーズだった負荷試験

 

小さな白飯のおにぎり2個と、申し訳程度の野菜スープの昼食を食べ終わり、腹ぺこで挑んだピーナッツ0.5gの負荷試験。

 

食べてくれないトラブルとは無縁でめちゃスムーズ(笑)。

 

0.5gなので、ケーキの量はほんのわずか。

 

息子は残った方のケーキを指差して

「こっちも食べる」と。

 

担当医師さん

「こっちは1時間後です」。

 

そうだよねぇ(笑)。

 

順調順調!と思っていたら、2回目を食べ終わり、あと少しで1時間経過して試験が終わる!って頃になって咳き込む息子。

 

でも軽くて、まぁ問題ない感じで終了しました。

 

担当医師に、

「ちょと咳が心配なので、次回の外来までは0.5gを継続してください」と言われました。

 

咳がなければ、自宅で少しずつ量を増やす予定でした。

 

おやつはゼリー1個。

 

夕食まで待てない息子。

ずっと「ご飯」って言ってた。ひもじい思いを経験することなんて、今の時代あまりないので、これはこれで、良い経験だったのかも。

 

ちなみに夕食は、ご飯は増やしてもらったけど、おかず量が幼児用。やっぱり足りずに寂しい顔をしていました(笑)。

 

家族ラウンジは、ちょっと異様だった

 

息子の食事の後は、家族ラウンジで自分の食事。

看護師さんに声をかけてごく短時間、病室を外します。

 

ウッディで暖かい内装の家族ラウンジで、息子のために持って行っていたハムおにぎりと、自分用に持って行っていたカップ麺をすする。

 

冷蔵庫には指定のコンビニ袋に食べ物を入れて各自名前を書いて置いておけました。お湯を沸かす電気ポットと、レンジ・トースターもありました。

 

でも、雰囲気は「ラウンジ」というやわらかい感じではまったくなく、誰かのお母さん、お父さんと思われる人たちがそれぞれ1人ずつで壁とにらめっこしながら黙々とコンビニご飯やカップラーメンを食べていました。自分もそのひとり。

 

子どもの看病中なのでしょうがないのかもとは思いつつ。

 

親が元気じゃないと、子どもだって病気と頑張って戦えないじゃんと思ってしまう、kazenoya。ちゃんとしたもの食べないと元気になれないよ?

 

もっと健康に配慮した食事が子どもと一緒に食べられるように、付き添いの環境も良くなればいいのに。

 

そう思っていたら、

「子どもと離れられるのもある意味ありがたい」と話していたお母さんがいて、ちょっと考えさせられました。

 

子どもの看病は、ちょっとやそっとの苦労じゃないのだろうな。

 

小さなベッドで身を寄せ合って眠った

 

看護師さんに補助ベッドの必要を聞かれましたが、補助ベッドは別途コストがかかるということもあり、息子のひとり寝が不安ということもあり、添い寝を選択しました。

 

小さな病院ベッドで息子とに蹴られながら身を寄せ合って眠りました。

 

夜間もいろいろな電子音や泣き声があって全然寝られなかった母。

爆睡していた息子。

 

母が思っているより、たくましく成長しているなぁと感じられ、貴重な一夜でした。

 

でも、1泊だから頑張れたけど、続いたらしんどいだろうな。(親が)。

 

息子は5歳だから、ひとりで病室にお留守番も出来たけど、イヤイヤ期や後追い期の赤ちゃんなら、ひとり病室に置いて家族ラウンジに行くのも大変だろうに。

 

そう痛感した、初入院体験でした。

 

システマチックな書類置き場を作らねば!今に絶対なにかやらかす。

怒濤の2月が去って行きました、kazenoyaです。

 

確定申告やらなにやら、毎年忙しい月ですが、ことしはホント、怒濤だった。ブログもぜんぜん、更新できませんでした。読者になっていただいている方に、申し訳ないです。ごめんなさい。

 

日常生活も散々なことになっていて、保育園や行政から届く年度替わりのための様々な書類が、もうあと少しで石油になりそうです。

 

ぜったい何か忘れそう。

 

2月は、仕事が忙しい

 

毎年、年度末を前に仕事が忙しい時期です。

フリーな立場で働いているので、仕事量と収入が比例しますが、通常月の1・5倍ほどになります。

 

お財布にはありがたい。でも、主婦としてはあまりうれしくない。

 

