6歳、入学目前なのに文字に興味を持ってくれません

タイトル通り、困っています。kazenoyaです。

 

いや、事実はちょっと違うかも。興味を持ってくれないんじゃなくて、苦手意識なのかもしれません。

 

ゲームやテレビなどのテロップを「読んで」と言われることがあるので。

 

もし、本当に苦手意識を感じているならLDかもしれません。

でも文字と認識して「読んで」と言っているのならLDではないのかも?

 

はて、どうしたもんでしょう。

 

 

「文字が苦手」 「集中できずに覚えられない」

 

ADHDの特性として、そもそも、文字が得意ではないということがあるそうです。

例えば、書くときに上手に手の動きを制御できずにはみ出してしまうとか。

 

そういえば、なぞって書く練習帳みたいなものも、絶対に家ではやりません。買ってはあるし、何度も誘ってはみているのですが…。

 

保育園ではやっているみたいで、持ち帰りの工作の中には息子の文字が書かれているものもあって、それを見ては「出来るんじゃん!」と思ってしまいます。

f:id:kazenoya:20190204132748j:plain

かなり不器用そうな文字ではありますが…

 

息子は、多動気味で元気の有り余るタイプなのでそうは見てもらえませんが、案外繊細で打たれ弱く、結構「コソ練」タイプです。歩く練習も保育園ではせず、1週間ほど家でコソ練して、園で披露したので、6年保育にもかかわらず、育児の決定的瞬間を見逃すことは皆無でした。

 

ひたすらソファーに登っては降りてをコソ練していた姿も、微笑ましく思い出します。

 

だから、「こっそりチャレンジしてはみたものの上手に書けなかったので興味のないふりをしている」、は、案外あり得る仮説です。

 

あとは、発達のかかりつけ医には

「脳内がいろいろ雑多すぎて集中できていないだけの可能性」を言われています。

投薬で落ち着いた後、文字に対する症状が残れば、初めてLDを疑うのだそうです。

 

 絵面として覚えるのは得意そうなのに…

 

なんとか読めるのは、下の名前のひらがな三文字。これだけは覚えるのが早かったです。その頃がちょうど文字に興味を持ち始めた時期だと思います。

  

チャンス!と思い、ひらがな積み木やお風呂のひらがなポスター、スマホのひらがなゲーム、言葉遊び絵本、幼児向けドリルまで、いろいろやってみたけど全くだめでした。

 

少しでも強めに勧めるだけで、イラっとされるので、あまり無理強いもできません。遊び要素でつると、持ち前の「自分ルール」に引きずり込み、もはや文字遊びですらない遊びに変換しようとするので、こちらが疲弊します。

 

でも、たまたまコマーシャルで見かけたキャラクターを覚えて、DVDの表紙を見て一字一句間違えずに長いタイトルを読み上げて(?)みたりと、ある種の記憶力は大人を驚かせるものがあります。

一番最初に読み上げたのは「ロラックスおじさんの秘密の種」でした。

棚の前でDVDを手にして「ロラックスおじさんの…」と言い始めた時は、マジで「タイトル読んでる!?」とびっくりしました。が、このスキルは文字とはまったく関係がないと、後に知ることになるんですよね(笑)

 

でも、だから、絵面を覚えるのは上手そうなのに…とついつい思ってしまいます。特性と割り切ってじっくり待ってあげなきゃいけないと、頭ではわかっているのですが…。

 

 

7歳までは、夢の中?

 

シュタイナー教育では「7歳までは夢の中で」というのがあるらしいです。

 

うちではシュタイナー教育は実施していないし、基本理論さえ知りません。

この「7歳までは〜」という情報は、独身時代に聞きかじっただけで、思い違いをしている可能性もあります。

 

が、〝夢の中〟だけを真に受けるなら、息子ほど夢の中にいる6歳児はほかにはいない。

 

息子にとって雨は「お空や地球が泣いている」んだし、「物にも命があるんだよ」としぼんだ風船も捨てられないのです。いつも一緒に寝ているぬいぐるみが、違う場所にあると「どうしてここに?」と物語を作り始める、というファンタジーっぷり。

 

ゲームもDVDも好きだけど、もっと好きなのは「おててごほん」と「おててあおむし」という3年間を過ごしました。そろそろ卒業かな?

(おててごほんは物語を作ること、あててあおむしは私の人差し指を青虫に見立ててあそぶこと、です)

 

そんな6歳児だから、もう少し夢の中で。

文字を覚えたり、教育を始めるのは本当に小学校に上がってからでもいいのかも。

 

 そんな気持ちもあり、「本人も興味を持たないんだし」とか、「支援級だし、入学後にちゃんと個々に見てもらえるんじゃ?」とか、かなり他力本願にのんびり構えてきたのです。

 

「児童調査票」の学校への要望欄に…!

 

そんなのんびり母の元へ届いたのが地元教育委員会からの来入児のための「児童調査票記入のお願い」でした。

 

学校への要望欄の記入例に…

 

「自分の名前の読み書き」が、記載されていて。気になる点は何でもできるだけ詳しく書き入れろ、と注意書きがあります。

 

やっぱりこの時点で自分の名前の読み書きができないことは、気にしなきゃいけないことだったらしいと、やっとエンジンがかかるkazenoya。

 

A4サイズにでかでかと1文字ずつプリントアウトしてなぞらせてみたりと、最後の悪あがきを始めました。

 

まぁ、無理だよね(笑)。