また、アップデートが来ておる。一斉連絡に反応する息子に驚き。
「凸凹のある子の成長はアップデート方式」に日々納得が深まります、kazenoyaです。
先日、地区のお祭りで子ども神輿がありました。
地区保護者会主催なので、兄弟がおらず1年生の息子は今年が初参加です。
「ちゃんと参加してる!」「ちゃんと聞いてる!」
驚きの連続でした。小学生って…小学生なんだね。
みっちり2時間、歩けたじゃないか!
感動しているので、文体がテンション高めです。スミマセン。
どのぐらい歩くのか?どんな祭りなのかまったく分からず、予備知識もないまま参加しました。まぁ「歩けなかったら、途中で失礼して棄権しても許されるよね」ぐらいの軽い気持ちでした。
息子は支援級だし、近所の催しなので、みんな分かってくれます。地区内に息子のリハを担当してくれていた作業療法士さんもいるし。
ですが、みっちり2時間、私のところにすら戻ってこず、しっかり先頭でロープを引いていた息子。
休憩時間に世話を焼こうとしたら、あまりに素っ気ない態度で、驚く母。
特性を感じる行動としては、最後の最後に、神社まで帰る最中に少し手足がバタバタしてたぐらいです。
あ…あと、休憩中に走り回ってジュースをもらい損ねそうになっていたような。これはまぁ、ご愛敬(笑。
遠くから声をかけたら一度で気がつき「いらない!お茶ある」と。一度で気がつくのがスゴイ!と感動する親馬鹿。ジュースは代わりに私がおいしくいただきました(笑。
一斉連絡を聞いているだと!?
保護者会事業なので、終了後に事務的な連絡事項がいくつかありました。
2時間歩いた後なので、私ですらポヤっとしていました。
信州あるあるな夏の親子イベント「魚つかみ」についての連絡でした。
私の斜め前で聞いていた息子がポソっと「参加したい」と。
(「行きたい!」じゃなくて「参加したい」というのが息子らしい)
聞いていたことにまず驚き、声の抑制が出来ていることに重ねて驚いた!
周りが見えている!?こんなことは今までないことです。
そういえば…
トイレ休憩で最後になってしまい、御神輿を追いかけていた時も、自分が追いかけているのが女子用の神輿なんじゃないか?といったん立ち止まり、確認する行動が見られました。
自分の思いだけで突っ走っていた去年がウソのよう。
あまりに興奮して夫に報告したら
「学校でいろいろ痛い目見てるんだよ、ねぇ」と息子に向かって一言。華麗に無視されていましたが、そういうことなんだろうな。
学童になるってことは、そういうことです。
もう、事細かく面倒見てくれる保育士がすっとそばにいてくれる訳ではない。
こうしていろいろ痛い思いをして成長していくのだと思うと、ちょっとかわいそうになりました。
アップデート形式の成長は、ほんと興味深い
他の子の成長の仕方をしらないのでなんとも言えないのですが、凸凹っ子の成長は、伸び悩み時期と一気に成長する時期があると聞いたことがあります。
うちでは「アップデート」と読んでいます。
伸び悩む時期は長いし、困難感も強いけど、そこから一気に抜け出した感のある瞬間があるのです。「あ、不具合解消した」的な。まぁ、別の不具合が来るんですけどね。
さらに息子は、定期的に「キャラ変」もしています。
保育園の時は、毎年違うキャラでした。
年少…
世界を守るヒーローでした。特性は抑えめ。母に優しいナイトの側面もありました。
年中…
特性が爆発した時期。完全にADHDを疑い始めたのがこの頃です。コミュニケーションが一方的すぎて、なのにガタイが少年なので、いつも「何この変な子」目線で見られていました。
日帰り温泉などで、丸裸の状態なのに、自分と同じぐらい(と息子が勝手に思っている小3ぐらいの)の女子に自己紹介をしながら『友達になって』と近づいていくようなところがありました。目が離せない時期でした。
年長…
博士キャラ。宇宙の不思議や人体の不思議など自分の興味について、一方的に話すことが常習化しました。ですが、お店の人に聞くなどの、社会的なコミュニケーションなら、普通に取れるようになりました。
アップデートとキャラ変が一度に来てる感
今回は、どうもキャラ編も来ているような気がしています。時期的にも。
さて、次なる息子はどんなキャラでしょう?
楽しみで、愛しくて、しょうがありません。