仕事好きなのでいいんですが、自分で管理してこなしていく仕事なので、家が書類だらけ。整理出来ずに、仕事机の上が散乱したまま日をまたいでしまっています。ヒドい有様です。

 

アレルギーと発達支援の提出書類

 

保育園の給食とおやつを、除去食で提供してもらっています。

毎月の献立チェックはもちろんですが、年度替わりには病院からの診断・指示書を提出しなければなりません。それにともなって懇談もあります。

 

さらにことしから通い始めた発達支援の運動教室。

 

通所利用にかかるなんちゃらという書類が届き、病院からの「診療情報提供書」とやらが必要と。

 

取り寄せ、取り寄せ。

 

保護者会がなにやら頑張っているようだ

 

お世話になった先生全員に寄せ書きをプレゼントするようです。

 

子どもの写真を貼って、書き書き&子どもが描き描き。

 

これも堆積書類に埋もれてしまいそう。気をつけないと。

 

ピーナッツアレルギー負荷試験の入院の書類

 

同意書や当日の流れ、注意事項など。

付き添いの食事はどうなのか?どこで食べることが出来るのか?

 

すべてに目を通して記入しないと。これだけは埋没しないように。

 

登録ボランティアの更新

 

こういうのも年度切り替えなわけよね。

当たり前だけども。

 

 

と、ワタワタ過ごしつつ、ふと疑問。

 

今こんなにテンパってたら、息子が小学生になったらもっと書類って増えるんじゃ?と

 

これは、システマチックな書類置き場をちゃんと作らないと。そのうちに絶対なにか忘れる&なくす。

 

と思っていたら、購読しているLineニュースがいろいろ教えてくれました。

 

limia.jp 

書類に悩まされるのはうちだけじゃないらしい。

見えてないと忘れちゃうkazenoyaには、小洒落た収納は不向きかも。

来年度末に向けて、買うなり、作るなりいろいろ考えよう。

 

卵アレルギーの除去食解除が進まず…栄養指導が入った話し。聞いてきたレシピアイデアなど。

ダメ母に見られたような気がしています、kazenoyaです。

 

先日、5歳息子の食物アレルギー受診でした。

ピーナッツの1泊入院での負荷試験の日程を決め、卵アレルギーの除去食解除の進み具合を聞かれました。

 

私「ケーキやパンなら結構量も食べるんですけど(ことしのクリスマスは、始めてイオンで購入した(普通の、卵入りの)キュウレンジャーのクリスマスケーキを2カット食べました)、お料理に混ぜると敏感に分かってしまうようで、ほとんど食べてくれず困っています」

 

先生「それだけ食べられているなら、完全解除も視野ですが…じゃあケーキやパンだけは最低限続けていきましょうね」

 

※前回の受診でハンバーグなどのつなぎに全卵を入れて量を増やしましょうと言われていたので、普段のお料理でチャレンジするも撃沈。それならば、とオムライスにしたり、それを卵黄だけで作ってみたり、チャーハンにしたり、揚げ物の衣にしたりと様々チャレンジするも、どれもすべて同じ結果。卵以外は全く同じ材料・分量で作った肉団子も、卵入りは「もっとおいしく作って」と言われてしまう有様でした。

 

その後、カスタードホイップを食べたので、それを伝えると、マヨネーズもOKということで、さらに食べられるメニューが増えそうです。(アイスはまだダメだそうです。両方同じような抗原性だと思っていましたが、違うんですね)

 

それは喜ばしかったのですが…穏便に済んだはずの受診の後、看護師さんがやって来て

 

「栄養指導の話しは、先生からされましたか?」

 

私「????」栄養指導って?寝耳に水です。先生、なんにも話していませんでした。

 

 

聞くと、卵をどう料理に入れ込んでいくか?レシピアイデアなども聞けるというので、さっそく受けることにしました。

 

栄養士

「お野菜などは食べますか?お魚は?」

「お菓子ばっかりたべてご飯食べない子も多いですが…」

 

うちでは無理に嫌いなモノを食べさせない方針です。

kazenoya.hatenablog.com

kazenoya.hatenablog.com

 

そんな話しも(もちろんオブラートに包んでですよ!)交えつつ、保育園ではほぼ残さず食べていること、近頃は好んで食べる野菜も増えていること、魚は大好きなこと、一番好きなのは炭水化物と肉なこと、おやつより食事が好きなことなどを話しました。

