ディスレクシア・読み書き障害を疑う|幼児期の特性もあるみたい

ADHDだろうとLDだろうと息子は息子です、kazenoyaです。

 

こんなサイトを見つけて、息子の特徴、自分の子どもの頃の記憶にあてはめて、ディスレクシア(LD・学習障害)の特徴とあまりにもぴったりなので、目からウロコが落ちまくっています。

 

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/dyslexia/adfs/index.html

 

日本障害者リハビリテーション協会というところのサイトのようです。

 

思い返せば、自閉症を疑った乳児期、ADHDを疑った幼児期。学童期に入ってLDを疑うようになりました。診断がつくまでに、母の脳内にいろいろな知識が蓄積していきます。

 

就学以降より前に兆候のあるディスレクシアの特徴

 

文字の読み書きや計算の理解に障害が出るので、多くは就学以降、2〜3年生時に親が不安に思い始め、高学年・中学生になって診断されることが多いようです。

大人になるまで気付かれないことも多いそう。

 

知的には問題がなくとも、文字や読み書きが難しいために、自分や周囲が「勉強の出来ない子」と認識します。

 

LDというと、幼児期に診断されることは少ないという情報から、発達障害的な特徴はないものだと決めつけていましたが、そうでもなさそうです。

 

このサイトに書かれていた就学前の特徴で息子に当てはまるもの

 

・話を読んでもらうのは好きだが、文字や単語には興味を示さない。

・注意散漫だとよく叱られる。

・上手に服を着たり、靴を左右間違えずに履くことがいつも大変。

話し言葉の発達が遅い

 

7項目中4つがドンピシャ。あとは、「球を捕ったり、蹴ったり、投げたりや、跳んだり跳ねたりが下手」という項目中の後半部分。「跳んだり跳ねたり」はとても不器用で、保育園の運動会でのサーキット競技などで笑いをこらえるのに苦労した記憶があります。「単純なリズムで拍手する」の項目も、あまり確かめたことはないけれど、苦手だろうなぁと思います。

 

自分の小学生時代とLD(学習障害)の兆候

 

・方向音痴で左右がごっちゃになる

(今もです!ヤバい感じの方向音痴(笑。)

・表出性言語と受容性言語の違い

(これは息子にも感じることが多々あります)

・短期記憶の限界。例えば、九九、アルファベットまたは教室での指示を覚えるのが苦手。

(九九の暗証が苦手でした)

・行を省略する、または、同じ行を繰り返す

・テキストで読んでいる場所が分からなくなる

・自分が読んだことを理解するのが困難

(これも今もです)

 

11項目中6項目。海外の人の事例が多いようで、綴りなどの問題は英語のため、判断に迷います。ただ、私はカタカナの読み間違えは子どもの頃は特に多かったと記憶しています。

 

あと、

・作品が汚い

の項目は、息子のお絵かきは他の子と比べて白ままの部分がものすごく汚れています。

 

私は、 

今はこうしてパソコンで文を書いていますが、小学生の頃は「作文」がとても苦手でした。脳内をどうまとめて文章にしていいのか分からず、「私は、」とだけ書いた原稿用紙を、最前列に移動させられた机にのせたまま、下校時まで困惑し続けているような子どもでした。

 

漢字も覚えるのに苦労し、疑問の「疑」などを覚えるときに「ヒ」「矢」「マ」「定」などと音にして脳内で読み上げながら覚えた記憶があります。

うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)

うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)

 

 この本の中に同じようなエピソードがあるようなので、一度読んでみたいと思います。

 

もうひとつ読み書きではないですが、算数で。

 

私は算数がとても苦手で、小学1年生1学期にもらった人生初の通知表を母親に「算数と相性が悪いみたい」と悪びれた様子もなく渡したとは、40年近く伝説のように言われ続けている事実です笑。

 

1年生6月現在の息子の文字に対する様子 

 

まず、文字に興味が薄いように見えます。

 

学校では意欲的に授業に参加し、学ぼうとする姿勢は標準以上と支援級の先生には言われています。が、毎日ひらがなの宿題プリントを一緒にやっていて、そのときは「これは『に』だよ」と分かったように見えても、実際にチラシなどの文字を1文字さして(大きいもの、周囲を隠したりしても)正解率は1%未満です。

 

まったく、覚えない訳ではないけれど、すぐに忘れてしまうようです。

 

・短期記憶の限界

 

というヤツでしょうか。

 

私も、子どもの頃はとっさにひらがなやカタカナの形が思い浮かばなくなる瞬間がありました。当時は当たり前のの事かと思っていましたが、どうやら違うのかもしれません。

 

読み書き出来ない大人はいない。

 

知り合いの先輩ママさんにに相談に乗ってもらっていたら、こう励まされました。

私自身も、ゆっくりと発達し、文章が書けるようになりました。

(紙に書くのは今でも苦手です)

 

発達性読み書き障害の人も、時間がかかるだけで、まったく読めないとかまったく書けないという訳ではなさそうです。

 

今はタブレットやAIなど便利なものもたくさんあります。

 

ADHDと診断されるのか?LDと診断されるのか?もしLDならば低学年での診断は難しいでしょうから、おうように構えて、息子の成長を楽しみに過ごすことにします。

 

診断名が変わったところで、目の前にいる息子自体は何一つ変わるわけじゃないのですから、焦る必要もないですよね。今はやれることを一つずつやるだけです。

 

音で記憶するのか?画像で記憶するのか?

 

私が「ヒ」「矢」「マ」「定」と音で記憶したのは、私がラジオタイプの認知特性が強いからです。

 

カメラアイという、見て覚えるタイプもいます。

 

息子はどっちでしょう?

 

結局、ディスレクシア発達障害の1つなので、治るものではなく、一生付き合っていくもの。トレーニングでは、その子その子の認知特性に合わせた方法で、少しずつ読み書きを上達させていきます。

 

息子の認知特性は、視覚優位なのか?聴覚優位なのか?

息子にあったトレーニングを早期から開始できるよう、見極めて行きたいと思います。