 

栄養士「体格はいいけど、バランスもいいし、ちゃんと食べてますよねぇ」と。

 

そこでハタと気づく、私。

 

完全にダメ母認定されてたよね。なんなら「ちゃんと育児してんのか?」って注意受ける寸前だったよね。気がつかないって…私、ものすごい鈍感。

 

いらんし!栄養指導(怒。

 

って怒る…お年頃でもなく、高齢出産組は、こういう面で大人な対応が出来るようになっている分、若いママよりも有利な気がします。

 

気がつかないふりで聞き続けてきました。

 

元・卵アレルギー児が陥りがちな「卵苦手」

 

卵除去を続けた子に多いというのが「ニオイが無理」って関門だそうです。

特に黄身にニオイがあるようで、息子の場合は白身も食べれるようになっているということで、白身だけでチャレンジする方法を提案されました。

 

あとは「黄色い見た目」。

よくよく考えてみたら、昨日まで「食べちゃいけない」って言われていたものを、いきなり「食べろ」という方が無茶なのかもしれません。

 

卵を食べてもらうレシピアイデア

 

ニオイの問題は、好きなソースなどに混ぜてしまうのがいいと言われました。

 

1.トマトソース

ゆで卵を刻んでパスタソースなどに混ぜる方法を提案されました。トマト味は子どもが好む味なので、案外イケルそうです。

パンやジャガイモにケチャップを塗って、刻んだ卵を乗せてチーズ(うちは乳が大丈夫なので)を乗せて焼くというアイデアも教えていただきました。

 

2.カレー

卵の匂いが苦手な子にはぴったりなようです。カレー自体の香りが強いため、気にならなくなります。息子のようにカレー好きな子どもだと取り入れやすいかもしれません。

 

3.マヨネーズ(マヨドレ)

マヨネーズ自体、サルモネラ菌対策で70度ほどの加熱を行っていることがほとんどで、さらに卵黄のみ使った商品も多いため、マヨネーズは食べられる可能性が高いと言われました。

 

ですが、うちではマヨドレを愛好中。息子も好んでいるため、このままマヨドレを使いたいな、と思っています。

 

このマヨドレを使った、ポテトサラダやマカロニサラダなどの、息子が好むサラダに混ぜ込んでしまったら?と提案されました。これは一番ナチュラルで使えそうかも。

 

いっそ、「そのままレシピ」

 

いろいろやってみたところで、口に違和感を感じているかもしれないし、ここまで除去が続いた(5歳まで!)ことで精神的な要素もある。「食べちゃえば食べれるんだから、いっそ、煮卵とか子ども好きよ?」と。

 

確かに形状的に魅力的だし、うちの男性陣全員ゆで卵好きかも。

 

DNAに組み込まれた好みってあるかもしれないから、一度やってみたいな、と思いました。

 

帰ってさっそくやってみた。

 

まずは「そのままレシピ」を採用。

ゆで卵をそのまま輪切りにして、大好きなマヨネーズ(マヨドレ)を添えて出してみました。

 

白身のみの所を取ってマヨドレをつけて…「パクっ」。

 

って、食べた!

 

 

息子「おいしい」。

 

その後ちょっと「うっ」ってなる様子を見せていて、母の方が不安になる。。。注意して見ていたけれど、なんの症状もなさそうでした。

 

でも、いろいろ聞いてしまう母。

 

「おいしい」も本当か?否か?分かったもんじゃないんです。息子の場合。

 

心中(次、サラダに混ぜたら食べないってこと、ないだろうね〜?食べてくれるのか〜?)という不安顔を息子の前で披露してしまう。。。。

 

これが、息子の不安をあおっているのかな…。

 

やっぱり「ダメ母」かもしれません。

 

※次はサラダか煮卵行ってみよ〜!と張り切っていたのに、昨夜茹でた3つのゆで卵すべて、夜のうちに夫に食べられてしまいました…。また今晩、ゆで卵作りです。。。

 

特性ある子の成長は“アップデート”形式

息子の成長の階段がどんなことになっているのか?一度全容を見てみたい、kazenoyaです。

 

発達障害など、成長に凸凹のあるタイプの子どもは、ある時急にぐんと伸びる時期があるのだと、最近聞きました。

 

うん、ものすごく頷ける。

 

わが息子も、小さい頃からそんな雰囲気がありました。特性故だったのですね。

 

年始の「アップデート」

 

そんな、一気に伸びる時期は、ほんと、文字通り昨日と今日がまるきり変わってしまう事も多いです。家では、その成長ぶりを「アップデート」と読んでいます。まるでOSが変わった?ぐらいの変化を遂げることもあります。

 

例えば…

全然言葉が出ずに発達の遅れを親が心配していたら、ある日いきなり流暢にしゃべりだした、とか、パニックなどの発達障害の問題行動などで困った状態が長く続いていて、特性故と思っていたら、ある日一気に人が変わったみたいに治ってしまった。などです。

 

息子の小さいころのことはいろいろ忘れてしまったことも多いですが、大小のアップデートを繰り返しながら大きくなってきました。

この年始、久しぶりのアップデートがありました。

 

1.耳が天井から戻ってくるように!

 

自分の伝えたい事で頭がいっぱいになって、テンパってしまって何の指示も入らない状態を、息子自身が「お耳が天井に行っちゃった」と表現しているのですが、その耳が天井から戻る確立が格段にアップしました。

フリーズからの再起動がものすごくスムーズになったのです。

 

これまでは

息子の腕を持ったり、目を見たりして「いまお母さんなんてお話しした?」と何度聞いても、分かっているのかどうなのか?判断に困るような反応しか示さなかったのですが…

 

アップデート後は、一度「なんて言ったか聞いてた?」と問えば「あ、そうだった!」とちゃんと答えが返ってきて、すぐに行動に移せるように。集中しすぎているときには「ごめん、聞いてなかった。集中してたから、しょうがないでしょ?」と答えるように(一言多いのは愛嬌として見過ごすべきか)。あまりの変化に私の脳内は「これは誰?」状態です。

 

2.理論立てて諦められる、計画が立てられる

 

これまでだったら、出来なかったことに固執して怒ってしまう場面でも「次はこうしよう」が分かるようになりました。

 

例えば

自分が朝の準備をグダグダしていて遊ぶ時間がなくなった時、今までだったら怒って怒って、最終的に私が妥協して少し時間を取って遊ばしてから保育園に行っていたのが、「明日は早くしよう。早く起こして」と諦められるようになりました。

 

でも、近頃では、私の方でも譲歩の余地があることにも気がつきはじめ、怒らずに「5分だけ。いいでしょ?」などと持ちかけることも出てきました。

 

3.協力することが出来るように

 

2とも関係することかもしれませんが、時間の概念が大分発達してきたのかもしれません。お手伝いなどを協力してやることで、家族の時間の余裕が生まれることに気がつき始めました。

 

早く終わって一緒に遊びたいから、お皿洗いを手伝う。などです。自発的に考えて提案してくるので、驚いています。

これまでは、自分の要求のみをガンガン押していたことを思うと、びっくりです。

 

でもすぐに飽きてしまうのはたまにキズ。

 

4.食べ物もアップデートした

 

見た目で箸を付けないものも多かった息子の好き嫌いですが、最近では「これは息子は食べないだろうな」と思いつつも一応皿に並べたものも、食べる確立が増えました。

この間は、生寿司も始めて食べました。

 

社会性の片鱗を見た気がする

 

社会性と言うにはまだまだでしょうが、これまでの自由人、宇宙人っぷりを考えると、親としては驚きの年始アップデートでした。

 

少しずつ、社会的な「人」としての資質を備え始めてきたように思えて頼もしいです。

 

同級生などと比べてみると、やっぱり息子は、平均から半年ぐらい遅れているのかな?という印象。

3歳前に取った新K式の検査でも数値として出たことですが、このアップデートで更なる確かな手応えになりました。そうそう、息子は半年遅れ。

(語彙は年齢の上を行っているそうですが)

 

定型発達の子は、どんな発達なのでしょう?

 

私は息子しか知らないため、これが当たり前で育ててきました。

 

定型の子は毎日少しずつ言葉や出来る事が増えて、振り返ってみると「え、こんなに成長してた!」みたいな感じなのでしょうか?

 

私はこの「ドン!」のアップデートが楽しいです。(使い勝手が良くなることばかりじゃないのもアップデート的といえば言えるのですが)

 

年明けアップデートでの不具合と言えば、ちょっとずるくなったり、嘘をついてみようとしたり、後はクチゴタエが増えたことでしょうか。

 

しばらくはアップデート後の息子との会話を楽しみたいと思います。